メールの簡潔明瞭さとコストパフォーマンス

現場で使えるビジネス文章術48++ -その29-
簡潔明瞭さとコストパフォーマンス

『今日は急いでいるので長い手紙になってすみません』と手紙に書いたのは哲学者のパスカルです。
実際そのとおりで、簡潔明瞭なメールを書くには、緻密な構想と達者な文章力と入念な推敲が必要です。
まあ、そこまで気にしなくとも時間のかかることは確かです。

ビジネスではコストパフォーマンス評価は欠かせません。
もしも。
あなたにとって簡潔明瞭なメールを書くことが苦手でしかも時間もかかる作業だとします。
そして要領を得ないメールをとりあえず送って、電話や対面による会話でフォローできるとします。
どちらの時間が短いでしょうか?
要領を得ないメール+フォローの方が短時間ですむことなら、いっそ「簡潔明瞭なメールを書かない」ということも、ビジネスの現場ではあり得る選択ですよ。

あくまでもメールは数あるコミュニケーションツールの1つでしかないのです。

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