アドレス帳の登録内容

現場で使えるビジネス文章術49++ -その38-
アドレス帳の登録内容

メールを良く送るようになるとアドレス帳に登録します。
すると次からは アドレス帳から選んで(クリック)するだけで、あて先に入力できるようになります。

便利です。
大方の人が使っていると思います。
あて先を入力するのが面倒だからと、いつももらったメールを探して、その返信ボタンをクリックしている人は、今すぐアドレス帳を作りましょう。

さて、このアドレス帳ですが、たった1つだけ気を付けてください。
それは名前です。
ここで登録した名前は メールソフトのほとんどが解釈できる形式です。
つまり、送った相手は、あなたがどんな名前でアドレス帳に登録したかを知るわけです。

本来アドレス帳は持ち主だけが見るものです。
それをもとに手紙の宛名などを書くわけです。手紙の宛名を書くときに敬称を付けます。
アドレス帳に敬称を付ける人はいません。

年賀状ソフトを想像してください。
住所録には敬称を付けませんよね。でも宛名印刷するときは自動的に宛名面にて敬称を付加しています。

さて、メールソフトに戻ります。
アドレス帳を元に 宛名を入力しました。
宛名欄には あなたが登録した名前が表示されていると思います。
敬称ありますか?

例えば 田中太郎という人に送るとき、田中太郎(tanakataro@bunken.biz)となっていると
田中太郎さんが受信したときに、田中太郎(tanakataro@bunken.biz)というあて先で送ったなということが分かるわけです。
どうでしょう。
しかし、本文には「田中様」とか「田中さん」と記述しているはずです。

そこで提案です。
アドレス帳にも、敬称を付けておきませんか
姓名のどちらに入力するのがよいのかはメールソフトの仕様によるのですが、様とかさんとかを名前の一部として入力しておきませんか。

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