相談&回答

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孤独です。

ご相談者:40代/女性

鬱病になり、休職中、パートナーと出会い結婚しました。(病気であることは結婚前に伝え、パートナーは主治医にも面会しました。)回復しかけていましたので「治るから大丈夫」と言って結婚しました。通勤距離や職場でのストレスからまた治っても再発病するかもしれない、パートナーは自分の稼ぎだけでやっていけるから、私は働かなくとも大丈夫(不景気もあり、最近は働いて欲しいと内心思っているようです)という事で、退職してしまいました(後でとても後悔しました)。
大きな問題点は家でした。彼はマンションを購入したばかりでした。ですが、そのマンションでは特に騒音が気になり(他にも不満がありました)、相談した結果、別に家を構えることにしました。パートナーは郊外に住み、私は都心に住んでいましたので、家を探すにしても私は移動時間もかかるし、全く知らない地域でしたので、私にとって一番気になるパートナーの通勤時間と家の周りの自然環境のみ最優先して探しました。人生で一番大きな買い物で私にとって小さなころからの夢のマイホームでした。不勉強でもっと時間をかけて決めるべきであったと思います。
転居して随分たちますが、未だに新しい環境に馴染めずにいます。友達もできません。近くの市民センターに行ったり、サークルに入ったり色々試してみましたが、できません。一日、パートナーと数時間一緒に居て、他の誰とも話さない日ばかりです。パートナーは疲れると口数が本当に少ないですから、誰ともしゃべらないと言ってもよい位です。
新しい環境や他人との生活が大きなストレスとなり入院もしました。自殺も試みました。
身体が少し楽になって来た時にパートにも出てみました。返って鬱状態が悪くなりました。今、仕事はしていません。
今の主治医から鬱は治らないと言われています。結婚する時には治ると言ったのですから、詐欺みたいに感じます。
ストレスをできるだけ少なくすると鬱が楽になると言われています。私の最大のストレスはこの家です。
パートナーは以前住んでいた町が好きで近いのでよく行きます。私も結婚前に暮らしていた町が好きですし、戻れるなら戻りたいです。辛かったのはパートナーが前の町は自分と相性がとても良いと言うことです。それならば、その町に限定して家を探せば良かったのに、ほとんどアドバイスも希望もなく(仕事が忙しいこともありました)未知の場所で私に家探しをさせたこと、今になってそのようなことを口にすることに怒りを感じました。
冬場は風呂場が寒くお風呂に入ることがなかなか出来ません。また、パートナーは残業が多く私がお風呂に入りたい・眠りたい時間近くに帰宅します。お風呂も続けて入れないので沸かしなおしになるし、自分が働いていないので光熱費とかお風呂の残り湯が暖かい内に洗濯したいとか、とても気になります。鬱に良くないのはお風呂に入れないと外出が余計に億劫になることです。
家計簿は試みましたが出来ていません。月々決まった金額だけが渡されます。残りのお金がどのようになっているのか分かりません。残業代は全て自分のものだと言われたときにはびっくりし過ぎて何も言えませんでした。また、都心で習い事を毎週し、多額の月謝と交通費・雑費にも驚きましたし、知らない町に一人残されることがとても辛かったです。話をしましたら、習い事は止めました。習い事を持つことは良いことだと思います。ですが、やはり一人の生活の時と経済面が大きく変わったということが分かっていないように思えて将来が心配です。習い事も近くで出来ないことではないのです。
話を戻して、お風呂場のリフォームを考えたのですが、高額になり、これならば転居した方が色々な面でよいのではないかと思うようになりました。
パートナーの収入を考え、家事も出来ず何のために生きているのか分からない生活を続けるのが良いのか、思い切って小さいけれど気に入る物件を探して転居するのが良いのでしょうか?多額のお金がかかるので結論が出ません。また、私の中では通勤1時間は当たり前ですがパートナーは嫌だと言います。忙しい事が分かっているので無理も言えません。家事などは私の体調の悪いときには積極的にやってくれますが、正直それがまた私のストレス(働いてきた人にご飯を作らせる…)になっています。
他の先生のコメントに人の愛情が一番心を癒してくれるとありました。私もそうだと思います。人の温もりが欲しい、私の話を聞いてくれる人、私に話をすることで楽になると思ってくれる人が欲しいです。今の環境では気持ちが落ち込むばかりで外に向かいません。まだ、我慢をして気持ちが前向きになるのを待てばよいのでしょうか?
どうすればこの場所で友人ができるのでしょうか?
長くなりましたが、宜しくお願いいたします。

40代/女性 | 日付:2010年2月25日(木) 17:08 JST | 閲覧件数: 3,399

ご自身の体勢を立て直してから、もう一度同じところを見渡してみてください。

心理カウンセラー 大塚 悦子

こんにちは。ご相談のメールから、鬱々とした毎日の生活が伝わってきました。
嫌な環境でのストレスの溜まる生活、心の通い合う友人が欲しいという思い、
どうすればあなたが笑顔で過ごせるようになるのか、真剣に考えました。
どうかこのひと時だけは、私を友人だと思って耳を傾けてみてください。

どんな劣悪な環境で生きていても、心は満たされていて幸せな人がいます。
逆に、どんなに恵まれた環境で生きていても、心が満たされず
幸せでない人がいます。
両者の違いは何なんでしょう?
他の先生からの回答にあった‘人からの愛情の有無’それもあると思います。
でも周りがいくら愛情を注いでも、受け入れない人もいる。
重要なのは、本人の 物事に対する、人に対する受け止め方ではないかと思うのです。
何を受け止めるにも、まずは自分の立つ体勢が大切です。不安定な体勢では上手に受け止められません。
ご相談のメールを拝読していて、あなたはこの体勢をちょっと崩してしまったまま、
元の体勢に戻れないで色々な物(人)を上手く受け止められずに苦しんでいるように思えました。
やっと手に入れた夢のマイホームで、冬場は寒いのが玉に瑕なお風呂場と付き合いながら、パートナーや地域の方々と心穏やかに暮らすことは果たして本当に出来ないことでしょうか。
転居する前に、リフォームする前に、
まずはご自身の体勢をキュッと1回立て直して、改めて周りを見渡してみませんか。
その上でお風呂場は、市民センターは、地域のサークルはあなたにどう映るか。
今とはまた違った見え方をするかもしれません。
鬱病を患って通院していらっしゃるとのことですが、お医者さまからの診断に
怒りともとれる悲しみを覚えていらっしゃるようです。
「治る」「治らない」の診断の前に、
カウンセリングルームで心の通った会話をする時間を得るという提案がひとつと
自身の体勢を見直すために、私達の勉強会をお薦めしたいと思います。
‘心の状態・心の状態の問題’を学び、共に学ぶ人達と気づきを分かち合うことで
何か前進することが出来るのではないかと思いました。
プロフィールの欄のHPをご覧になってみてください。
もし、可能性を感じるようでしたらご連絡下さい。お電話でのカウンセリングは行っていませんが、事務局がカウンセリングについて、勉強会について詳しく説明します。

今の環境が‘そんなに悪くないかも・・・’とお友達に言える日が来ることを願って。

回答日時:2010年3月 5日(金) 01:26 JSTお礼のコメントを書く

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