孤独を感じたら意識を変えてみる

  • 2010年5月22日(土) 03:07 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    4,805


心理トレーナーの川崎です。


疎外感。

仲間はずれ。

輪に溶け込めない。

どうしたらいいのでしょう??というお話を聞くことがあります。

無理して輪に入ろうとしたら、自分らしさを失ったとか
輪に入ろうと意識したけど、プライドが邪魔して逆に距離を置いてしまった。
なんていうことを耳にします。

何を求めているのですか??
なんて聴いてみると、自分の存在を認めて欲しいんだそう。

存在を認めてもらいたい欲求は、本当に大切なことだから
叶えてあげたいけれど、そのために自分らしさを失うなら
良くない行為だと思う。

そこでこんな例えを伝えてみました。


×ゲームで、人通りの多い場所で歌を唄わされている人を見て
目を留めてみますか??


すると、「可哀相だから目を背けてしまう」といいました。


「では、恥ずかしそうに唄っているまわりで、
その光景を楽しみながら盛り上げようとしている人がいればどうですか??」

と聞くと、ついつい足を止めてみてしまうかもしれないといっていました。
唄わされている人も心強いし、ただ恥ずかしいだけではないかもしれません。

結局、そういうものなのです。
楽しいかそうでないか。

自分が楽しんでいれば、人は自然と集まってくるのです。
無理に自分から楽しい輪に入る必要などないのです。

人の目など気にせず、楽しいと思えることを
自分の世界に入って楽しんでいれば、周りから
「どうしてそんなに楽しそうにしているのですか?」なんて言われるはずです。

人の目なんて気にしないでください。

だって、あなたはあなたなんだから。



もっと見る

吐いた唾は飲んでいませんか?

  • 2010年5月18日(火) 00:55 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    3,774


心理トレーナーの川崎です。

本日は関係作りのお話です。


例えば
・またあとで電話するから待っておいて
・少し調べてみるから
・今度紹介するね
・また教えてあげる
・今度送るから
・また連絡する
・今度会おうか

こんなことを言われたり、言ったことはありませんか?
たいてい未来についての出来事に関係がある話ですが
これは社交辞令なのか、それともやさしさなのか
一時的な体裁を取っているだけなのか・・・

言われたほうは、時には心待ちにし
一種の安心感のようなものを手に入れることになります。
職場の上司に言われたのなら、
やっぱりうれしくてたまらないと思います。

それが一向に進んでいかないとしたら
信用を失い、やる気も失うことになるような気になりませんか?
そして違和感だけが残り、どんなに関係を作っていても
この違和感を出すことは難しいのでないかと思ったりします。



こんな風に書きながら、
私はどうなんだろう・・・・。
自分一人に責任があるものは置いておいて
人に対して、
どんな言葉を投げたのか思い出すことができません。

何か約束をしているのかもしれない・・・
私が「そうそうあの件な~」というのを
待っている人がいるかもしれません。

そんなことを考えてみると、すごく恐ろしい気持ちになったことがあります。
それほど、きっと大丈夫という自信や確証が全くないのです。

皆さんはいかがですか?
安易に言ったつもりはなくても、言われたほうは覚えているものです。
そして、気が付かないまま関係が修復不能になっている場合も
あるかもしれません。

ですから私自身
もし何か些細だと思われるけど約束をしていたとしたら
言い訳をしないで、素直に受け入れ関係を修復したいと
心に誓いました。


もっと見る

感情はアイで伝える

  • 2010年5月 6日(木) 01:26 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    3,582


心理トレーナーの川崎です。

感情というのは行動を支配し
時にさまざまなタイプに変化します。

例えば、喜びを感じたはずなのに
それが突然不安に変わったりします。
そしてその不安の感情があまりにも強いと
いったい元の感情はなんだったんだろうと??

だからこそ、感情の本質をきちんと見ないと
感情任せの態度で人に接し、
本当は求めていなかったトラブルに
巻き込まれることになることがあります。


例えば

①待ち合わせをして、30分以上連絡がないとき
「何で遅かったんよ!!!」と怒りを表していませんか??

②電車内で自分の子供が騒いでしまったとき
「いい加減にしなさい、あなたは!!」と
いっていませんか?

③職場で部下が失敗したとき、
「どうしてキミはいつもいつも!!」
といっていませんか??

相手に対して向けた伝え方は
実は感情が変化した姿なのです。


例えば、
遅れてきて苦情を言う場合、
最初に発生するのは、
<待たされて不安になった。>
<待たされてしんどくなった。>
もっと他にもあるのかもしれませんが、
こういう感情を材料にして、
その感情をすっきりさせるために、
一言連絡をして欲しい。など様々な願望が生まれています。

その願望が満たされないとき、さらに不安になり、
その不安から身を守ろうとして体の中に防御が起こり
怒りに変化するのかもしれません。



②番目も、
当然のように最初に発生している感情があります。
子供が騒ぐと、周りに迷惑になって
<私が叱られるかもしれない。>
<みんなの注目を受けて恥ずかしいかもしれない。>
などなど。。
他にも色々あると思いますが、

自分の中に発生した怖れる感情を守るために
怒りの感情へと変化することがあります。


結局、
相手に向ける怒りというのは、
自分を守るために槍で攻撃していることなのかもしれませんね。

しかも、その槍は案外先端が尖っていてダイレクトに突き刺さります。
遅れてきた人に、「遅い!!」って言うことは
あなたって亀?(You are a tortoise.)って
言っているようなものだと思うのです。

相手も最初は申し訳ないと思っていても
「あなた」が主語につくから、
当然攻撃されたと思ってしまい、
攻撃されたから本能的に反応し拒絶してしまうのです。


でも根っこにある本音は、誰も相手を怒らせたり
傷つけたりする気なんて全然なく、
自分の中に発生した不安だった気持ちや怖れなどを
相手に分かってもらいたかっただけなのかもしれません。

しかし当初の感情が変化して
最初に発生した感情がなんだったのか分からなくなって
本当に伝えたいことは違うのに
今発生している感情で伝えてしまうのです。

だから、よく耳にしませんか?

そんなつもりで言ったんじゃないのに!!
どうして分かってくれないのよ??という言葉を・・・


本来なら、ここで感情の攻撃を受けたほうが、
相手に起こっている本当の気持ちを察して、
「待っていて不安だったんだ。
連絡しなくてごめんね。」
な~んて言える人だといいのですが、
そういう人は、なかなかいません。
結局受けた感情でそのまま返してしまうことで
喧嘩へと発展してしまうのかもしれませんね。



では、どうしましょう???


私は最初に起こった感情を
素直に出すことが出来るようになることが
一番いいと思っています。 ←これ本当に大事。

①番目だと
<不安だった。心配だった。>

これが最初に発生した感情なら
そのまま相手に伝えられたらいいのです。

「私はあなたが来なくて心配だった。
一言電話があれば
こんなに心配した気持ちにならなくて済んだのに・・・。」

この気持ちが一番伝えたかった事だろうと思います。
少なくても、これを言われて喧嘩にはなりません。


②番目だと
「お母さんは、あなた達が騒ぐから周りに見られて
恥ずかしいし、
叱られるかもしれなくてドキドキしているの。
だから静かにしてもらえる?」

こんなことを言われて、もっと騒いでやろうなんて
思わないと思いませんか?


感情は、最初に発生した、アイ(私の気持ち)
英語の主語 I で伝えることが一番素直でいいのです。
アイメッセージは愛メッセージですからね。


最初から相手にわかってもらおうなんて
期待しても無理です。
まずは自分から伝える意識を持つことが大切かもしれませんよ。


もっと見る

あなたの名前を褒めてみる

  • 2010年5月 3日(月) 02:17 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    3,981


心理トレーナーの川崎です。

あなたの名前はなんと言いますか?
今日は、あなたに与えられた大切な名前から
勇気を頂こうというコラムです。

名前と言うのはあなたに関係する人たちが、
意味を持って名づけてくれた大事なものです。
日本では兄弟・姉妹・親戚をお兄ちゃんお姉ちゃんと呼びますが
欧米諸国では、年齢関係なく名前で呼び合います。
それだけ名前と言うものを尊重して愛着を持って生活していると言えます。

日本では苗字で呼び合うことが多いですけど、
けっこう名前で呼ばれるとうれしくないですか?
自分が生まれて初めてもらうものだからこそ、
一度自分自身で意味を考えてみようと思いました。

ちなみに私の名前は川崎信明です。

人を個性を大事にし可能性を応援し続ける仕事に生きがいを感じています。

川・・・広く、穏やかで、ゆったりと流れる。
見る人を大きく包み込む事ができる。

崎・・・灯台が設置されるような岬。力強い場所

信・・・人を信じることができる

明・・・明るく幸せな気持になる。

つまり広く大きな心を持ち、力強い光のようにあなたの方向を照らし続け、
常にあなたの選んだ選択に対して、信じ続けることができ、
その結果あなたと一緒に明るく幸せな気持でいられることができる。

だから私は、この仕事に生まれながらに導かれたと思っています。


そこで皆さんにも試してもらおうと例を一つあげてみました。

山田太郎
野球選手でキャッチャーをしています。

何でこんな名前にしたかというと、まず連想しにくいでしょ??
どこにでもいそうでいない名前。

では、彼の名前から連想してみる事にしましょう


山・・・物事に動じず皆に安心感を与える
田・・・特定の産物を生み出すもの、
つまりフィールドを通して人に感動を与えている。

太・・・ドンと下から支えて太陽のように照らし続けている。
朗・・・男の人

彼がいるからチームがまとまり、
そして時に大きな活躍をして皆に感動を与ええいる。
こうしてみるとまさに野球で活躍する事は生きがいだと思いませんか?


では彼がパイロットになりたいと思ったときを連想してみましょう。
絶対に思い浮かばないと思いませんか?

山・・・連峰の山々より高く飛ぶ事ができ
田・・・時には田園都市の広がりを見渡す事が出来き
太・・・いつも大きな気持でいることが出来る
朗・・・男の人


キャッチャーと言うイメージから変化して、
すごく大空を雄大に飛びながら
乗客に安心感を与えながら仕事をしていると感じませんでした?
そういうわけでこれもまた生きがいになりませんか?
(ちょっと強引でしたが・・)


私の言いたい事分かってもらえたでしょうか?

こじつけでも何でもいいのです。
自分のしたい事、
漠然とやりたいと思っていても躊躇している事ってありませんか?


だからこそ名前に勇気をもらってみませんか?
ぜひ一度あなたの名前で楽しんでみてください。


「私は○○するために生まれてきたんだ!!」
と楽しみながら宣言してみてください。

理由付けなんて何でもありです。

もしあなたがしたい、なりたい姿をイメージするなら
ぜひ名前をお守りにしてみてくださいね。

気に入った理由付けが出来たらあなたは導かれているんですよ。
やり終えて幸せな気持ちになってもらえればうれしいです。

もっと見る

すべての答えは5メートル以内にある

  • 2010年5月 1日(土) 00:26 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    4,369


心理トレーナーの川崎です。


何かを探し続けている人はいませんか?

自分にあった天職を探し、
日々生き生きと過ごせることは「何か」を探し続けてはいませんか?

多くの成功者の話を聞いて、どんどんいい状態を引き寄せていく物語を知り
うらやましいなぁと思ったことはありませんか?

彼らは運がいいのでしょうか?
彼らは何かに導かれているのでしょうか?

じつは彼らは自分達にとって何が必要で、
どんなものがあればいいのかが分かっているのです。


自分に必要なものを知っているから見つけることができるのです。

例えばで言うと、普段何気にながめているWEBの中の文から
「山」という漢字をいくつ見つけられでしょう??といわれたらどうでしょう。

普段なにがなく見逃していた文字の中に
たくさんの「山」が使われていることに気が付くはずです。

すべての答えは5メートル以内にあります。

自分にとって必要な情報、必要なものはすぐ面前にあるのです。
まずは、それが何なのか知ること。


毎日の生活で見慣れた景色のどこに目が行くか
どの音に反応するか注意して見ましょう。。

つまり自分の行動をもう一人の自分で見つめてみるのです。


例えば友人に聴いたのですが
奥さんが妊娠している時には、
街中妊婦さんだらけに見えたといいます。

そんなに急に妊婦さんなんて増えるわけないですよね?
目に見えるフィルターが切り替わったと言う事で
まさに自分のいま興味のあることが
「妊婦さん」だということが分かります。

例えば私は旅人でもあるのですが、行きたい国がみつかると
雑誌のどんな小さい記事だろうとピントが合って眼に入ることがあります。

また「教育」や「コーチング」というキーワードなら
どんなに小さい文字だろうが眼に入ることがあります。
これは、頭の中に知りたい情報がインプットされているので
目に入るのではないかと思います。

そこで皆さんには普段の生活の中で
何に対して一番反応するか、どんな言葉に反応するのか
一度感じてみてほしいと思います。


もし毎日をつまらなく思っているのなら、
一度やってみる事で毎日を俯瞰(もう一人の自分で自分を観察)している
気持ちになれるのではないかと思います。

もう一度書きます。

すべての答えは5メートル以内にあるのです。
ただその答えは、意識しないと見えないだけなのです。


見える力を養いませんか?

もっと見る

耳の痛い言葉ほど身体にいい

  • 2010年4月21日(水) 01:12 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    5,395


心理トレーナーの川崎です。



たぶんだけど
背の高い人にチビといってもそれほど反応しない。
そして
細く痩せている人にデブといっても
それほど反応しない。

だけどその逆だったら
反応する人が多いような気がしています。


人が何かを言うとします。

それがその人に対して、事実なことか偽りのことか
そんなことは分かりません。
相手は、じっくり調べてから言っているかもしれないし
ただの思いつきで言っているだけなのかもしれません。
だけど、そんなことは関係がありません。

今回私が言いたい大事なことは


<人が何かを言ったことに対して
受け取る側の中で反応する感情があるということです。>


例えば
太っている人にデブという言葉が投げられたとします。
(イメージがつきやすい例えを選んだだけで差別的な意味合いはありません)

誰に言われたか
どこで言われたか
いつ言われたか


こういった言葉以外のことで感情が揺れ動くかもしれませんし
単に、言葉に対して反応する場合もあります。


太っている人にデブといった事実に対して、
100人の太っている人がいれば
100通りの反応があると思います。


傷つく人もいれば
怒り狂う人もいるし
感謝する人もいるし
受け流す人もいる。


悪意があっていわれた言葉でも
全く悪意と感じなければ感情は揺れません。
逆に相手が良いと思って言った言葉でも
悪意と感じたら感情は揺れてしまいます。

ですから、<言葉>は<言葉>でしかないのです。
受け取る側が心地よい言葉と思うか
心地悪いと言葉と思うかを判断しているだけでしかないのです。


食べ物の好き嫌いがあるけど
人によって言われて好きな言葉と
言われて嫌いな言葉があるんだと思います。


ということは、自分がどういう言葉に反応するのか
どんな好き嫌いがあるのか意識したほうがいいと思うのです。

言葉を食物とイメージしてみてください。

言われて腹が立つとか
辛くなったり落ち込んだりするのは
その言葉を食べたことで
身体の中で何かが起こっていると思えませんか?

普段食べたこともない言葉だったら、
おなかが痛くなってしまうかもしれないし
身体の体質が変化してしまうかもしれない。
一口食べて不味くて吐き出してしまうかもしれない。

だけど耳の痛い言葉というのは、
普通に食べて(聞き流して)いた言葉より
実は身体の中でいろいろな影響を及ぼしているんだと思います。


嫌いなものを
大好きになれとは言いませんが
食わず嫌いにならないで
自分にとって耳が痛い言葉に対して意識を向けて
自分がなぜ耳が痛くなったのかを
大切にしてみてもいいと思います。

なぜならその言葉は他の人には影響もなく
自分だけが痛くなるものなのかもしれないのですから。

もしかしたら、人によく思われたい
自分の利益を守りたい。などといった、
何かを失うかもしれないと思う自分本位な
心の安全警報装置が
作動しているだけかもしれませんね。

ながながと書きましたが
言われた言葉で反応する自分自身に責任があって
言った人に対して
苦情を言ったり怒りを出したり泣いたり。。
そんな感情を表に出してはいけないんだと思います。

人のせいにするほうが簡単だけど
ただの<言葉>に対して身体の奥底に眠っている何かが
反応して目覚めているだけだったとしたら、
人のせいじゃなくて自分の責任かもしれませんよ。

だから相手の出す言葉に対して出していい感情は
苦情とか怒りではなく
自分の中で感情が反応するきっかけをくれたお礼として
先ほどの例えで言うと、
心の安全装置がうまく作動していることを確認できた。

だから、
「その言葉を言ってくれてありがとう。」
なんていう感謝なのかもしれないですね。

なかなか嫌な言葉を受け入れるのは難しいですが
「どうして私はこの言葉で反応するのだろう・・・」と
振り返ってみればいかがですか??

もっと見る

職業差別と人格形成は異なります

  • 2010年4月17日(土) 20:28 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    5,108


不景気だから仕事がないという言葉を聴きますが
本当にないのでしょうか?

私は頻繁に途上国を訪問するのですが
本当に仕事がないという現状をみてきましたので
本当にないというより
自分には向いていない仕事。
やりたくない仕事というように
選ばなければ仕事ってたくさんあるなぁと思っています。

仕事と言われる職種は、本来すべて必要とされるもので
けっして職業差別などしてはいけないと思っています。
このことは前提としながらも、
実際には職業差別というものが存在しているように思っています。

職業差別の例えで言えば、
汚くてやりたくない仕事は典型的なものだと思います。
これは世界的にも差別の対象になりやすく、
特にトイレ掃除をしているということは、
低い仕事に位置づけられていることが多いと思います。

当然のことながら仕事は仕事上の立場であって
そこで働く人の人格や人権は異なると思っています。
しかし、人がやりたくない仕事に就いて働いている人は
どこか劣っている、どこか自分達とは違うといった、
人権までもが低く設定されているかのように感じることがあります。

例えば、公衆トイレなどで
掃除をしてくれる人がいるから綺麗に使うことができるのに
あからさまに
彼らを見下している態度を取る人を見かけることがあります。

掃除をしている人は自分たちより劣っていると決め付けるような
振る舞いにすごく嫌な気持ちになったことがあるのですが、
そういう嫌な態度を受けてしまった、掃除をしている人の中には
自分が何か悪いことをしているような遠慮がちで
負い目を持ちながらビクビクした空気を出している人が存在します。

これは元からの性格なのか、普段は元気なのに
世間が決め付けた職業差別から来る自信の消失なのか
なんともいえないのですが、オドオドしている人がよく見かけます。

海外で見るトイレ掃除の人は、やはり世間的に職業差別はあるけれど
トイレ入場料で暮らしているからなのか、仕事へのありがたみなのか、
その仕事に誇りを持ちイキイキしている光景を見かけます。

日本のほうが職業差別は酷いのかなと思っていたら、
この間、駅のトイレでハッとする光景を見かけました。

駅のトレで掃除のおばちゃんが、とても力強く便器を磨き、
しかも鼻歌まで歌いながら掃除をしていて、
すごく楽しそうに掃除をしていました。

逆に汚すのが悪くなるくらい。

トイレを終えた人は口々に
おばちゃんに対して「ありがとう」といいながら出て行っています。

その、「ありがとう」が聞こえたおばちゃんは
「失礼します。ご迷惑かけています」と元気に言いながら
また掃除を続けていました。

「気持ちよくトイレを使ってもらうことが
私の楽しみなのよ!!」

こんな声が聞こえてきそうなくらい、楽しそうに仕事をしていたのです。
その光景を見て、どんな仕事も一生懸命さが伝われば
人から「ありがとう」を勝ち取るんだなぁと思いました。

人から「ありがとう」といってもらえることで
自分のしている仕事に満足感を覚え、
ますます楽しく仕事をすることができます。

「ありがとう」と言い合える関係には、
上や下といった立場などは存在せず
相手を尊重して感謝する気持ちになることができると思っています。

世間的に差別されやすい職種だからといって、
働く人自体が萎縮してしまうのではなく
どんな仕事でも楽しく取り組むことで、人の見方も変わるのです。

大げさかもしれないけれど、トイレ掃除を楽しくしている姿を見て
子どもが「僕も家に帰ってトイレ掃除したい!!」というかもしれません。

差別される職種はあります。
しかし取り組み次第で生き生きとした
自分らしい存在でいられる事例をお伝えしたくなりました。

もっと見る

「だから・・・」という制限を持っていませんか?

  • 2010年4月12日(月) 22:34 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    3,989


お仕事メンタルトレーナーの川崎です。
今日は、
日常気づかないうちに「箱の中」に入り
本当のあなたを閉じ込めていること書いてみました。



社長だから

母親だから

父親だから

先生だから

リーダーだから

上司だから

部下だから

先輩だから

弁護士だから

クライアントだから

コーチだから

お金がないから

お金を持っているから

もう年だから

経験者だから

受験生だから

バイトだから

派遣社員だから

男だから

女だから

大人だから

子供だから



だから何!!!

無理しないで!!!

あなたはあなたなんだから。。

もっと見る

あなたは宇宙人だけど人には言わないでおく

  • 2010年4月 8日(木) 03:01 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    4,352


お仕事メンタルトレーナーの川崎です。

今日は変なタイトルですが、
こんな風に生きれば楽ですよという例えで書いてみました。

誰かに自分のことを分かってもらいたい。とか
みんなからよく思われたい。なんていう欲求を持ったことはありますか?

こういう欲求がある時
大好きな人に認められないとき、
上司から褒められないとき、存在を認められないとき、
後輩や部下から尊敬されないときなどに
不安になったり怒りという感情が表に出てきたりすると思います。

そんなときどんな対処をしていますか?

認めてもらえるまでアピールを続けますか?
それともどうせ自分なんて・・・と諦めますか?


好みとめてもらいたい、分かってもらいたいという気持ちの奥に
どのような感情が存在するでしょう?
私の場合、自分にとって何らかのメリットがあり
期待に似た感情を持っていることが多いように思います。

これまでその期待が強すぎるため、
その期待を失ってしまうことを怖れて
どうにかしてでも
人に分かってもらうことにエネルギーを注ぎがちになりました。

意識していないかもしれませんが
「わかって~!!」と願う力はエネルギー消費が高く、
そんな行動をしているときは、
あんがい自分らしさ失っています。

皆さんはどうですか??

ここからは私なりに解決した対処法をおすそ分けします

ここからタイトルの部分に入りますが、
仮に、あなたは地球に降り立った「宇宙人」だとします。
目的は地球人の生態調査と仲間作りです。

その目的のために、

「実は僕は宇宙人なんだよ。
あんなこともこんなこともできるよ。
とてもすごいんだよ、能力も高いんだよ。」

こんな風に言いながら人間と接し

「僕のことわかってください。お友達として認めてください。
僕の能力を使ってください。」といっても
たぶん伝わらないし、信じてももらえない。
もっと言えば関わりを持ちたくないと思われます。

なぜなら、一方的な感じがするからです。

それをどうしてもわかってもらおうとすればするほど
すごくエネルギーを使い、気持ちが満たされないまま
嫌な気持ちを持ち続けます。

「自分が宇宙人だと言うことをわかって!!」
と相手に理解してもらおうとする行動を取り続ける限り
逆に人には理解されないような気がします。

・・・。

皆さんはもちろん人間ですが、
自分のことを人にわかってもらうために
この宇宙人と同じような行動を取っていませんか?

その結果、「だれも自分の事を分かってくれない・・・」と
存在価値をなくしてしまっていませんか?

人に理解してもらうことは
すごくエネルギーが要ることだし
空回りをすることにも繋がることを
感覚として捉えていただければ幸いです。

それでは、どうするか??
答えはひとつ。

再び宇宙人の例えを使いますが、
自分が宇宙人だということは事実で隠しようがないので
きちんとそのことだけは認めておく。

まずはその前に、地球人の事をなんの知る努力をしましょう。
相手のことを知る前に自分ばっかり分かってもらおうなんて
虫が良すぎると思います。
まずは地球人がどんな生態をしているのか
どんなことに興味があるのか
伝えるより、聴くことです。

人に分かってもらう前に
相手を知る努力をしましょう。

相手が自分の事を聞いてもらえたと思えば
自然にあなたに興味を持ち始めます。
そのときに初めてあなたのことを伝えればいいのではないでしょうか?


あなたが「宇宙人」だということは事実です。
しかし人に自分のことを宇宙人だと伝えても
伝えられた人にはメリットなんてなく
宇宙人であることを伝えたいと思ったあなたの
自己満足でしかないんだから、
改めて人には言わないほうがいいのです。

自分で自分のことを認めていて
聞かれたときに伝えられる準備をしていればいいかもしれませんね。

「わかって~~」ってエネルギーを注ぐより
相手を知ろうとするほうがエネルギーは優しいのです。


分かってもらう前に
分かってあげる。

一度このことを意識してはいかがですか?

もっと見る

組織に要らない人など存在しない

  • 2010年4月 1日(木) 03:30 JST
  • 投稿者:
  • 閲覧数
    5,008
今日夕方ニュースを観ていて腑に落ちたことがあった。
どういう内容かというと。
学校給食の食器を製造している大阪のメーカーが
環境に配慮した新しい食器を開発したと言う特集だった。

その素材の原料は「竹」で
その竹に生分解素材を混ぜ込み開発したんだそうだ。
しかし、竹という現材料の安定供給ルートに思案していたんだそう。

場面変わって
九州福岡のある地域に場面が移り
厄介者の竹をどうにかしたいという問題に視点が移った。


竹はなんと一年で8メートルも成長するらしく、
それでいて地面深く根を下ろさない為に増えすぎると
土砂崩れの恐れもあるんだそう。

福岡のある地域では、竹の子産地として名を馳せていたそうだけど、
収支のバランスが悪くなり竹の子から撤退し、放置し続けるうちに
次第に竹林は荒れ果ててしまい、地域の厄介者になっていったそうだ。

その厄介者の竹がたくさんあるということに眼をつけた
給食食器業者が、福岡の竹の産地と手を組み
見事なエコ食器を開発したのだ。

とても軽くて丈夫で子供たちにも好評なんだそう。

しかも今回のモデルを元に全国で展開していきたいと
言っている社長を観て
結局「厄介者」って悪くないやん。と思った。

厄介者があるから商売が成り立つみたいだし
街にとっても竹の子に次ぐ産業になったみたいだし、
とても貴重なものだと思った。

振り返ってみると
山しかない街から<葉っぱビジネス>を展開した徳島県上勝町。
(ここは以前取材したけど元気がよすぎる)

エチゼンクラゲを佃煮や医薬品にしていこうとしてるしている人たち。

このように「厄介者」に対して試行錯誤して
光を与える人が存在する。

そう思うと厄介だと思うのは、
まだ未知なものに対して使い道が分からないだけで
本当はすごい価値があるにもかかわらず閉じ込めているだけなのかもしれない。

だって石油だって、アオカビだって
もともと厄介者だったはず。


ここからが一番伝えたいことやけど、
組織の中にいる「厄介者」扱いされている人たち。

もしかしたら、すごい原石なのかもしれないよね。
使い道の分からない人の力不足かもしれない!!

だから、アイツはダメだ!!という前に
どのように活用しておこうという意識を持つことは
大切なことだと思って仕方がないのだ。。

一人一人が輝ける組織を作るために。
いつもこの部分を思うと
腹の底から込み上げてくるものがある。

そして、
だって今のこの時代に世に生を受け、しかも明日死んでしまうような国ではなく
日本人として生まれ、今なお生かされているんだから
きっと僕達は何らかの目的を持って生まれたに違いない!!と
魂を突き動かす思いに繋がってくるのだ。。

もっと見る


新規会員登録

私が「悩み辞典の使い方教えます。」管理人さんに相談はこちら