男性恐怖症で結婚へと気持ちが向きません。

ご相談者：30代/女性

はじめまして。今年で３８歳になる独身女性です。お恥ずかしい話ですが、この年齢になるまで恋愛感情を持ったことがありません。
友人、仕事仲間としては男性とつきあえても、恋愛や結婚が絡んだ関係になると身内から嫌悪感に似たようなものが湧き出てきてしまうのです。ぞっとしてしまいます。
何事も経験だから、と男性とお付き合いしたことはあるんですが、どうしても心が許せずに自然消滅、または相手が「君はよくわからない」と離れて行ってしまいました。

おそらく、昔の経験から男性恐怖症（？）になっているのかもしれません…。

まず、父親がよく母に対して暴言、暴力をふるう人でした。外では穏やかないい人、と人気者なのに家のなかではころりと変わって、このままでは母が殺されてしまうのでは、と思ったこともあります。

つぎに幼稚園の頃、近所の男性にいたずらされました。「この事は誰にも言ってはいけない」と言われたので告白するのは今回が初めてです。下着を脱がされて下半身を触られていました。相手の性器を握らされたこともあります。
彼は今は結婚し、良き夫良き父親となっています。私も過去のことは忘れてしまおうと思っていたのですが、２０代の頃、近所の寄り合いで再会した酔った彼に「●ちゃんの最初の男は僕なんだよ」と耳元で囁かれて、頭がかーっとなりあやうく暴力を振るうところでした。

高校生の頃は、一人の男子に容姿や服装のことで聞こえよがしに悪口を言われました。私の顔をひどくデフォルメしたイラストを教室にはられたりもしました。助けてくれる友人もいたので、気にしない振りをしていると今度は机にゴミを入れられるようになりました。一番つらかったのは体育祭のフォークダンスの時で、彼と彼の取り巻き達が私と手をつなぐのを拒否し、皆が踊っているなか一人でぐるぐると歩き続けるしかありませんでした。私はそんなに汚い顔をしているのか、とそれ以来コンプレックスとなりました。

就職すると入社して二日目に既婚者の上司からいきなり彼が家とは別に借りているというマンションの鍵を渡されて関係を結んで欲しいと言われました。
その場は冗談として受け流したのですが、その後も飲み会などの席で酔った彼に押し倒されたり、人目のつかないところで体に触られたりしました。他の男性社員に対して色目を使っているなどと陰口を言われたこともあります。ある時、ブラウスのなかに手を入れられて我慢しきれずに空のペットボトルで相手を殴って逃げてしまいました。


以上の経験から、私にとって男性は非常に怖い存在になってしまっているようなのです。
お見合い相手に交際を申し込まれても「表では優しくても裏では暴力をふるうのでは？馬鹿にされるのでは？」と信じられず、また、少しでも触られると頭のなかにコマ送りで近所の男性や上司、過去に会った痴漢の顔が浮かんでぞっとしてしまいます。


頭のなかでは「世の中そんな男性ばかりではない」「同じような経験をした女性は多いがちゃんと彼女達は乗り越え、幸せな結婚をしている」とわかっているのですが、どうしても体が反射的に逃げてしまいます。
逆に３０代になって「もう男性にそういう対象にされることもない」とどこか安心してしまっています。
自分が子供を産むと想像しただけで気持ち悪くなります。
もし、夫とけんかをした時、ひどい暴力を振るってしまうのではないかと自分が恐ろしいです。
先日、父親から「もういいかげん結婚して孫の顔を見せてくれ。」と言われた時、あやうく「貴方のせいだろう！」と叫びたくなりました。想像のなかで思い切り父を殴っていました。


子供の頃ならばともかく、とっくに成人した今、こういう被害妄想じみた思考から脱出したいのです。
どうしたら、男性に対する恐怖や、嫌悪から抜け出し結婚へポジティブになれるのでしょうか。

まとまりのない文章で申し訳ありません。よろしければアドバイスをお願いいたします。

30代/女性 | 日付：2010年4月16日(金) 03:03 JST | 閲覧件数: 7,497