私は男性ですが、意見を書かせてもらいます。
私の知人にもakiraさんと同じ女性で、女性しか本気で好きになれない人がいます。その知人は現在20代半ばで、高校生の頃から同性にしか興味がもてず、以来付き合う相手は女性のみです。ちなみに知人は男性との性経験はなく、肉体関係は女性のみだといいます。現在の恋人ももちろん女性で、とても充実した毎日を送っていると胸を張っています。
実は、その知人は高校生の頃に、自分自身が同性愛者である事を確信したそうです。御存知かと思いますが、女性同士の同性愛者には男性役のタチと、女性役のネコがあり、知人はネコです。はじめは自分自身が周囲とは違う事に悩み、男性を好きになる努力を試みたものの、努力をすればするほど息苦しくなり、最後には気が狂いそうになったといいます。そして葛藤した結果、自分は自分だと考えるようになり、無理に男性を好きになるのではなく、素直に女性を好きになり、告白したそうです。もちろん同性愛者の絶対数が少ないので、失恋する事は多かったといいますが、それでも今までに4人の女性と付き合い、愛し合ったといいます。その中でも、現在の恋人とは一日たりとも離れたくなく、将来まで末永く一緒にいたいと思っているそうです。
そんな知人と話していて常に思う事は、人間には努力して変われる部分と、どんなに努力しても変われない部分があるという事です。その後者の最たるものこそ、人間の性的指向ではないでしょうか。人生は一度しかありません。そのたった一度の人生だからこそ、人間の根源に纏わる性的指向を無理に矯正しようと試みて苦しむよりも、ありのままの自分自身を受け入れ、生きていく方が、その人にとって楽しく、意味のあるものだと思います。
たしかに、現在は性に対してオープンな時代になりました。しかし、同性愛者に関する点では、まだまだ偏見があります。akiraさんのような方にとって、必ずしも生きやすいとはいえません。日々の生活の中で、苦しむ事もあるでしょう。それでも私の知人のように、自身の性的思考を素直に認めて受け入れ、胸を張って生きていって欲しいです。
拙い意見で申し訳ありませんが、akiraさん、何事に対しても前向きに頑張ってください。そうすれば明るい未来が開かれるはずですよ。

| rekoa / 20代 | 男性 | 2008年6月10日 23:17 JST |