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現在妻が離婚を希望しています。

ご相談者:30代/男性

現在妻が離婚を希望しています。今回が初めてのことではなくて、今年の1月にもそういったことがありました。原因は気持ちのすれ違い、相性が合わない、価値観のずれ、といった感じです。私自身も日常の中でそういったことを感じる時もあります。1月のときには2ヶ月間別居をしていましたが、周りの説得もあり、また一緒に生活をすることになりました。しかし、私も妻もどこかぎこちなく、互いに気を使って生活していたように思えます。私も現実から目をそむけ、逃げ腰だったようにも思えます。でも私にとって妻は宝物で、本当に大切にしてきました。楽しいこともたくさんありました。いざこういう話になると、よかった思い出ばかり頭に浮かびます。結婚して4年ですが、妻のために全力で生きてきたつもりです。その妻を失ってしまうことを考えると、寂しさと恐怖心でいっぱいなのです。妻のために全力で生きてきたといっても、日常の中ではたるんでいた自分がいることも事実です。私自身もこの先うまくいくのかなと思っていたこともあります。妻は時間の無駄だと言っています。妻の気持ちも痛いほどよくわかるんです。ただ、今まで積み上げてきたものが、私にって一番大切なものがいなくなってしまうと思うと辛くてなりません。今妻がいなくなってしまうと、私自身どうなってしまうのか本当に怖いです。今回が最初でないぶん、妻の気持ちは固く変わりそうにもありません。私が諦めれば済んでしまう話かもしれません。でも、今の私にはその決心がつきません。どうしたらよいのでしょうか。よろしくお願いいたします。

30代/男性 | 日付:2008年11月27日(木) 16:04 JST | 閲覧件数: 1,002

現状を把握しましょう

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

ここでの 相談でよく男性に多く見られる相談のケースです。
問題の原因となる事を書かないで 今の結果にのみ 改善策を問うのは
男性特有の相談の仕方です。

まず その原因を考えるとき そもそもの解決の為に どのように 妻に向かい合えば
良いかを考えます。
しかし現実には 問題に対しての考え癖という 思考の癖と云うものが災いします。

例えば 少し 意地悪な質問をします。

【質問の内容】
妻が離婚を前提に別居の為に家を出ました。
     ↓
しかし回りの事も考えて 戻りました
     ↓
でもやっぱりうまく行かず妻は離婚だと言い張ります
     ↓
でも離婚の決心がつきません。
     ↓ 
どうしたらいいでしょうか?
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんな内容の相談がNOBURINさんに届いたら どう答えますか?
これが例えば親友のA君から相談されたとします。

性格も 親友の環境も 奥様にも会った事があったとしても
久しぶりであれば 「おいおい、落ち着いてくれよA君、久しぶりに会ったと思えば
大変な事になっているので 驚いたよ。いったい何があったの?
とにかくもう少し詳しく教えてくれないか」と、NOBURINさんは おっしゃるのでは
ありませんか?

そこそこの気心の知れたご友人にでも、こうおっしゃるのではないでしょうか?
説教がましく言うのではありませんが 私はNOBURINさんの事は全く判らない、
初対面なら お顔も「感じ」と云う タイプも判りますが まったく NOBURINさんを
見ることも出来ないのです。

そこで NOBURINさんの質問を簡単に書いたのが 上記の【質問の内容】です。

この内容でNOBURINさんは A君から相談されたら 何の事やら サッパリ
判らないというのが 現実だと思います。

今 ここで 言いたいのは 質問の仕方ではありません。
物事の考え方の問題だと言いたいのです。

例えばNOBURINさんが怪我をして出血しているので絆創膏を貼ってくれと言っているようで
消毒もしなければ 化膿してこじれるだけです。
男性は 今の痛みがつらい為に 応急処置ばかりを求めるような物で
所詮 その場限りの痛み取りになってしまうので 根治はできません。

こうした事は 夫婦間でも随所に現われ 何か応急処置ばかりしかしてこなかった
のかもしれません。 


自分の思いを人に判ってもらおうとすれば もう少し 胸の内を書かなければ
相手には伝わらないので こういう事は一事が万事 奥様に対しても
このような形でなかったかな?と思うのです。

もちろん悪気はないのは 判ります。でも NOBURINさんが奥様の心を開けようと思えば
もう少し表現力というか プッシュがなければ伝わらないと思うのです。

夫婦の対話はありましたか?
対話とは単なる話し合いではなく 相手が何を望んでいるかと云うことを
お互いに 心を割って話をする事です。

ただ普通、夫婦で話し合うときに どちらか一方の意見に 相手を吸収しようと
する力が働きますから それは対話とは呼ばないでしょう。

もう一度やり直そうと決めてからも 結局方法が判らないのでは 以前と同じ
態度をとるしか仕方がないときもあります。

今ほど 奥様を必要とされているなら それは奥様にアプローチをした事は
ありますか?

でももし その努力をされたのに 効果がなかったということは 実は的を
得ていない可能性もあります。

まず 何に向って 訴えていくのか 何を修正すればいいのか?
奥様はNOBURINさんにどうなってもらえれば嬉しかったのか?
そしてそれは実現可能なことであったのか?

「とにかく妻が離婚をしたいと言っている」
「僕は とにかく離婚をしたくないんだ」・・・・・・
これでは離婚回避というより 駄々っ子どうしの喧嘩のようで ずっと平行線でしょう。

本気で 修復を望むのであれば 具体的な改善策が必要です。

これまでに夫婦の間に何があって、どこからすれ違ってきたのか?
価値観の違いと言っても それはあわせる必要があるのか、ないのか?

これを聞かせていただいて 初めてお応えできるというものです。
この改善すべき点をもう少し深く見つめてみませんか?

その為には一度「詳しい相談内容」をご覧になって お電話いただくことが
一番早道かもしれません。頑張ってください。

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回答日時:2008年11月27日(木) 19:16 JSTお礼のコメントを書く

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