立場は変動する

  • 2010年3月29日(月) 23:46 JST
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お仕事メンタルトレーナーの川崎です。

立場について書いてみたいと思います。

日常生活において、立場というものが存在します。
上司と部下、親と子、先生と生徒といった経験や肩書きで作られた立場から
自分より気が弱そうだから・・・といった自然と出来上がった立場も存在します。

自分の立場を優位に持っていくために、
「俺は○○の友達だぞ!!」といった態度を取る人も存在します。

このように
人は知らず知らずのうちに、立場を相手より上に保っていたいという
心理が働くものだと思っているのですが、
今回のコラムで大切にして欲しいと思っていることは、
どんな立場であろうと自分を惑わされず
ありのままの人でいて欲しいということです。

その立場ですが、実は簡単に逆転することを知っていますか?

例えば、
「仕事を斡旋してやっていたんだ!!」と
上から目線で対応していた人材会社の社員の中には
不景気でその会社が倒産し、
自分達が紹介した社員に混じって仕事をしているかもしれません。

そんな時、どんな係わり合いができるでしょうか?


例えば、
親の年ほど離れた契約社員に向かって
正社員の人が、人を敬わない偉そうな対応をしていたとします。
その正社員の人には彼女がいて、親に挨拶に行ったとき
その彼女の親が、普段偉そうに言ってしまっていた契約社員の人なら
どうなるでしょう??

「お前なんかに娘はやらん」ということになるかもしれませんよね。

最近の労働問題で起こりうる極端な例えを書きましたが
日常生活でも立場というのは、簡単に入れ替わるのです。
だからこそ、
今相手より上だと思っている立場があるのなら
一度見直し、立場に左右されない関係作りをしてみませんか?


すべて人の出会いは繋がっています。
巡り巡って、
「あの人はいい人ですよ」といわれる生き方を選ぶか
「あの人はあまりよくないですよ」といわれてしまう生き方を選ぶか
あなた次第です。

立場などで人との係わり合いを決めず
人に対して優しい係わり合いをしたいものです。

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その仕事は何のためにしていますか?

  • 2010年3月25日(木) 22:24 JST
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色々なお仕事を見るのが好きなのですが、
時々首を傾げることに出会うことがあります。

例えば、繁盛しているお店のレジにたくさんの人が並び、
お客さんの会計を済ませるために
一生懸命レジを打ち続けている人を見たときのことです。

彼女達は、とても声をかけづらい雰囲気を出しながら
レジを打ち続けていたのですが
お客さんが途切れたときに、ある一言を放ちました。

「まったくこの忙しいのにメンドクサイお客やわ」

私はとても驚いてしまったのですが、
たぶん、
忙しくレジを打っている彼女に何か質問をした人がいたのでしょう。
そのときに何らかの対応はしたものの、レジ打ちに支障が出て
不満を漏らしたのだと思います。


さて、彼女の仕事はいったいなんでしょう??

レジを打つことが仕事でしょうか?
それともお客が喜んでもらえる接客全般でしょうか?

私は後者だと思っています。

同じことを繰り返す業務、
売り上げや数字を意識する業務、
忙しくなってしまう業務
仕事というのは、ついつい目先の行動に気を取られ
本当に大切なものを失いがちです。

あなたのいま行っている仕事は、
いったい何のために行っていますか?
その仕事を行うことで、
どんな人にどんな笑顔が提供されますか?

仕事が楽しくないと思っている人は、
案外この部分を忘れ、
日々の業務に振り回されているのかもしれませんよ。

その仕事にとって大切な物を思い出したとき
入社したときの最初の気持ちも思い出せるかもしれませんね。

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川崎ノブアキ お仕事メンタル・トレーナー

  • 2010年3月23日(火) 20:47 JST
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実は数年前まで人前で話をしたり、誰かの相談になるような仕事をするなんて思っても見ませんでした。

私自身、一言で言えば「泥臭い人間です」

正直に告白しますと、就職浪人をしたことで自暴時期になってしまい
お酒に溺れ荒んだ生活をしていた時期があり、
その結果、お金がなくなって夜逃げのように下宿先を引き払ったことがあります。
実家に逃げ帰っても何をしていいか分からず、家に引きこもっていた時期を経て、
ようやく働きはじめたにもかかわらず、
自分探しと称して様々な転職を繰り返してきました。

いくつか経験した仕事の中には、
かなりお金重視の考えを持った仕事に手を出し、その結果大きな借金を作ってしまったことがあります。
さらに派遣の仕事をして派遣切りにあったこともありますし、人生に疲れて海外を放浪した時期もあります。

まともに職についても、自分のやりたい仕事と違うからとやる気を持たず、給料のために時間から時間を
ただ働いているだけの生活を繰り返していました。
そんな経歴でしたから、ずっと自分の経歴に自信が持てませんでした。

しかし、今思えば誰よりも仕事について考えてきたし、
自分がどう生きていけばいいのか考え続けてきた結果、
これまでの経歴はすべて意味のある出来事で、
これまで無駄だと思っていた私の人生は、この仕事をしていくために必要な出来事で、
すべて導かれていたと認めることができました。


さて質問です。

人はなぜ働くのでしょう?


これはあくまでも私の答えです。
泥臭い経験をして気づいたことは、仕事をするのは「幸せになるため」だと思っています。
幸せな自分を想像して、そのための手段として仕事をしているように思っています。


しかし・・・
いったいどれだけ多くの人が幸せな気持ちを持って仕事をしているでしょう??

明日から仕事か・・・と
サザエさん症候群になっていませんか?
それとも、明日から仕事だ!!と楽しみにしていますか??

いったいどちらでしょう??


同じ仕事をしているのに、楽しく仕事をしている人とそうでない人がいる。
その違いはいったいなんなのでしょう??

どうすれば仕事から「楽しい」を見つけることができるのでしょう。

楽しいを見つけるために転職をしますか?
諦めますか?
私は違うと思います。

これまでと同じ仕事でありながらも、
ちょっとした見方を変えるだけで楽しくなる思えるように思います。

1日一日に無駄なものなどありません。
意味のあるものと気づけるかどうかです。

それを気づくお手伝いをし、毎日笑顔で働けるお手伝いをしていきます。
やりがい・生きがい・働き甲斐
この3つを統合していくことを大切にしています。

月曜日が楽しくなるお手伝いをさせていただきます。

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