相談&回答 |
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回答プロ:心理カウンセラー 福屋 義美
ご相談者:20代/女性
はじめまして。
私は25歳の会社員です。
うつと呼べるほどの悩みじゃないかもしれませんが、最近おかしくなりそうなことがあるのでご相談させて頂きたく思います。
実は今年の1月に母が他界し、父と姉と私の三人で生活しているのですが、どうしてもその生活が苦しいと感じてしまうのです。
会社に行くのは苦じゃないのに、家に帰るのは嫌だと感じてしまう。
家族のなんでもない一言、正確には以前なら少しムッとなってしまうだけのような一言がものすごく尾を引いて腹立たしい気持ちが静まらない。そしてその後壁を蹴ったり大きな声を出したり、姉や父に対して殺意のようなものを抱いたり、暴力的な衝動にかられそうになったりします。今のところは想像しているだけでそんな恐ろしいことはしないのですが、そういう時は心から、二人が居なければいいのに、いなくなればいいのにと思ってしまいます。
そして時々人前なのに涙があふれてコントロールできなくなってしまう時もあります。
家族からひどい扱いを受けているわけではありません。
むしろお互いに気遣おうと努力していると思います。
母をなくした痛みは同じだと思うので、私もなるべく気遣わなければと思います。
そして、姉が以前うつ状態になったことがあり、元来とても神経質で自己防衛本能の強い人間なので、ムッとすることを言われてもどう言い返したらいいかわからず、言葉を飲み込むことが多いです。
お互いにがんばって、母が居たときと同じようにやろうとしていると思うのですが、私にはそれが苦痛なのではないかと最近思いはじめました。
お互いに、何をするにも「やってくれてありがとう」と言うようになっているのですが、どうしてもそれが形だけの言葉に聞こえてしまうのです。おそらく本当にありがたいと思ってくれていると思うのに、どうしても薄ら寒く感じてしまいます。気持ち悪いとすら思うときがあります。
また、お互いに「大丈夫?」と心配そうに見るときも、同じように感じてしまいます。
そんなことを思ってはいけないと思えば思うほど止められなくなります。
家の中でも自分の部屋に居るときだけはリラックスできるのですが、ずっと自分の部屋に居るわけにもいかず、居間に誰かいないと・・・と思い、休みの日もたいてい居間にいて何かしていることが多いです。ですが、まだ一人の時はいいのですが、父や姉が入ってくると落ち着かなくなります。今まで落ち着いていた気分が消えると言った方がいいでしょうか。
姉とも父ともよく笑って会話をします。でもそれも面白くて笑ったりするのに、どこか愉快にならないのです。たいていの場合、笑うことで心は軽くなりますが、父や姉との会話ではそうならないのです。
会社の先輩に相談して見たら、「家を出て見るのもいいかもしれない」と言って頂きました。
私自身、そうしたいとも思っています。多少暮らしが不便で不安定になってもとにかく一人にしてほしいと思います。
それでも実行に踏み切れないのは、やはりどこか二人のことが心配なのだと思うのです。
現在、姉が日常の家事をやってくれていて、ただ体調が不安定なので、会社が休みの日は私が代わっています。私が家を出たらそのサイクルが狂って姉の体調もよくならないのではないかと思ってしまいます。
また、そういったストレスはおそらく三人ともが抱えていることだと思うのに、私一人が逃げ出していいのかとも思ってしまいます。
また、「私の気分が鬱々としておかしくなりそうなのはお前たちのせいだ」と言ってしまうことになるので、そのことも抵抗を感じてしまいます。
それでも家を出て少し一人になった方がいいのでしょうか?
それとも三人でうまくやっていく方法を探した方がいいのでしょうか?
内容がまとまっていなくて申し訳ありませんが、何かアドバイス等頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
20代/女性 | 日付:2009年7月 5日(日) 13:47 JST | 閲覧件数: 2,271
お返事が遅くなってすみません、福屋 よしみです。
愛する家族がお亡くなりになるという事は言葉で表せないほど深い悲しみに直面してしまいます。
私自身も夫が亡くなった後mkmaknさんのように怒りを感じてしまう時期が随分長くありました。
別に誰に何かされたわけではないのですが。
これは心理学的に心の中で起きている事をご説明させて頂くと
怒りは感情の蓋と呼ばれています、怒りの下には今まで我慢してきた深い悲しみや
孤独感・寂しさ・辛さ。言えなかった事。伝えたかった事。などなど
たくさんの我慢(抑圧)されたものが多く自分の心に眠っていたという事です。
この感情が処理出来るまでは怒りはさらに吹き上がっていきます
お母様がお亡くなりになったという事で今、この感情は吹き上がってきているのです。
この感情はカウンセリングでクリアして楽にしていくことは十分に可能です。
カウンセリングでは、どんな深い悲しみも御本人に意欲さえあれば
楽にしていくことはこの状態を抜けていく事が出来ます♪
この心理学は悲劇的な出来事を喜劇的な出来事に変えていけますよ。
回答日時:2009年7月 9日(木) 19:53 JSTお礼のコメントを書く
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