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給与所得者の節税について

ご相談者:30代/男性

私は妻、子供一人の家族構成のサラリーマンです。
現在転職活動中で、この先2,3ヶ月以内に新しい職場を探そうと考えております。
家族にはそれとなし伝えておりますが、具体的にいつ今の会社を辞めると言っておらず(出来るだけ心配をかけないように)、実際には来週から会社を休職し、真剣に探そうと考えております。
今の会社には交渉して、6月ぐらいまで席をおき、給与の受給をお願いしておりOKを頂いております。
従って、何もせずに給与をもらえることになっております。
しかしながら、1つ問題は、家族には伝えておりませんので、家にいることは出来ず、いつものように会社に行くふりをして家をでなければなりません。
勿論、外で転職活動をして帰宅するというのもありですが、現在ローンやいろいろな出費が多い中、この時間を使って短期でバイトということも考えております。
ここで質問です。
税金対策について、現在仕事をしている状態、休職している状態で時間の有効活用の為に短期でバイトをする。つまり、追加で収入があるので、その分納税の義務(所得税、住民税?)が発生するわけですが、出来るだけマイナス要因がでないようする為にどうしたらよろしいでしょうか?つまり、どれぐらいまでに追加収入をおさえたらいいのかなど、よきアドバイス頂ければ幸いです。
現在年収で750万〜800万円ほどです。
何卒宜しくお願いします。

30代/男性 | 日付:2008年3月31日(月) 03:50 JST | 閲覧件数: 1,251

給与所得者の節税について

巻幡 直美

Hiroking様
はじめまして、税理士の巻幡です。
こちらこそどうぞよろしくお願い申し上げます。

お尋ねの件についてですが、
かなり難しいと思います。

ご存じの通り、
基本的に所得が上がればその分の税負担は大きくなるからです。

強いて申し上げますと
現在の給与を800万円と仮定して考えてみましょう。

800万円の給与の方は給与所得金額が600万円となります。
(給与所得控除後の金額)
所得控除がどの程度あるかはわかりませんので、そのままとして
現行法では600万円に対して所得税の税率は20%です。

20%の税率が適用される所得金額は
3,300,000円〜6,950,000円となっております。

次の段階の税率は23%です。
(6,950,000円〜9,000,000円)

税負担を押さえたいとご希望であれば、
現在の20%の税率を超えない程度にアルバイトをなさってはいかがでしょうか。
所得金額6,950,000円になるための給与収入は
逆算いたしますと約9,055,555円となります。

まとめてみますと、
今年見込まれる給与収入が9,055,555円を超えなければ
所得税の税率は20%、
それを超えてしまうと23%の税率で所得税が徴収されます。

住民税に関しては一律10%ですので
税負担は所得金額に応じて大きくなっていきます。

以上
ご理解、ご検討いただき、
ご参考にしていただければ幸いです。

                     巻幡直美

回答日時:2008年4月 1日(火) 09:55 JSTお礼のコメントを書く

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