こだわりについて

  • 2010年2月 6日(土) 20:58 JST
  • 投稿者:
    ゲストユーザー
  • 閲覧数
    3,926

楽に生きるには
こだわりを捨てることです。

しかし、
あらゆるこだわりがいけない、
と言っているわけではないんですね。

自分にとって、
そのこだわりが
ストレスかどうか、がポイントです。

そのこだわりを信じることが、
自分にとって何らかの
充実感をもたらせてくれるもの、
あるいは
前に進むための
モチベーションであれば問題ないのです。

たとえば
「世界記録を出したい。」
「社内で営業成績トップになりたい。」
「3年後には結婚していたい。」など。

これら目標に向かっていくプロセスを通して
私たちは
「達成感」や「充実感」を得ることができます。

なぜなら、その目標に向かうプロセスそのものが
喜びなのであって、
たとえ達成できなくても
「最善を尽くした」と思えるのです。


しかし、これらの目標の裏に、
「世界記録を出せなかったら、
今までのトレーニングが無駄になる。」

「営業成績トップになれないと、
自分を認められない」

「3年以内に結婚できなかったら、
私は女として価値がない。」

などの思いがあったとしたら
どうでしょう?

「・・・できなかったらどうしよう」
という思いが常にあるので、

その目標を達成するどころか、
できないことにフォーカスしてしまいます。

この違いが分かるでしょうか?

前者は思いの源が
"愛"なんです。

だから、ストレスにはなりません。

しかし、後者は"怖れ"からのものです。

これらのこだわりは
ストレスの元です。

同じこだわりでも、
「その下に隠れている思い(動機)」
これがカギなんですね。

だいたい、
このようなストレスとなる思考は
「・・・しなければ」
「・・・すべき」
と表現されることが多いようです。

このような思考に縛られていると、
無意識のうちに
自分で自分を追い込んでいることになります。

そして、
どうしてうまく行かないのだろう、
と悩む原因にもなります。

もし、このような
自分にとってストレスとなる思考に
こだわっていることに気がついたら、

どうしてその思いを信じているのか、
ちょっと時間をとって
見つめてみましょう。

一つずつ、丁寧に
思い込み(こだわり)を深く見つめていくことで、
少しずつ、こころが軽くなっていくことでしょう。

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