過去を否定しないで

川崎 ノブアキ

お仕事メンタルトレーナーの川崎です。

思いを言葉にしてくれてどうもありがとうございます。
一つ一つ大切にしながら読ませていただきましたよ。

仕事が決まらないって本当に辛いですよね。
気持ちはすごく理解できるつもりです。

何を言ったら良いか分からなくなってしまって
次第に自信をなくし自分らしさまで失って、
本当の自分は違うのに、うまく表現できなくなったりして、
面接恐怖症になったり、
面接さえしてもらえればアピールできるのに
書類で跳ねられたり・・・

比較をしてはいけないけど、
自分より劣っているような人が、その会社で働いているのに
自分はそのチャンスさえもらえず不採用通知が送られてきたり・・・

正直、私は就職活動が一番嫌いです。

就職活動をしている時の自分が一番自分らしくなく
楽しいと思ったことは一度もありません。
いつも周りとも比べていて精神的に良くない期間でした。

しかし今思えば、どこかで就職に対して
期待や依存のようなものを持ち続け、
焦っていたのかなと思っています。
焦っているから、それが面接官などに伝わってしまう。
なんとなくだけど、
相手に見透かされていたような気がしています。

例えば、洋服屋さんに行って、
売り上げが大事だから
とにかく買って！！と言ってくる店員さんから服を買いますか？

それとも、
色々興味を持って質問してくれ
あなたにふさわしいものを選んでくれる店員さん買いますか？

焦っているとき、余裕がないときほど自分らしさを失っています。
だからこそ深呼吸してみてください。
素敵な笑顔を作ってみてください。


学歴のことを書いていましたが、
悲しいかな日本には様々な差別があります。

学歴差別
年齢差別
家族構成差別
転職回数が多いだけで書類で跳ねられる場合もあります。

５０歳で大学受験を控えた子供を持って
リストラになった人が就職活動して決まらないとき。

そんな人がなんていうか。
もう少し若かったら・・・


確かに学歴は差別されますし仕事の制限もされます。
しかし、それだけじゃないと思います。
学歴がなくても
着実にキャリアを積み重ねている人も存在しますから

あなた自身も、もし学歴だと思ったのなら、
昨年まで仕事をしながら学校に通うことも出来たはずです。
それをしなかったということは、
当時はそんな気持ちにならなかったのでしょう？

ですから学歴なんて
仕事が決まらない言い訳でしかないと思うのです。
そんなことで、本当はたくさんの魅力を持っているはずの
あなたの素晴らしい可能性を閉じ込めないで欲しいのです。

これまで様々な学びや経験をしてきたと思います。
せっかくの機会ですから、それをアピールしてはいかがですか？
そして、その経験が活かせる職場にアプローチしてみましょう。

先ほどの洋品店の例えを引用すると
「これを買ってください！！」というより
「こんな素敵な服に気が付かないの？
あなたの目は節穴なんじゃないの！！」っていうくらいの
気持ちを持つことも大切だと思います。

同じ決まらないのなら、それくらいの思いを持つほうが
精神的に楽です。

仕事＝お金なら、
コンビニだろうが居酒屋だろうが手段は色々あります。

大事なのは、あなたが今後どんな人生を送りたいのか
その思いのほうが重要です。

余裕がなく辛い気持ちは充分理解していますが、
本当にやりたい仕事、
そのために選んだ業種に勤めたいと心のそこから思ったとき
給料は要らないから働きたい！！と言えるかも知れません。
今回は、
それを見つけるチャンスを手に入れたのかもしれませんよ。

きっと、あなたのような人を探している人がいると思うので、
いい出会いが生まれるといいですね。

長くなりましたが最後に、
この世に不必要な人なんて存在しません。
必要だから生まれたと思っていますし、
必要だから、まだ生かされているのだと思います。

あなたの今起こっている経験や思いは
今後誰かの役に立つ予定です。
どんな役に立つのかは、あなたの生き方次第です。

あのときの辛い経験がなければ
今の私は存在しなかったという為にも
いま与えられた出来事を楽しんでみませんか？

こうやって回答することしかできませんが
応援してますよ。

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回答日時：2010年3月27日(土) 01:40 JSTお礼のコメントを書く

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