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回答プロ:夫婦問題カウンセラー 村越 真里子
ご相談者:30代/女性
現在、離婚を考えており40歳の夫と別居して8か月になります。
自分は33歳です。中学一年生と小学4年生の子供もいます。
別居に至った理由は夫が結婚してから何度も職を変えることです。
理由は毎回精神的に苦痛だ、体がきつい等です。
他にも色々ありますが・・・
別居する前に夫が仕事を辞めた理由は適応障害になったことです。
確かに病気かもしれません、でもストレスがないときは普通に元気なのでこっちが参ってしまいます。
その仕事を辞める少し前に家も買いました。
そのため、傷病手当は入っていましたがそれでは生活していけず
私は元々していた平日の仕事の他に土日もバイトを始めました。
そのころは心配をかけたくないということもあり双方の両親には仕事を辞めたことも
私がバイトをしていることも隠していました。
でもそろそろ限界なので彼の両親に話すように願いしたのですが
話してもらえず、私がバイトに出たのを見計らったかのように両親に連絡をして
遊びに連れて行ってもらったり、ご飯を食べに連れて行ってもらうようになっていったのです。
私は土日も朝起きてからバイトに行くまで座る暇もなく15時から23時までのバイトだったので
朝昼夜3食作ってバイトへ。所がある日私が用意した夜ご飯が
そのまま残っていた時があり彼に事情を聴くと、ご飯は自分の両親と
外で食べた、私がその場にいない理由は友達と遊びに行ったことにしたというのです。
私はカチンと来てもう一度自分の両親に今仕事をしていないこと、私がそのためにバイトをしていることを
話すようにお願いしました。
でも次の週また同じようなとこがあり、今度は私は家に居ることにしたと言うのです。
もう一つは、私も仕事と育児と家事とバイトでいっぱいいっぱいになりキツイと言ったら
「だったらもっと割のいい仕事をして自分を助ければいいだろ」と言われました。
私も自分の両親に彼が仕事をまた辞めたこと、そのため自分が
バイトもしていること、仕事を辞めてから一年位経っていることを話しました。
話しながら号泣してしまい、父が家に来いと言ってくれたのでそれまで張りつめていた
気持ちが一気に崩れて、彼に内緒で子供を連れて家を出てしまったのです。
そのころ、下の子もすごくパパに反抗的で毎日喧嘩をしては大泣きして
こんなお父さん嫌だ、早く離婚して、違う人が良かったなどと言っていたので
(そのころは、私の口からは離婚する等とは言っていないのに)
喜んでついて来てくれました。上の子は複雑そうでしたが・・・
その後2~3回自分が悪かったというメールが来ましたが
受け入れる気持ちがなく拒否していたら今度は何でもお前が悪い、子供の気持ちを考えろ
一度だけ両親を交えて話し合いをした時も、嘘ばかり並べて私を悪女に
つるし上げる内容でした。
そしてこの頃は下の子が持っている携帯に頻繁に連絡を取って私に内緒で会っていました。
別居してからというものお金はずっともらってなくて、上の子の中学入学のために10万円
渡して来ただけでした。8か月間でそれだけです。
それなのに平気で実家に子供を迎えに来たり、卒業式や入学式、参観日も父親なんだから
当然だと言って参加します。
離婚には同意しないし、お金は払わないし、子供はいいように連れ出すので困っています。
かといって私に戻って来てとも言いません。
このままでは、自分が居なくなれば良いのかもと思います。
私が勝手なのでしょうか?
30代/女性 | 日付:2011年4月15日(金) 23:09 JST | 閲覧件数: 1,366
離婚は損得では考える訳ではありませんが、このままでは不利である事は明白です。今から述べる事は、ご主人を擁護しての意見ではありませんし、りょくさんを責めているのでもありませんが
現状を表現する時に、どうしてもりょくさんに駄目出しをしているようにイメージされ、どうか凹む事だけはおやめ下さいね。
結婚後、何度も転職されるご主人が頼れるか、どうかと言うと、そうではない事は誰でも判ります。
そんな時にりょくさんが舵取りをしてこなければならなかった、御苦労はお察しします。
そういう土壌があって、現状を向かえているといるとしたら、ご主人は自分の頼りなさを棚にあげてりょくさんを自分勝手という位置づけに置くかもしれません。
例えば、家を買った事、ひとつにしてもそうでしょう。
りょくさんは、不安定な転職を繰り返すご主人には、余計に危険性を感じ、家という安定材料を手に入れようという方向性になったのではないでしょうか?
そうなるとどうしても舵取りをしてきたりょくさんの立場上、色々な決めごとをしてきて、家庭の中でもイニシアティブを取らざるを得なかったりょくさんが、家を欲しがったという事になると思うのです。
つまり家と言う物は夫婦がお互いに、目的意識を持ち、二人で貯金をし、手に入れる物ですが、ご主人は
一生ローンを抱えて行こうという覚悟はない人だと思うのです。
ただ自分のこれまでの事を考えると妻が望むのなら、反対する立場ではない事もあり、購入に重い腰をあげたと言う程度で、ご主人が望んだ家ではないと思うのです。
そうなれば、りょくさんが欲しがったものだから、りょくさんが責任をもってローンを払えばいいや、というくらいの気持ちで家の購入を承諾したと言う事でしょうか?
逆に、財産と言う事でご主人も積極的に家を欲しがったとしたら、またそれは別の意味で無責任ですね。
そういう事で、基本的に無責任ですから、今、招いている現状は自分の責任とは感じないでしょう。
ですので、このままで離婚を考えた時に、ご主人は自分のこれまでの足跡は棚にあげて、
「子供を連れて勝手に家を出て行った妻」という考えなのだろうと思います。
なので、自分勝手なリズムで子供に会いに行こうが、父親参観日にご主人が参加しようが、それは「妻が勝手に家を出て行ったから、自分から会いに来た」という理由、他ならないのです。
大変厳しい言い方ですが、家族が一緒に暮らしていた時にすら、助け合えなかった人間同士が、別々に暮らし合った途端に、相手の事を思って・・・・と言う事は出来ないのです。
自分勝手な人は、妻が出て行ったとしても、自分の事しか考えません。
だから、自分の親に甘えて、自分だけは快適に過ごす事を考えるのです。
転職を繰り返すのも義両親と楽しく過ごし、妻を悪者にするのも、根底にはこ自分勝手という性格が全部関係していると言えるのです。
だからその自分勝手さに嫌気がさして、りょくさんが家を出たのであれば、今のご主人の勝手さを嘆いても仕方がありません。ご主人は一人になって、ますます自分勝手に振る舞える環境を手にいれたのですから
今の現状は、ある意味りょくさんが家を出た事で、増長したと言えるのです。
ではこの別居が無駄であったかと言うと、そうではなく、離婚を考えるのであれば、顔を見合わせ感情的なな話にならなくて済むというメリットはあります。
なので、今ご主人が義両親に何を言おうが、それは二人にとってあまり関係はありません。
それなのに、なぜかしら、お互いの両親にどう思われるか?どう説明するかがりょくさんの重大事項になっています。
これは何なのでしょう?
夫婦がこれからも一緒に生活して行こうと思うならば、義両親に嫌な事を吹き込まれたくないでしょうけれど
これから離婚をすると決意したなら、お互いの親に何と思われたって、あまり関係はありません。
そういう事で、ここはひとつ、夫婦だけの単位で物事を考えるようにしましょう。でなかれば色んな立場の人が色々言いだすと、めちゃくちゃになりますから。
そこで、「私が勝手なのでしょうか?」と有りますが、そうとは思いません。
しかし、今後離婚の話し合いに入って行くと、必ず財産分与の問題が出てきます。
そうなると、家のローンという負の財産への責任も出てきますので、ここは覚悟をしておいた方が良さそうです。何故なら、ここでりょくさんの考え癖の特徴を感じます。
不安定な転職を繰り返すご主人に、普通は家は怖くて買えない物です。
それでも、購入した事はそれなりの覚悟が要りますので、離婚に際し、この責任をご主人に突きつけたとしても、本来押し切ったようなイメージがあるので、ご主人はこの責任からは逃げるかもしれません。
そういう意味で、家賃も馬鹿にならないご時勢ですから家を欲しかった事も判りますし、子供さんも成長され手狭にもなって来られた事は判ります。
しかし、そもそも転職するご主人を抱え、家を買った事は大きなギャンブルだったという事を理解してほしいのです。
つまり、りょくさんの考え方の傾向として苦労をしているのに、逆に希望的観測で物を考える為、逆に怖い賭けをしてしまっている事を判って欲しいのです。
離婚の話は、お金の話。
今後は養育費や財産分与や家のローン。
離婚の事を考えた時に、その殆どがお金の話になります。
そんな時、人は自分が少しでも「分」が良くなる為に、嘘は一杯付きます。
そんな場面は嫌と言うほど見てきました。
そこになって、嘘をつくとか、親にこんな風に言った、とかの時点でいちいち目くじらを立てないでほしいのです。
夫婦が一緒に暮らしていて助け合えなかった人が、離婚と言う話になった時に、相手の事を思いやる発言などはしないのです。
ここを、何故こんな事を言うのか、何故苦労している妻の事を悪く言うのかと、嘆かないので欲しいのです。
離婚とはそんなものです。
夫婦で一緒に暮らしていて、意見や考え方が合わない二人が離婚を考える時に、仲良く意見が合うはずがない・・・・・この事を頭においてほしいのです。
人は対立する事には、ずるい事も言います。卑怯な自己弁護もします。
そういう事が離婚の定則です。
相手がひどい事をしないという希望的観測で行けば、戦は負けます。
ここを覚悟しておいてほしいのです。
ここを勝ち抜くには、戦術と戦略が必要です。
是非とも、この離婚を成就させたいのであれば、敵?(失礼!)の特性を知ってこうした作戦を冷静に立てて行く必要があります。
ここには御力を貸す準備は有りますよ。
必要と感じられたら、。「非公開相談」に切り替えて、パーソナルな作戦を立てましょう。
************* 非公開相談への手順 **************
非公開相談の申し込みは、直接下記のメールアドレスにお申し込み下さい。
info@rikonsoudan.org
ちなみに非公開相談は有料になっております。3種類あります。
お申し込みの際は「非公開相談希望 (例;電話相談)」と書いて、メールをお送り下さい。
★面談相談と電話相談は日時の予約が必要ですので、2~3候補日時を、お書き下さい・
★メール相談は 下記口座に振り込み後「振り込み完了」のメールの送って下さい。
★尚、その場合、「振り込み完了」のメールにお悩みの内容もお書き下さい。
その後当方より入金確認後、回答を送らせて頂きます。
料金 備考
面談相談 30分 5250円 30分から~30分以降は15づつカウント、当日支払い
電話相談 30分 5250円 30分から~30分以降は15づつカウント、後日振り込み
メール相談 3往復 5250円 事前振込み、メールで連絡下さい。3往復は10日以内
お振込口座 郵貯銀行 普通口座 14180-94982671
口座名義 トクテイヒエイリカツドウホウジ
回答日時:2011年4月16日(土) 09:50 JSTお礼のコメントを書く
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