自己愛について

  • 2009年5月 7日(木) 15:24 JST
  • 投稿者:
    ゲストユーザー
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    2,931
森田 えつこ 自分を愛するとはどういうことでしょうか。

簡単に言えば、今のあるがままの状態を受け入れているということです。

「今日もよくがんばったね。」
「1日おつかれさま。」
「今日のテスト/プレゼンよくできたね。」

などなど、自分にねぎらいの言葉を掛けていますか?

自分のことを愛すると聞いて、自分を甘やかすことだと
勘違いしている人もいるかもしれませんね。

たとえば、

「失敗するかもしれないから、やめておこう。」
「振られるのが怖いから、告白するのはやめておこう。傷ついたら嫌だし。」
「一回失敗したから、もう二度とあれはするまい。」

こんな思いにピンと来る方はいませんか。

こうやって「怖い」と思うことから身を遠ざけている限り、
成長は難しいでしょう。

やってみてうまくいかなかったら、そこから学べば良いことです。

一回うまくいかなかったからといって、
あきらめてしまうのは非常にもったいないことです。

なぜなら、そこに学びのチャンスがあるからです。

そして、もう一回チャレンジすると言うことは、
今度はうまく行くと「自分を信頼」していることに繋がります。

たった一度の失敗で自分を責めることがあるとしたら、
それは自分で自分を傷つけていることになります。

自己愛とは正反対のことをしているのです。

何かにつけて自分を責めているとしたら、
何もやる気がなくなってしまいますよね?

それは自己愛がどんどん少なくなってしまっている状態です。

こうなると、自分以外の誰かや物に「自分を愛してくれるよう」
依存するようになります。

人によってはその寂しさを紛らわすために、
アルコールや買い物、ギャンブルに依存するでしょう。

自分以外の何者も、あなたを幸せにはしてくれません。

愛してくれていると思っていたあの人が、突然去った。

私はもう生きていけない、なんていう考えをしたことがある人は
少なからずいることでしょう。

しかし、本当にそこであなたの人生は終わってしまったでしょうか?

おそらく、また代わりの人を求めて探しているのではないでしょうか。

しかし、良い知らせがあります。

他の誰かや何かを探すことなく、「あなた一人」で
幸せに生きることは可能です。

自分で自分のことを十分に愛してあげれば、それだけで幸せなはずです。

なぜなら、いつもどこか自分の外に何かを探す必要がないので、
落ち着いていられます。

自分のことだけに集中し、完全に今に生き、自由に生きることが可能です。

だからと言って、パートナーは必要ないと言っているのではありません。

依存したこころでパートナーを探すと言う動機がなくなっている、
ということです。

そういう「怖れの動機」がない状態で出会うパートナーは、
今までと違う付き合い方ができるでしょう。

それこそが、あなた本来の生き方だといえるのではないでしょうか。

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