相手女性は強者です、簡単にハイとは言いません。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

sinaさん、又お兄様もご家族思いの仲のいいご兄弟である意味　お幸せな家族だと思いました。
そして　冷静にお父様の気持ちをお聞きになったりされ　色々努力のあとが　見えますね。

しかし　その一方で、兄妹のスクラムが強すぎて　ある意味、外の意見が入ってくる隙間がない為、壁にぶつかっているのだと思います。

今　この段階になり　弁護士が必要ですか？との問いですが　確かに費用を使って弁護士を雇えば　それなりの効果はあると思いますが　それならば　最初からそうすべきだったと思います。

つまり　何が言いたいかと申しますと　このような問題は　人生でいつもいつも経験するわけではないので誰も慣れていないのです。どちらかと言えば　こうした初めての体験だからこそ　本来ならば　最初に弁護士に御相談されるべきだったかと思います。（訴訟だとかという意味ではなく）

もちろん自分達の家族の問題ですから　自分達だけで解決したいと思うのは　理解できますが　やはりそれには正しい知識の元で　行動しなければなりません。

厳しい言い方ですが　自己流の判断で　行動し　その結果が得られなかったからと言って　その後にどうしたらいいですか？と問われる気持ちは判りますが　正直言って　「自分達でごちゃごちゃにした後、その結果を持って来られても
一番やりにくいな〜」という　感じはあります。例えて言うと　転んで怪我をして　自分の間違った知識で適当な薬草を塗ったばかりに、結局化膿して　その後病院に来るという感じですかしら・・・・・・
出来れば　最初から病院に来てくれていたら　もっと早く治っていたのに、傷だけでなく化膿も加わったから　余計に
治療が長引くというような事と同じだと言えば　お判りになりますか？

もちろん　今からでも　手遅れと云うことではないかもしれませんが　複雑になってしまっている分、余計に手が掛かるといった状態だと思います。

だからこうした問題は　最初から　私のような者の立場の者でもいいですので　ご相談をしてくださってもらっていたら　解決策をお教えして　もう少しシンプルに片付いていたかもしれません。

と、まあ　説教はここまでにして　そしたら　ここまでの状態になった物をどうするか？という問題です。

そこで　今後のアドバイスとして　先ず　一つは　自分達兄妹の考えが　正しいという過信を棄てる事。
なぜかというと　ここまでの行動をされる行動力は評価しますが　間違った知識の元で動かれていたから成功しなかったという事を　判って欲しいのです。

そして弁護士先生への依頼する時期にも間違いがあり　プロはそれなりの時期に　敵所に活用しなければ何にもなりません。そしてそういう先生にお願いするにしても費用もバカになりませんので　正しい活用の仕方をしなければ
上手くいきませんが　大事な事は　本当の解決は　やはりそれなりの実績もあるので　餅は餅屋でと云う言葉通りプロに任せる部分と自分達の出来ることとを分けて考える必要があります。

その上で、sinaさんのどこが間違った知識であったかといいますと　何でも「根拠と証拠」です。
普通　そんなスナックなどを経営されている方は　いろんな人間に対応していますから　少なくとも素人のsinaさんより世間には　慣れています。

その人に　「お父さんと浮気しているのでしょう」と言っても　「ハイそうです」とは　言いません。
だから　それなりの根拠を示したら　徐々に認め出したのでしょう？
でもそれも　段階があり　こちらがちょっと追求すると　最初は認めず　その後認めるというのは　要するにこちらがどれだけ証拠らしきものを持っているか　探っているという事です。

こんな海千山千の人に　先ず「話し合い」で解決したい・・・又は解決できると思っている考えこそ間違っています。

「話をしても判らない奴はいる」・・・これが　私の考えです。
世の中　話し合いで解決するなんて思っていたら　大間違い。理屈の通じない人種？は、いるのです。

だから　理屈の通じない相手には　「根拠と証拠」を示すしかないのです。

そこで認めさせてこそ　初めて　念書を書かせるという事に成功するのですが　ホテルに入っても何もしなかったし
家庭も壊す気がない・・・なんてふざけた事をいう奴には（おっと、少し過激になって来ましたが・・・大阪のおばちゃんですのでお許しを・・・）キチッと証拠固めをし　弁護士の先生から文書で「交際禁止命令」を発令してもらうのです。

でも　ここまでする為には　やはり根拠と証拠が必要と言いましたよね。
そうです。　この女性とお父様のしている事は　「家庭がありながら、他の異性と肉体関係を結ぶ事」という　法律面で言う「不法行為」です。
従って法律面では　浮気という言葉は存在せず　「不貞は不法行為」という訳です。

この部分の詳しい事は　やはり弁護士の先生や行政書士の先生に御相談いただくとして・・・・
sinaさんのしなければいけない事は　お父様とこの女性の不貞行為の証拠を押さえる事です。

そこで大切な事はsinaさんの考え方の誤りを判ってほしいのです。
【正直、体の関係の有無は重視してません。これから会わないって証明がほしいのです。口約束では、・・・・】
と、ありますが　上記の不貞行為があってこそ　それを禁止するという事が言えるのであって
ただ単に　会うなと云うことは　むしろ常識的に言うことは難しいと思います。

これまでの経緯で　不貞を立証させる事は難しく　せめて会うことさえしなければ　不貞行為にも至らないだろうという考えは判らなくもありませんが　体の関係があるからこそ　店に行ったりするなと云えるのであって　それを欠いては禁止する根拠に欠けます。

この禁止する根拠に　やはり不貞を禁止するという意味があるなら　キチンと不貞の事実を掴んでこそ言えることだと理解して欲しいのです。

ま、この不貞の事実をつかむという事は　正直　誰もベットにまで付いていって　布団をめくるまで本当の証拠ではありません。

だから　状況証拠と云うような　ホテルに入る所を撮影し、　「恐らくそうであろう・・・」と外堀から認定するのです。
しかし　これは探偵を使ったりして費用が掛かるのは仕方がありません。
でもこれが　つかめて初めて　「父と浮気をしているであろう」と言えるので　想像で話をすると　これまでのように
シラを切られるのです。

要は　sinaさんは　最小の根拠で最大の結果を得たいと考えている所に　「甘さ」があるのかもしれません。

口約束を避けたいと　いいながら　sinaさんが口だけで相手に問うという事をしているため　口で否定されるのです。

結局　「動かぬ証拠」が一番　物を言うということです。

だったら　「もう別れた」とアパートを引き払ってきたお父さんと　その女性の逢瀬は撮影できないのでは？と
お思いでしょうけれど　私は別れていないと思います。
しかし３年も同棲して　チョット熱い時期は過ぎて　家族からガタガタ言われるので　証拠をつかませない為に慌ててアパートを引き払ったという事でしょう。
本当に別れていたら　お父様は今のような発言はないと思います。

だから　少しお父様を観察し　探偵を使って一度証拠を撮影する事をお勧めします。
調査は高いとお思いだと思いますが　これは日にちの設定の仕方で少なく押さえる事が出来ます。
これが　お父様の行動を観察し、最小限の日数でする事で最低限の必要経費に抑えられるでしょう。
そしてそれに掛かった費用くらいは　その女性に慰藉料として請求するという　腹のくくった考えが必要です。
その後　行政書士などに　慰藉料請求の内容証明などを書いてもらうと順序が一番　効果のある順番です。

これまで自分達だけで話合いで何とか解決したいと思っていた考え方を根本的に改めなければいけません。

今のsinaさんの考え方では　１にこうしたい　２にこうしたい、そして３はどうしたらいいですか？と計画されていますが
本当の計画は　一番効率的な計画書を持ってしなければならないところ　一番結果に繋がりにくいプログラムで実行に移されようとしているな〜と思います。

これが冒頭に書きました　「自分達でごちゃごちゃにしてこじれてから　どうしよう？」と言われても・・・・という
思いに繋がります。

へんな言い方ですが　その女性は人の夫に手を出す　泥棒です。
嘘つきは泥棒の始まり・・・・・その女性に　「お父さんと別れて下さい」と口約束しても、また嘘を付かれますよ。

出来ましたら　私がここに書きました順番がベストですので　どうか頑張って下さい。
また判らない事があれば直接お電話下さい。
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回答日時：2009年5月23日(土) 12:38 JSTお礼のコメントを書く

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