成功と幸福の違い

  • 2010年9月 1日(水) 08:16 JST
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自然界よりもたらせる祐気を授かることによって開運を果たす教示が「気学」であります。

「困った時の神頼み」と言いますが、物事の願望成就や成功結実には運(生成の気)だけでは成立と永続は果たせません。普段からの鈍(どん)(謙虚な心)に当る努力と根(育成の気)に当る要因があって成立します。

「運とは?」「鈍とは?」「根とは?」については後日改めて発表いたします。

運気が盛運期に入れば自分を取り巻く要素が活発に動き出します。しかし盛運期に入ったからと言って良い因果のみが動き出すだけでなく、悪い因果も動き出す訳です。ここに普段からの鈍の部分と根の部分の重要性があります。

盛運期に入っても鈍の努力を怠れば又根の部分の要因があれば、成就・発展を逃がすこともあり、普段からの「祐気とり」実践努力や普段の心掛けが盛運期に入って大きな差になります。

成功の姿は人によってみな異なってきます。ある人は大臣や社長になることが成功で、またある人は商売人になることが成功かも知れません。すなわち社会的な地位や名誉や財産は成功の基準とはなってこないのです。自分に与えられた天分に沿うか沿わないか、これが成功の基準となって来るのです。

人間はこの天分に生きることによって、はじめて真の幸福というものを味わうことが出来るのです。今までは社会的な地位や名誉や財産を得ることが、唯一の成功であると考えられて来ました。これさえ得れば良いというので、非常に無理な努力をして、自分の天分と言いますか天性というものを損なう場合が非常に多かったと思います。つまり今までの成功観には幸福と言う事が無視されていたと思います。財を得、地位や名誉を得てもそれは必ずしも幸福とは程遠い事も生じます。孤独感・人間関係が旨くいかない等の事も起こります。

結局人間にとっての幸福とは成功がもたらす社会的有功さと言った利点からは得ることが出来ず自分の内心の満足度でしか得られないと言った状況へ現代社会は発展し成功・成就が必ず幸福に結びつかないことがはっきりとして来ました。

日本のみならず、世界中が21世紀に入り大きな変革期にあります。戦後の日本社会は工業立国として農業立国から転じて来ました。その為工業社会に都合の良い人材育成を成して来ました。人と同じものを持ち、人と同じ条件を満していれば満足であると言う平等主義が国の方針として示され形通りの人間形成が育て上げられて来ました。そこには個々の持って生まれて来た個性や天分と言ったものは無視されて、無個性な均一的な人物教育が大量に行われて来ました。そして人と異なる立場の人への反動が「いじめ」へと発展している一因があります。個性や天分を伸ばす教育よりも均一的平等による偏差値教育の結果が今の日本の教育状況であります。

明治以後日本が選択して来た「学習と応用」主体の教育方針では現代社会時代に対応出来ない国と成り下がる可能性があります。企業経営は創造と工夫と決断が要求されます。そうした人材養育は今の学習・応用の教育では育ちません。個々の持って生まれて来た個性や天分を活かし自分の価値観で幸福を掴み取ってもらいたいものです。




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生活と健康

  • 2010年8月 2日(月) 12:11 JST
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連日の猛暑日が続いております。体調管理の大変な時ですが無事にこの夏を乗り越えましょう。

気学において、病や災難に合うのは、尅気の作用と考えています。

尅気の悪気が、家相・方位・相性・地相等の影響から生じて、病や災難を起こすと言うことです。尅気(悪気)の反対にあるのを祐気(良気)と言い、毎月各星ごとに当ホームページで発表しております。

知らず知らずの内に尅気を犯していることが多々あり、その為に「祐気とり」を薦めております。

尅気は家相の吉凶から生じる場合は家族全体の要因として顕現します。地相は一族全体の吉凶作用となり方位や相性は個人の範囲となります。災難の多くは方位現象が強く反映されることが多く、病気は家相の影響が強く反映されて顕現すると考えているのです。

災難はこちら側が注意しても相手側の過失と言うことがありますが、病気は自らの側に原因の主たる元があるのです。

病気は尅気の悪気の作用とはいえ、避ける努力をする意欲があれば、大難が小難へ、そして無難へと避ける事が出来ます。この努力を「養生」と言います。

普段、自分では別に悪い行いもしていないのに災難に遭う訳です。盗難・火難・水難・病気と短期間に続くと、大抵の人はひどく心が動揺することになります。

神様は私たちに大きな試練を与えることがあり、必ずしもやさしい慈悲の心や愛を示すとは限らないのです。

気学では自然の法則に従がわないために災難が生じると言うのですが、ある程度、人為的な努力で改善出来ると考えるのが「養生訓」であります。

旺盛な食欲に対しては、胃病でその非を悟らせ、気候の変動を無視したりして寝相が悪ければ風邪によって注意を呼び起こさせます。

災難もこの例にもれないことがあります。天の怒りによる天変地異による災害も、どこか人間のぬかりがあることを知らしめる一面があり、慢心やおごりが生じ、謙虚さを忘れた頃に起き易い所から寺田寅彦博士が「天災は忘れた頃にやって来る」と警鐘したのです。心を亡くすと書くと「忘れる」と言う字になります。

健康になれる10ヶ条(横井也有の養生訓より)

①少肉多菜(少しの肉を食べ、多くの野菜を食べる)

②少塩多酢(塩は少なく酢を中心にした味付けや酢を飲む)

③少糖多果(糖分は少なく、果実類を多く取る)

④少食多齟(腹八分目にして、よく噛んで食べる)

⑤少衣多浴(軽い服装を心掛け、よく風呂に入る)

⑥少車多歩(車に乗るよりも、よく歩くこと。一日一万歩を心掛ける)

⑦少煩多眠(小さな事にクヨクヨせずに良く寝ること)

⑧少怒多笑(怒ることを控え笑うことを常に心掛ける)

⑨少言多行(口先よりもまず実行する。行動で示す)

⑩少欲多施(欲張らずに、多くの人に施す心掛けで行動する)

「祐気とり」による病気等の改善はあくまで、外から内へと回復を促する実践努力であります。それに対して養生訓は内面から実践努力で健康を維持して行く実行であります。



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八つの体質と良い食物・避けるべき食物

  • 2010年7月 2日(金) 08:50 JST
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暑い時期を迎え、毎日の健康管理は大変重要です。

健康を維持して行く為には食事と運動と意欲が三大要因となります。その三大要因をバランスよく規則正しく永く続けることが大切です。今回は食事について記載致します。

食べ物にも独特の分類法があります。体質も八つの分類となります。

「万病は食より入る」の格言もあります。自分はどのタイプであるかを見極め日頃から注意し生活して下さい。


熱タイプの人
のどの渇きをおぼえることが多く、冬でもよく冷たい飲料を好み尿量が少なくて、尿色が黄色に近い人を言います。

A:熱実強燥質・・便秘体質の人
  常食すると良い食物・・梨・すいか・バナナ・アスパラガス・お茶
  避けるべき食物・・・・くり・うなぎ・生姜・酒

B:熱実強湿質・・血圧体質の人
  常食すると良い食物・・すいか・セリ・きゅうり・アロエ
  避けるべき食物・・・・牛肉・りんご・ねぎ・ピーナツ

C:熱虚強燥質・・口渇体質の人
  常食すると良い食物・・小麦・玄米・豆腐・柿・はちみつ・梅
  避けるべき食物・・・・にんにく・しそ・コーヒー・たばこ

D:熱虚強湿質・・過敏体質の人
  常食すると良い食物・・はとむぎ・とうもろこし・そば・しじみ・トマト
  避けるべき食物・・・・あんず・牛乳・酢・パイナップル


寒タイプの人
のどの渇きをおぼえることが少なく、夏でもよく熱い飲料を好み尿色が無色に近い人を言います。


E:寒実弱燥質・・急病体質の人
  常食すると良い食物・・びわ・あんず・豚肉・酢・パイナップル
  避けるべき食物・・・・はとむぎ・玄米・ぶどう

F:寒実弱湿質・・激痛体質の人
  常食すると良い食物・・ねぎ・みかん・コーヒー・しそ・にんにく
  避けるべき食物・・・・玄米・牛乳・小麦

G:寒虚弱燥質・・枯燥体質の人
  常食すると良い食物・・梅干・ごま・はちみつ・りんご・山芋・牛肉
  避けるべき食物・・・・すいか・小豆・あんず

H:寒虚弱湿質・・虚弱体質の人
  常食すると良い食物・・生姜・うなぎ・くり・うに・みかん
  避けるべき食物・・・・梨・すいか・バナナ


皆様の健康をご祈願致します。
   



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鳩山総理が辞任

  • 2010年6月 3日(木) 08:22 JST
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6月2日、世界にそして日本中に衝撃が走りました。

鳩山由紀夫首相(1947年2月11日生まれ・本命八白土星亥年・月命二黒土星寅月)は6月2日午前、国会内で開かれた民主党の両院議員総会で退陣を表明しました。(2日は五黄土星の日で「崩壊と新生」の日です)

同時に小沢一郎幹事長(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年・月命五黄土星巳月)も辞任しました。(鳩山首相と小沢幹事長の相性は悪い相性関係です。)政権交代からわずか8ヶ月の短期内閣になりました。(アメリカとの蜜月状態(親密な関係)であった中曽根内閣と小泉内閣は永く続いた。)

一寸先は闇と言います政治の流れは社民党の離脱からわずか4日で大きなうねりとなりました。

社民党は5月30日、普天間移設問題(移設先を名護市辺野古と決めた日米共同声明・この決定にはアメリカの策略陰謀・官僚主導・反閣僚の動き等がありました。)に反対をした福島瑞穂党首(1955年12月24日生まれ・本命九紫火星未年・月命四緑木星子月)の閣僚罷免を受け、連立政権から離脱し、昨年9月にスタートした民主、社民、国民新3党の連立体制は8カ月余りで幕をおろしました。そして政治は大きく動きました。

8ヶ月間迷走した「普天間移設問題」・「社民党の連立政権離脱問題」・「2トップの政治とカネの問題」・「今後の国会運営が非常に困難な問題」・「7月の参議院選挙での勝利問題」等でこれ以上の政権維持は困難と鳩山首相が判断した上での決断でした。

今年の平成22年度(平成22年2月4日から平成23年2月3日までの期間)は八白土星寅年で5月度(5月5日から6月5日までの期間)も八白土星巳月にあたっています。すなわち年盤・月盤の揃った月です。年盤と月盤の揃う時は中宮となる星(八白土星が中宮位で八方塞がりの月です)の事象が象徴的に顕現します。その為、過去のブログや今月の事象予測でこの5月が山場ですと予測してきました。

福島氏と鳩山氏の十二支の関係は三合の関係(亥年生まれと未年生まれ)で大変良い相性関係だったのですが、社民党の福島氏の連立離脱が大きく鳩山政権の命取りになりました。

鳩山首相の本命星である八白土星が年盤・月盤の中宮位に廻座し今までのやって来た事象が良否・善悪の二極化で顕現する年・月で、最悪の辞任と言う答えが出ました。次回の衆院選挙には出馬しない意向も発表しました。

また小沢幹事長も厄年の厄月で辞任と言う結果が出ました。昨年の南方位廻座(衰運期4年目)では衆議院選挙で大勝し名誉・名声があがりました。しかし政治資金問題で秘書が逮捕される事になり、今年の厄年・厄月で辞任となりました。すべて気学教示の流れ通りの結果です。

今の日本の困難を乗り切る気質のリーダーは五黄土星の人(カリスマ性・大胆・中心人物・強いリーダーシップがある等)の登場が待たれます。

参考ブログは
鳩山政権誕生から半年(平成22年3月22日号)
http://www.hiroro.jp/blog/?p=432

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO10(平成21年10月20日号)
http://www.hiroro.jp/blog/?p=258



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気学で見る奈良平城京遷都1300年

  • 2010年5月11日(火) 08:50 JST
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かんむ平城京が奈良に誕生(西暦710年)して、今年(西暦2010年)が平城京誕生の1300年になります。

奈良市では多くのイベントが開催されております。(平城宮跡イベントは4月24日から11月7日まで開催)このゴールデンウイークに行かれた方も多いのではないでしょうか。

わが国で初めての本格的な都がつくられた奈良平城京。大陸の文化と日本の文化を融合させ、天平文化を開花させた奈良へ、期間中に一度は訪れてみたいものです。

奈良の平城京から長岡京へ、そして京都平安京へと遷都した天皇は第50代桓武天皇であります。

桓武天皇はどうして奈良の都を捨てて片田舎であった「山背国乙訓郡長岡村」に新京を造り、10年後京都の平安京へ遷都して行ったかは多くの謎や諸説があります。

奈良に平城京が定まるまでの都は、天皇に即位すると遷都が行われて来た訳であり、今も点々と存在する天皇陵は、その名残であります。

桓武天皇のこの長岡京の短期遷都には気学(古代中国の道教を含む)の教示による遷都と言うことが伺えるのであります。仏教伝来と共に儒教道教も同時に伝来して来ている訳であります。

桓武天皇は天平9年(西暦737年・皇紀1397年・丁丑三碧木星の年)の生まれです。そして44歳(天応元年・西暦781年・皇紀1441年・辛酉四緑木星の年)に天皇に即位なされております。

そして3年後の延暦3年(西暦784年・皇紀1444年・甲子一白水星の年)に長岡京に遷都し、10年後の延暦13年(西暦794年・皇紀1454年・甲戌九紫火星の年)に京都平安京に遷都して行きます。

桓武天皇にとって山背国乙訓郡長岡村は誕生の地と言われております。しかし長岡京の遷都の年は上元始めの甲子一白水星の年にあたります。

長岡京が僅か10年で終ったことに多くの謎が言われておりますが、桓武天皇は即位した年にすでに京都遷都を考えていたのではないかと思います。

長岡京の遷都の延暦3年11月1日は甲子の年で冬至にあたり、また4617年に一度しかない「甲子朔且至(かっしさくたんとうじ)と言う大変めずらしい年にあたり「中国古代の讖緯説(しんいせつ)」に則り、新京造りを行いたかった訳です。

しかし一白水星の年にあり、奈良より京都は北方位にあたり、暗剣殺が廻っており、「源氏物語」の中にも出てくる「方替え(ほうたがえ)」と言う方法を実践したのではないかと思います。つまり仮の宮都を長岡京へ造ったと考えるのであります。

生誕地に近いこの平安京予定地は中国地相学の「四神相応に適した土地」でもあったからなのです。

「四神相応の土地相」とはhttp://www.hiroro.jp/content/kaso/land.htm




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運気循環は「自然の理法」なり

  • 2010年4月 6日(火) 09:41 JST
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朝、太陽の昇る所が東の方位で、夕方太陽の沈む所が西の方位です。この事実に狂いがない限り、この世に方位は永遠に存在します。

方位とは太陽を中心として、太陽と地球との関係において太陽運行の時間的経過、すなわちその位置によって確立されているのです。

一日に取れば朝の太陽の居る場所が東の方位であり、昼の太陽の居る場所が南方位であり、夕方の太陽の居る場所が西方位であり、夜の太陽の居る場所が北方位であります。

一年に取れば春があり夏があり秋があり冬があります。これは太陽の方位の如何によって起こる気の変化であって万物の生成がこの間に行われます。

発芽・開花・繁茂・結実・洞落・枯死というような盛衰もこの間に生じます。

人間も自然界の一員である以上、万物と同じように天地運営の大作用によって生れ且つ死するものであり、万物と同様にこの大自然の支配と作用を受けるのです。これは当然のことであり天地の運行そのものが人間の運気(運勢)そのものであります。運気の哲理の裏付けをするのが方位哲学であります。

大観すれば人の一生一代は東・南・西・北の運気を巡ると言うことが言えます。

幼青年時代は春で東の運気であり、発展進歩希望の時代であり、壮年時代は夏で南の運気であり、安定円熟活動の時代であります。また晩年時代は秋で西の運気で寛容頑固偏屈時代であります。老後の時代は冬で北の運気であり洞落衰死の時代に当てはまります。

天地・自然界の運行は原則通りであり、また10年(9年廻って振り出しに戻る年)を一期として周期の理と軌とを一つにしております。

すなわち自分の本命星(自分の生年の星)が東に廻座した時が春であり、運気も上昇にあり、中央に廻座した時が夏であり運気も旺盛にあり、西に廻座した時は秋で、北に廻座した時は冬の運気となります。また方位において東方位に向かって事をなせばその運気は東の支配を受けるのです。

例えば吉方位として東の方位を活用すれば大変強い作用(吉運)が顕現します。しかし凶方位として活用すれば凶方位現象は大変強く(凶運】作用してくるのです。
この方位また方位の作用が厳存することはこの様な理によって疑う余地のない事実であります。

方位は磁石によって知ることが出来ますが、方位の作用及び作用の吉凶を判断する器械と言うものはありません。しかしそれを測る無形の磁石と言うべきものが「気学」と言う哲理でありましてその羅針盤となるべき教示が方位哲理学です。

人間は自然界との繋がりがあります。この自然界は人間に恵みを与え教訓と言う試練を起こします。自然界の運気循環作用は人間生活の中に大きく投映され、人の一生に栄枯盛衰の運行のあることを教示してくれます。

運気循環は9年を一期として巡ります。そしてその9年ごとに自然界同様の栄枯盛衰の循環があるのです。運気とはそうした「気の運用」を知ることにあり、運気を知ることは、自然界の恵や働きが今自分にとって盛んであるか衰えているかを知る事です。人生の中にこの気の運用を上手に活用して成果を得ることであります。



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陰陽道思想から生まれた厄年

  • 2010年3月10日(水) 08:19 JST
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厄年は陰陽道の思想にもとづく災いや障りのある年回りと言う説から生まれました。

気学では本命星の北方位廻座が「本厄」と言われております。その北方位廻座(今年は四緑木星の人)の前後の年廻りを前厄(南方位廻座・今年は三碧木星の人)・後厄(南西方位廻座・今年は五黄土星の人)と称しております。厄年には忌み慎しまなければならないとされております。

厄年が言われるようになりますのは古く平安時代の、貴族藤原資房(すけふさ)の日記「小右記」や「源氏物語」などに記されております。

厄年の年齢は男女共の7歳・12歳、女性の19歳・33歳・37歳、男性の25歳・42歳・61歳・77歳・85歳が一般的であります。さらに女性の33歳と男性の42歳は特に「大厄」と言われ、その前年の「前厄」と翌年の「後厄」(ハネ厄)と共に強く意識されております。ただし時代や神社仏閣によって厄年の移動があります(数え年で見る所、満年齢で見る所)

気学から見る厄年は本命星が北方位(最衰運期)に入った年を厄年・厄月と言い年盤で9年に一度、月盤で9ヶ月に一度廻って来ます。神社仏閣の数え年早見表に見られるところの厄年はその年の干支の十二支の年廻りが中心と言う事になります。

厄年は単に思想上に想定されたものと考えるよりも、実際に経験的に体得した人間の節目を前提にして生じて来たものと言えます。

特に昔の人生50年時代の男性42歳は隠居へと退いた年齢であり、女性の33歳は孫を見る年代でありました。それだけに人生80年時代の現在社会に一見合致しないように考え勝ちでありますが、体力気力を考えて見た時、この年廻りは一つの節目となっていることには変わりません。

厄年にあたる者が厄難を避けようとした行いを「厄祓い(厄落し)」と言います。その仕方は多種多様であり、個人的に行う場合や集団で行う場合がありました。

具体的には正月や節分に神社や寺院に参詣し祈祷を行ったり、紙に包んだ餅切れを体にこすりつけたり、金品を他人に拾わせたりして厄祓いをしました。

さらに厄年の者に代わって行う厄祓いを業とする者もあらわれ、その門付け(かどづけ)の者をも「厄祓い」と言いますが、山伏の修験道もいました。

大晦日や節分の夜などに「厄祓いをしましょう厄落し」と町々を呼び歩き、金品をもらっては祝言によって厄を祓い歩きました。その言葉は「めでたい事で祓おうなら鶴は千年・亀は万年」などと尽くしを並べ立てたあと「悪魔外道を拭い掴み、西の海にさらり」等と言って祓います。また山伏などは法螺貝(ほらがい)を吹き「般若心経」を門口で唱えました。

また厄は子にも及ぶと考えられ、両親のいずれかが大厄の時にできた子供は「厄子」と言い、箕(み)に入れて一旦、道に捨てられ「仮親」をとることがされています。また厄子と仮親の関係は一生継続されると言います。昔は十二支が一循するまでの12年間(元の干支に戻る期間)、子供の厄はほぼ1年毎にあり、それだけ小児の成長には難儀な時代であった訳です。13歳は虚空蔵さま参りとなり以後厄年の間の年数幅が広がります。

厄という要因は一つの「節目」という考え方であり、本厄の北方位に自分の本命星が廻座している年は「一陽来復」の「陰極まりて陽となす」といった年で、陰の機運から陽の機運に転ずる年であり、態勢の立て直しの年に当たります。

この厄の年においての節目が、精神的に顕現するか、あるいは病気のように身体に顕現するか、行動面に顕現するか等のいずれかの顕現が生じます。9年という流れの中での「節目」であるという時期が「厄年」という形容で示されています。

厄年であっても当人自身は何事も無いのに、その周囲の家族や対人の人が「厄を肩代わり」される例も多く見られます。一概に「厄年」といっても、その顕現事象には、個人差があります。また本命星が北方位に廻座し(厄年)暗剣殺を持つ場合はダブルの状況ですので、苦難苦慮がはっきり強く自覚されることになります。

厄祓いも非常に大事な事ですが、どの方位の神社に行くのか、いつの時期に行くのか、によって正しい厄祓いを行わないと逆に大きな事故・不慮になるかも知れません。そのところも理解した上で実行される事をお薦めいたします。




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バンクーバー五輪の女子フィギュアスケート

  • 2010年3月 2日(火) 10:02 JST
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平成22年2月26日に行われたバンクーバー五輪の女子フィギュアスケートのフリー決勝は、世界中がキム・ヨナ(韓国)選手と浅田真央(日本)選手の競技に酔いしれました。結果は金メダルがキム・ヨナ選手で銀メダルは浅田真央選手でした。

浅田真央(あさだ まお)
生年月日 1990年9月25日生まれ
本命一白水星午年・月命一白水星酉月生まれ

金 姸兒(キム・ヨナ)
生年月日 1990年9月5日生まれ
本命一白水星午年・月命二黒土星申月生まれ

カナダのバンクーバーは日本から見て東北方位にあたります。平成22年度(八白土星年)の東北方位は年盤で暗剣殺方位にあたります。2月度(二黒土星月)の月盤の東北方位は五黄殺方位にあたっています。

浅田真央選手は競技の始まる直前まで日本で最終調整をして、バンクーバーに入り試合に臨んだのです。
すなわちオリンピックの開催地であるバンクーバーは(日本・韓国から見て東北方位)は年盤で暗剣殺方位・月盤で五黄殺方位とダブル凶方位で開催された地の不利が多分に出た結果となりました。

今大会で世界初のトリプルアクセルを見事に3回成功させました。しかしフリーで二度の大きなジャンプの失敗(凶方位の顕現)が結果として銀メダルになりました。

真央ちゃんの試合直後の流した涙は多くの人に感動を与えました。人知れぬプレッシャと金メダルの取れなかった悔しさと五輪初参加のメダル獲得の偉業に対する自分自身へのねぎらい等複雑なものでした。

メダルは立派な銀メダルです。真央ちゃんの頑張りに拍手を送ると共に心から「おめでとう!!」「この感動をありがとう!!」と声高らかに祝福と感謝の心を送りたいと思います。この経験を糧に更に大きく羽ばたいて頂きたいと願わずにはおれません。

逆にキム・ヨナ選手は、4年前からカナダに拠点を置き今回のオリンピックに向け万全の計画を立て本番に臨んだのです。バンクーバーへも昨年(九紫火星年)に韓国から東北方位(バンクーバー)の吉方位(三碧木星廻座)を活用して現地に入り準備をしてきました。

その結果パーフェクトな演技で、世界最高得点で金メダルに輝きました。同じ本命星で運気も同じ二人の差はこのような結果になったひとつの原因(吉方位活用か凶方位活用か)でもあります。

世界中に感動と勇気と夢を与えてくれたキム・ヨナ選手と浅田真央選手の戦いはこれからも続くでしょう。(3月の世界選手権が最後かも知れません。キム・ヨナ選手のプロ転向もあります?。)お互いに切磋琢磨してこれからも熱い戦いをして私たちファンを喜ばせて頂きたいと思います。

また安藤美姫選手は5位、鈴木明子選手は8位で見事に入賞を果たしました。

次回の2014年に行われるロシアのソチ冬期オリンピックに期待したいです。



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2010年のあなたの運勢は?

  • 2010年2月 9日(火) 08:18 JST
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平成22年度は平成22年2月4日から平成23年2月3日までの期間です。今年は「庚寅(かのえとら)八白土星年」にあたります。
各星の今年の運気事象をお知らせします。
そして今年が皆さんにとりまして、より良い年になれば幸せです。
自分の本命星が解らない人は下記より調べて下さい。(本命星判断)
http://www.hiroro.jp/content/star/your_star.htm

一白水星の人
本年は本命星が西方位に廻座する衰運期2年目に当たります。西方位は佛教十界の中で天上界の位置に当たります。天上界とは「六道転生」の中で最上位になり、菩薩界への分岐の位置にあります。人は天上界に至ると歓喜します。そして嬉しさの余り今までの努力して来た辛苦を忘れます。菩薩界に至る努力を慢心や油断から、また元の六動転生へと戻って行きます。厳に心すべき位置です。
本年は衰運期2年目でも盛運期4年の余力余裕があり、意外に順調良好年であり、人の助援助力を得て発展する年です。しかし調子に乗って生活が無計画や散漫となり易くなり、人によっては異性との色情問題を起こす年となる要因もあり、贅沢な生活や衝動的な行動は慎んで行く年です。盛運期時代の余裕なる蓄積をいかに有意義に用いて行くかの計画第一の姿勢の求められる年であり、より高い次元へ進展して行くか、あるいは現状に満足し衰運期の試練を後に味わうかの分岐年でもあります。衰運期に入ると体力気力の減退があり根気も薄くなります。いくら運気が順調機運と言っても油断は禁物であります。それだけ諸事に於いては先手必勝で早めの処理行動が大切です。対人関係も良好に拡大し交際も活発化して来ますと同時に出費や散財もかさみます。入りも増すが出も増すと言う状態で手元に残る要因が少なく成り易く計画出費は常に心がける算段であります。若い人は愛情運が活発となり出会いも多い年となります。正に今年は王道を極めて充実して行くか元の木阿弥状態となるかは本年の行動ひとつに分岐があります。

二黒土星の人
本年は本命星が東北方位に廻座する衰運期3年目に当たります。また暗剣殺を持つ年となります。東北方位は佛教十界の中で餓鬼界の位置に当たります。餓鬼界とは心が限り無く空虚であり、むさぼる状態を示し、欲望が先行して恥も外聞も失って行く世界で、喰う事や満たす事で自己中心等の世界となり、善悪の界なくの状態となります。この東北方位を昔から「表鬼門」として恐れられたのはこう言う状況がその要因にあります。
本年は忍耐と現状の堅持努力の求められる年であり、欲張ったり背伸びしたり、分以上の事を行うと失敗する要因の年であり、様々な相(かたち)で吉凶禍福が生じて、現状を改革しょう、現状から脱出しょうと言う機運が生じ易くすべて空転したり不利を受ける年となりますので、新しい事柄は回避する事が求められる年です。本業に専念して現状維持に徹することが本年の死守すべき第一の行動目標であります。人からの誘いや旨い話等は絶対に乗らない事で1年を通じて波乱要因が付きまといますから慎重に対応し自重を心して下さい。独身者には一見良い縁談話が生じますが裏のある要因であり用心する事です。身近の変化や改善の機運がありますが、極力現状維持をする方が良いでしょう。不動産家屋・相続・身内の相談事等が多発する年ですが結論は先延ばしにして余り深い入りしない事です。対人関係においても借金の申し込み・依頼事の斡旋等、分以上に係わる要因もあり、回避する事です。また病気になると長引く事になりますのですぐに病院に行き健康には注意して下さい。

三碧木星の人
本年は本命星が南方位に廻座する衰運期4年目に当たります。南方位は佛教十界の中で修羅界の位置に当たります。修羅界とは争いや対立の世界であり利己的な余り対立が生じ争いとなり収拾もつかない世界であり、余力余裕も極限にあり自制心を失い反省なき世界で謙虚さが求められる位置となり、良否・善悪のはっきり現出する年です。
本年は普段の行いが表面化し良否と善悪に分かれて評価される年であり、長年の尽力や努力が実り、また才能が認められ名誉名声の上がる人と、逆に秘密事や隠し事の露見のある人に分かれます。普段の心掛けの状況で左右される年であります。こうした吉凶の交錯に連なって移転・転職・昇進・結婚・離婚・離別が悲喜こもごも顕現する年であります。
争いや対立も生じ易く極力回避する方向で行動して穏便に済ます事が得策です。本年はいかに公明正大に行動できるかが有利となるかの分岐年でもあります。昨年と一昨年と成果の上がらない中でも一生懸命に頑張った人は一気に実績と結びつきます。逆に頑張らなかつた人は年の後半より苦境と苦慮が生じ困難な事が待っています。今年は特にイザコザや裁判沙汰・警察沙汰・税務関係等の問題が起こり易いので、慎重な対応や回避が強く求められます。
一見良好なる動きから気の緩みから派手な事や見栄や華やかな事への出費や散財がかさむので計画第一に行動し背伸びした交際は控え、着実な地道な行動を常に心がけ本業に専念する年です。

四緑木星の人
本年は本命星が北方位に廻座する衰運期5年目に当たります。俗に言う「厄年」であります。女子の数え年33歳(昭和53年生まれ)と男の数え年42歳(昭和44年生まれ)は「大厄」となります。北方位は佛教十界の中で畜生界の位置に当たります。畜生界とは本能のみの世界で与えられることに満足している世界であり、生きている事の中で我欲・食欲・性欲と言うことに専念している世界であります。
本年の運気状態は苦しい状況下にありますが、誠心誠意の行動が、人に認められて助援助力の応援のある年であり心すべき年です。自発的に意欲を持って努力しても成果には、ほど遠く中途半端に終始したり、根気が続かなかったり思慮のみで行動出来ない状態も生じて精神的に悩みやストレスの多い事柄を乗り越えられない苦慮があります。しかしこうした時期も人生の節目として大切な時でもあり、この時期を耐えてこそ人の開花のある事を心して日々努力を怠らない事であります。事業が低調であっても前向きに目的を持って努力する事であり、無理な行動は後日裏目を見る事になります。1年を通じて暗中模索が続きますがしっかりと足元を固める事が来年へと繋がります。本年は「陰極まりて陽となす」の年です。来年より盛運期の4年間が待っています。

五黄土星の人
本年は本命星が南西方位に廻座する盛運期1年目に当たります。しかし歳破を持つ年となります。
南西方位は佛教十界の中で人間界の位置に当たります。人間界とは善心と悪心・本能と理性・知恵と知識等の心があり、自制の心を持って共に生きて、共に共存して行く世界であり、心の持ち方次第で天上界にも逆に修羅畜生界にも行く世界です。
本年は誕生日以降から盛運期に入ります。衰運期時代の余波もあり、これを通常「後厄」として「油断するなよ」と言う形容で戒しめております。上昇の盛運時期に入ったからと言って手の平を返すようには行かない訳で、思うほどに諸事が良果順調にはならず、力を発揮する状況には多少時間がかかります。それだけに焦らずに今迄の反省や自省に立って態勢の立て直しを図ることは大切です。南西方位は「大地」と言う象意があり、努力し育成するという意味もあります。耕作作業から種まきに移る準備時期と解釈することです。不動産や投資や商品取引等は絶対に行うと損失があります。本業以外の余分な行動や目新しい物や新規分野に飛びつくと全て不利益となりますので、今年は足元を固める事に努力して下さい。家族や家庭の配慮も大切であり交流もしっかりと育成して行く年でもあります。

六白金星の人
本年は本命星が東方位に廻座する盛運期2年目に当たります。東方位は佛教十界の中で声聞界の位置に当たります。声聞界とはいろいろな迷いの現実から解脱(悟りの世界)して行く姿を現している世界であります。六道転生の後に菩薩さまとなり悟りを開いて行く段階であり、極楽浄土への道筋であります。
本年は気力・体力・実力共に一致を見て行く意欲の生じる年であり、得意な事柄も一段と伸び発展し、長年の努力も報われる要因も生じて全力投球で頑張り努力すれば結果も付いて来る好機年です。人の引き立てや評価評判も上がり認められて行く年で信用も大いに増します。しかし油断や先走り(勇み足)には十分注意が必要です。過去10年来の努力の成果が結実する年であり、良否・善悪・吉凶においてははっきりとした顕現があり心して対処する年であります。万全の計画の基に実行へと着手する機の熟した年であり、情報の収集や分析をして決断へと怠りのないように行動する年です。目上の人の協力や身近な人の助力も期待出来て大変成果も進展する年となります。逆に人によっては(衰運期時代に動いた人)は出直しの年となります。独身者の結婚や新たなる出会いには最高の年ですが「好事魔多し」(物事がうまく進んでいる時ほど、意外なところに落とし穴があるという事。)と言った言葉がありますが本年はいくら好機の年であっても、油断や慢心には気を付ける事です。税務関係や火の用心には注意して下さい。

七赤金星の人
本年は本命星が東南方位に廻座する盛運期3年目に当たります。東南方位は佛教十界の中で縁覚界の位置に当たります。縁覚界とは見る事・聞く事・話す事の全て御縁によって結ばれていると悟り、結縁を結ぶと言う世界であり、この宮位で得た悟りは永続なる縁となり、長く十界諸国士まで通じると言います。御縁の縁(えん)は動物の猿(えん)に通じて日光東照宮の「見ざる・聞かざる・言わざる」の姿で示されております。
本年は今までの努力して来た事柄や精進努力の成果が生じて来る年です。公私ともに最良の年です。計画立案の着手・事業の拡大・結婚・移転(家の購入)等の好機到来年です。勇気を持って行動する事が実績へと報われます。しかし無計画や衝動的な行動は慎む事です。対人関係においても大いに進んで、人との和を心して努力すれば交流交際の基盤の築ける年です。
本年が運気上では順風満帆の年だけに舵取りはしっかり信念と勇気を持ってやりましょう。
愛情運・家庭運も充実し人生の幾度とない好機年を、無駄にしないように本年を過ごす事です。

八白土星の人
本年は本命星が中宮位に廻座する盛運期4年目に当たります。中宮位は佛教十界の中で
極楽と地獄の両面・両極端を備えた位置にあり、普段の行いや過去の努力の結果や過去の業績努力の良否・吉凶が現出し極楽界へ進むか地獄界へ落ちるかは過去9年の要因が現出し、天地両極に分かれることになります。普段と過去の行いの結果であります。
本年は今までの9年間の尽力や努力の現出があり物事諸般の見極めが求められる年であります。良い状況下で結実や開花に至る人にとっては長年の願望が成就する年となり、逆に悪い人は逆運(良い時期なのに悪い事が起こる)が生じ態勢の立て直しが必要になります。本年は盛運期4年目の自然界の摂理のごとく本業に専念する年となります。結実した実を収穫し開花した花をいかに長持ちさせるかの充実努力と言う状態であります。新規な行動や拡張は結実した実を落とし、開花の花を散らす事になります。その結果としてすべてが元の木阿弥となります。その為この年は新規な事柄・結婚・移転(新居購入)・事業拡張等は避ける年となります。持病の再発には注意して下さい。

九紫火星の人
本年は本命星が北西方位に廻座する衰運期1年目に当たります。北西方位は佛教十界の中で菩薩界の位置に当たります。菩薩界とは人が修業し悟りを開き得た成就と完成に到達した世界です。慈悲なる心や愛情を与え尽力して行く世界で修行者から悟りを会得した者への立場の変化であり、悟りを広く知らしめることが菩薩界であります。
本年は衰運期年に入ったと言っても盛運期年の4年間の余熱と余韻のある年です。それだけに多忙なる要因や充実した意欲があり、また周囲の期待も大であり、東奔西走する中で成果を上げることも可能です。しかし調子に乗って謙虚さを忘れて高慢なる行動や自信過剰になったり、見栄や体裁を気にすると争い事や障害の生じ易い年です。特に失言や高慢な態度からトラブルも生じ易いです。誕生日以降から本格的な衰運期の5年間に入りますのでしっかりと計画を立てる事が必要です。また勤め人の方は昇進の望める年です、独身者には縁談話が起きますが、まとまりづらく再縁の話となります。



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2010年を占う

  • 2010年1月18日(月) 09:40 JST
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平成22年度は「庚寅(かのえとら)八白土星年」の年にあたります。(平成22年2月4日から平成23年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の27年目にあたりますのが今年の平成22年は「庚寅(かのえとら)八白土星年」です。

十干(じっかん)とは天であり、天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。十干の「庚(かのえ)」とは第7番目にあたります。庚は「自然界の実がなり秋を表現」します。

十二支は地であり、四季の形象で人の身体でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。十二支の寅(とら)は第3番目にあたり方位は東北東の位置にあたります。「春の訪れの時」であります。

九星は人であり、人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。九星では八白土星は「相続、止まる、変化、蓄財、革命など」の象意があります。山のたとえで人生にも変化の多い人となります。止まる作用や物事の節目・火山噴火・爆発
崩落・現状打開・物事の依頼成就。変化の障害が生じる。

下元期の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が明けました。

今年(2010年)を占う

①政治面については鳩山内閣の威信が問われる事になります。運気最高の時期に総理になった鳩山首相の真のリーダーシップの発揮が出来るかが大きなカギになります。運気は盛運期4年目にあたり、吉凶・善悪・良否がはっきりと顕現する年となります。今年の政治のキーワードを「革命・変化・蓄財・止まる」から判断しますと舵取りが大変難しい年になります。特に八白土星の事象から山積する問題を抱える国土交通(前原大臣)・厚生労働(長妻大臣)・総務省(原口大臣)に注目です。(国土交通・厚生労働・総務省は八白土星に該当します。)

また夏の参議院選挙で民主党が過半数を取るかどうかの大きな年でもあります。そして鳩山首相・小沢幹事長(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年・月命五黄土星巳月生まれ)の政治献金問題もあります。特に小沢幹事長の運気は最悪の厄年にあたります。鳩山首相と小沢幹事長の相性関係は大変に悪いので今後の展開は微妙な状態にあります。

新しい展開を進めるには波風は付きものです。勇気と信念を持って前進してもらいたいです。

②景気問題については今年の庚年は実りの秋で収穫の時でもありますが、寅年は始動の時ですので、良かったり悪かったりの年で総合的には景気回復はまだ先になります。そして寅の年は【勤勉の年】真面目に働けば少なくとも利益あり、各人とも業を励む。と言う年になります。

九星においての過去の景気の動向を見ますと「八白土星年」に恐慌が生じているのが判ります。
大正9年(八白土星申年)   戦後の恐慌始まる。
昭和4年(八白土星巳年)   世界大恐慌。
昭和40年(八白土星巳年)  東京オリンピック後の不況。
昭和49年(八白土星寅年)  オイルショック
平成13年(八白土星巳年)  金融ビッグバーン。
平成22年(八白土星寅年)  非常に危険な年です。

また十二支による景気動向を見てみますと、過去の寅年は不景気です。その為、今年の2010年の八白土星寅年は不景気からまだ抜けられないと判断します。この不景気は五黄土星年(2013年)まで続き、四緑木星年(2014年)から本格的な好景気になるでしょう。

③天変地異については地震と火山の噴火に注意の年となります。寅年は自然災害や天災の多い年ですので、「備えあれば憂いなし」「天災は忘れたころにやって来る」を念頭に入れて普段からの用心が大切です。また航空機事故にも注意です。

特に8月は五黄土星の月で地震・噴火の要注意月となります。またこの8月は月盤の二黒土星が年盤の五黄土星に同会します。

過去の事象においても明治35年寅年は大寒波襲来・大正3年寅年の桜島噴火・新潟大地震・昭和61年寅年の三原山噴火等が起こっています。

④国際問題は上海の万国博覧会が今年の平成22年(八白土星寅年)5月に予定されています。中国の景気の見通しには明るい材料です。しかし中国はお金儲けに走り、安全を置き去りしている状態に問題があり、炭鉱の事故多発等の安全問題も大きくクローズアップされます。

そして今年の南西方位(中国の一部も含めたアジア地域)は日本から見て歳破殺にあたっています。鳩山政権がアジアに期待する政策(東アジア共同体)ですが、アジアの経済問題・安全保障問題・経済格差等は大変難しい問題に直面するでしょう。

経済の後退期に入ったアメリカ(イラク戦争に突入した事が、今日のアメリカの経済危機を作った。またブッシュ大統領と小泉内閣でアメリカも日本も壊れた。)から着々と国際戦略を固める中国が大注目を集めるでしょう。またアメリカにおいても日本より中国に力を入れています。お互いの腹の探り合い状態です。

日本から鬼門方位(東北方位)にあたるアメリカが今年は暗剣殺方位にあたり、2国間の問題(特に基地移転問題・温暖化問題・経済問題等)で苦慮するでしょう。

オバマ大統領(1961年8月4日生まれ・本命三碧木星丑年・月命九紫火星未月生まれ)の今年の運気は衰運期4年目の南方位廻座です。名誉・名声のあがる時でもありますが、逆に離反・離別や露見のある運気です。また鳩山首相との相性関係は大凶の相性関係です。鳩山首相から見て大変難しい相手となります。
また世界的なテロ問題も要注意年です。

北朝鮮においての核問題は世界的な問題です。金 正日(キム・ジョンイル・1942年2月16日生まれ・四緑木星生まれ)今年は厄年にあたります。また病気が重くなる暗示があります。

また世界的な課題の地球温暖化問題は国連を中心に数多くの会議が開かれるでしょう。

⑤社会問題は不景気による犯罪が多く発生し、そして自殺者も増える暗示です。国民7人に1人が貧困者と言われるようになった日本です。経済の底打ちは終わって景気回復の兆しに向かっていると言いますが、残念ながら就職難と各企業の安売りは続いています。

すなわちデフレスパイラル経済の流れに歯止めが利きません。車・電化製品・食品関係・衣服・旅行等々、次から次への値引き合戦です。こんなことではサラリーマンの賃金UPは遠のくばかりです。

生産は外国の安い給料で過酷な勤務時間で働いている(俗に現代版の「野麦峠・飛騨の女性(多くは10代の少女)が女工として働くためにこの峠を越えた昔の日本の労働」)と同じだとの一部批判があります。このようなやり方での安売りは決して日本の経済には良くない事です。さらに格差は付いていきます。

非常に厳しい先の見えない時代ですが、良くなる事を信じて前向きに進みたいと思います。


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