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事業を始めた場合の税金について

ご相談者:30代/女性

こんばんは、宜しくお願いします。

現在会社員なのですが、7月頃に独立し個人事業主になろうか検討しています。
業種は設計です。独立した際に支払う事になる税金の種類に所得税、個人事業税等があると
思いますが、いまいち金額が明確に予想できません。具体的な金額を予想に入れ事業を
スタートしたいので、ご相談しました。

1月〜6月までの給与所得は6ヶ月で240万ほどです。
6月〜12月までの1月の事業所得は80万〜100万を見込んでいます。

必要な経費等の予想が100万くらいです(機材等の購入等)

少ない情報ですみませんが、宜しくお願いします。

30代/女性 | 日付:2008年4月 9日(水) 00:12 JST | 閲覧件数: 1,043

事業を始めた場合の税金について

巻幡 直美

kin様

はじめまして、税理士の巻幡です。
こちらこそどうぞよろしくお願い申し上げます。

お尋ねの件についてですが、
現状では何とも言えない部分が多々ございます。

と申しますのは、
税金の計算上、所得控除があります。
所得控除は、社会保険料控除、生命保険料控除、
地震保険料控除、扶養控除、医療費控除など、
どの程度所得控除の金額があるか不明です。

また、事業を始められて
機材等の購入をされた場合、
一度に経費で落とせるものと
機械等、資産に計上して減価償却を行っていくものがございます。
それによって経費の金額が大幅に違ってまいります。

他、青色申告の申請を承認されることにより、
事業所得の金額から65万円の特別控除を受けることができます。
青色申告の申請をされるかどうかによっても
所得金額が変わってくることになります。


せっかくご質問いただきましたので、
敢えて
お給料が240万円、事業の売上が100万円、
経費が100万円として、
所得控除前の税金を考えてみます。
(あくまでもH19年分の現行法で考えさせていただきます)

お給料の収入金額が240万円とすると
給与所得の金額は150万円となります。
事業所得は売上100万円−経費100万円=0として、
年間の合計所得金額は150万円と計算されます。

所得控除の金額はわかりませんが、
基礎控除額38万円、社会保険料控除額30万円と仮定します。
150万円−38万円−30万円=82万円
82万円に対する所得税は5%、41,000と計算されます。
ただし、お給料から所得税が徴収されているはずですので、
その所得税と比較して源泉徴収された所得税が多ければ
差額が還付され、
源泉徴収された所得税が不足であれば追加納付となります。

住民税は一律10%です。
また、個人事業税は事業主控除が290万円ございますので、
事業所得の金額がそれを超えた場合に、
超えた部分の金額にサービス業5%の事業税が課されます。


私がご説明できるのはここまでくらいです。
具体的には事前に専門家等にご確認されますよう
お願い申し上げます。

もし独立されるようでしたら
徐々にご成功されますように。


以上
ご参考にしていただければ幸いです。

                   巻幡直美

回答日時:2008年4月10日(木) 10:04 JSTお礼のコメントを書く

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