相談&回答

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理解できません。

ご相談者:50代/男性

はじめまして、トールと申します。

ご意見宜しくお願いいたします。

現在の状況を説明いたします。
嫁と私の二人で持ち家で生活しております。
今年の二月に勤めていた会社を解雇になり、現在の収入は私の五月から勤め始めたパートのみです。
家のローンが重くのしかかり今の収入では足りません。
そこで、嫁に助けてくれるよう何度か頼んでは見たのですが不足分を埋めるほどには至ってません。

嫁は三月くらいから勤め始めた所も九月には辞めてしまいました。
現在は無職です。

辞めてからも再度助けてくれるよう頼んだのですが、はたしてその気が有るのか疑わしい状況です。

家計の事を話すと「また、その話なの。 男が嫁を食わすのは当たり前で、なんでやる事もやらないでそんな事ばかり言ってるの。」と言う言葉が返ってきます。

確かにその通りで否定はしませんが54歳になった特別資格、能力など無い私には就職活動は大変厳しいものであります。

毎月の支払いは貯金を切り崩しながらで、それもあと数ヶ月で底をつく状態です。

私が嫁に仕事をしてくれと頼むのはおかしな事なのでしょうか。

そう考える私はおかしいのでしょうか。

嫁にはなにか考える事が有ってわざと今の状況にしているのか、よくわかりません。

私の考え方が間違っているのか、間違っているのなら可能性としてどこに原因が有ると考えられるかご指摘頂ければ助かります。

どうか、宜しくお願いいたします。

50代/男性 | 日付:2009年11月23日(月) 21:29 JST | 閲覧件数: 2,268

「理解できません」・・・・・でしょうね。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

人生には 幾つも山あり谷ありで 楽しい時期なんて本の少しかもしれません。

54歳という男性にとってはお仕事盛り、この時期にお仕事を辞めざるを得ないということは さぞ悔しい思いをされたと思います。

奥様にとっても同じ事、子育てを終えられ、やっとこれから少しは生活に余裕も出来るかな?という時に ご主人に働いて欲しいといわれても 奥様とて ショックだろうと思います。

結婚という共同生活は お互いに助け合い、協力しあうものだ・・・・・この論点からだけ考えると
トールさんもお気の毒に思えます。トールさんがお仕事を解雇されたのも この不況の時代、仕方がない事かもしれません。しかし、奥様には  全面的に協力を出来ない気持ちになるのは 今のトールさんのことよりも、もっと前に
さかのぼる原因があったのではと思います。

その言葉が 「なんでやる事もやらないでそんな事ばかり言ってるの。」という言葉に表れている気がします。

私はこうした相談業の中で いつも思うのが 男性の考え方と妻の考え方の違いです。
女性は問題に至る原因を一杯 並べて 自分も悪かったがどうしたらよいかと尋ねます。
だから具体的に 今に至る原因が判るので 改善策も立てやすいのですが 男性の相談は違います。

全く過去の話が書かれていないのです。

今の事象だけが 書かれてあり こうなったからどうしたらいいのか?ととてもシンプルです。
しかし 物事には原因が在って結果があると、説明すると 面倒くさそうに 「過去の事は仕方がない、
それより これからどうすればいいのかだけを教えてくれ」と、言われるのです。

男性には これまでの事は 思い当たる節は一杯在っても、そんな過去の事は 終った問題なんです。

でも 女性には終わっていないという事が全然判っていないのです。

仕事が首になった。
給料が減り生活が苦しくなった。
手助けしてくれない妻は悪くないのか?

とてのストレートですが 奥様の気持ちはここまでストレートかどうかです。

例えば 夫が一生懸命、お仕事をされる企業戦士で、奥様はご主人の身体を心配するくらい働きづめのご主人であったら、この解雇も人生の休養と取るでしょう。

そしてそんなに一生懸命働いたのであれば それなりの退職金もあり そんなにギリギリの心配はしなくてもいいのかもしれません。

でも何度か転職を繰り返した夫であれば 何がしかの夫の特性があるかもしれませんから そのたびに ひやひやした人生を送ってこられたかもしれません。

そうなれば 退職金も余りもらえず これまでも住宅ローンの問題は何度か経験されていたかもしれません。
だとすれば もうそんな苦労はしたくないというのが本音でしょうから、上記の言葉も出るのかもしれません。

今の奥様の言葉だけを捉えると 随分薄情に聞こえるかもしれませんが それに至るまでのトールさんの
人生も気になる所です。

でも男性の考え方は 「過去のことより これからが知りたいのだ」と言われます。

これからの事は 過去に答えがあります。
それを考えようともしないなんて人には 今後はありません。

もちろん 奥様の言われる事を正しいとは思いませんが 過去夫婦として 奥様に向き合ってきたかという事が大切です。

もし 過去奥様を泣かせるようなことが 多々あり、それで 協力をしてくれないと嘆いても そりゃ仕方がないと言わざるをえません。

正直言って 奥様も資格も何も無い中で 働かれているとしたら この年になって働きたくないというのも
単なる贅沢とは思えません。

トールさんは 会社を解雇になった時 奥様に丁寧にお話しされましたか?
不況や会社ばかりのせいにせず、会社に残った人も居たはず。
ふてくされず、奥様に説明してあげてくださいましたか?

人生、手を携えて 一緒にやっていこうと思えば 自分の短所を認め、これから改心してこそ
奥様も 運命共同体になってくれます。

心の通い合いもなく 説明も反省もなく ただ「収入が減ったから 補填をしてくれて当然だろう」と思うのであれば
解雇を機会に離婚にならなかっただけでも ありがたく思うべきでしょうね。

まず これまで、奥様に対して して来た事、そしてしてこなかったこと、この事について一度と奥様と膝を付き合わせて話をして見てください。

きっと 見てこなかった奥様の心が沢山あるはずです。

生活費の協力を仰ぐのは それが判ってからです。 

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回答日時:2009年11月24日(火) 17:43 JST

早速のご返答を有難うございました。

私の問い合わの文章からあのようなご返答を頂いた事に驚いております。

確かに反省すべき思い当たる点有りますし、嫁の考え方が少しは見えたように思いました。

ただし若干未だに消化出来ずにいる部分がありますので、何度か読み返したいと思います。

お問い合わせをさせて頂いてよかったです。

再度、ありがとうございました。

| 50代/男性 | コメント投稿日:2009-11-25 |

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夫婦問題カウンセラー
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