男女における会話の違い

  • 2009年6月 2日(火) 23:41 JST
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山口 寛人 こんにちは。

今回は男女における会話の違いをみていこうと思います。

会話において、一般的に男性はアドバイスをする傾向があり、女性は似た経験をよく話す傾向があると言われています。


これは、一般的に男性は「自己重要感」という男性性をもっているため、アドバイスすることで自分の重要性を求めてしまうのです。


逆に女性は「愛情やつながり」を求める女性性をもっているため、自分も似た経験を話すことで、相手とのつながりを求めてしまいます。



このような傾向を聴き手が押し出してくると、話し手にとってはもちろんありがた迷惑になることもしばしばです。


話し手がアドバイスを求めているなら良いのですが、ただ話を聞いて欲しいと思っているのであれば、ぐっと我慢してただ聴いてあげることで会話のすれ違いを減らすこともできます。


話し手が話を聞いて欲しい時に、聴き手が良かれと思って自分の体験を話したとしても話し手は「そんな話今は聞きたくない!」と会話はすれ違ってしまいます。



また、この傾向をあらかじめ男女が知っておくことで会話のすれ違いを減らすこともできるでしょう。


例えば、男性からすれば何の脈絡もない話を女性からされて「結局何が言いたいのか分からない!」とイライラする前に女性は話をすることで、共有やつながりをただ求めているのだと理解することでイライラを軽減することもできるでしょう。


これらの感情は男女に限らず、誰でも多かれ少なかれもっているものですが、自分のことをわかってもらいたいと思うのであれば、まず相手のことを知るようにしましょう。


お互いが自分の主張をぶつけている限り、いつまでたっても人間関係は改善されません。


相手に対する歩み寄りが良好な人間関係を築く第1歩となるのではないでしょうか。



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