まずは、契約書の確認からです。

古家 秀樹

○はじめまして、飛鳥（あすか）行政書士法務事務所代表の古家（ふるいえ）と申します。


＞著作権についてお尋ねします。
＞はじめまして。よろしくお願いします。

＞私は派遣で事務をしています。
＞派遣元との契約(業務内容)は事務機器操作5号です。
＞もちろん時給もその範囲内です。

＞けれども実際は事務機器操作の他に、会社から頼まれて社内のシステム的なプログラムを
＞組まされてきました。

＞そこで、今回会社から派遣切りを言い渡され退職となったことについてお尋ねします。
＞派遣元からの、ソフトウェア開発者向けの取決めとして、就業先で組んだプログラムは
＞退職時には著作権放棄をし派遣先の所有物となると書かれています。

＞その為、私はソフトウェア開発者としての契約ではないにしても、会社の業務用として作った
＞プログラムは会社に無償で引き渡さなくてはいけないのは仕方のないことだと思います。

＞けれどもその他、自分が担当していた業務の時間短縮を図ることを目的として組んだ
＞プログラムも、法的には著作権を放棄し、私の後任者や会社側に引渡さなければならないの
＞でしょうか？



○相談者様が担当していた業務の時間短縮を図ることを目的として組んだプログラムに
○つきましては、派遣元とお客様との契約内容によって異なってきます。
○契約書を確認させていただければある程度の回答ができるものと思われますが、上記文章
○のみでは、明確な回答はできません。

○しかし、原則的なお話として派遣社員は、実質的に派遣先の指揮命令下にありますので、
○当該社員の行為は、会社の社員の行為と同視すべき行為と考えられるので、一般的には
○会社側に著作権がある可能性があります。

○会社の業務用として作ったプログラムを、会社が制作をすることを決定し、仕事として
○制作していれば著作権が会社側にあるという可能性が非常に高いものと思われます。

○会社側と相談して決めるという方法良いかもしれません。
○いずれにせよまずは、契約書での確認が必要です。

○一日でも早く解決できる事を切に祈っております。


○それでは失礼します。


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回答日時：2009年6月13日(土) 02:40 JST

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