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回答プロ:夫婦問題カウンセラー 村越 真里子
ご相談者:30代/女性
はじめまして。30歳で2歳と3ヶ月の子をもつ主婦です。
5月に2人目を出産しました。出産前は主人の仕事がとても忙しいことと、縁もあり帰りが早い仕事に転職する事ができました。そんなこともあり、出産後は里帰りではなく自宅で…となりました。
しかし、帝王切開での出産で体力的にも精神的にも参ってしまっていたのですが、主人との約束だと思い頑張ってはみたのですが、うつ状態になってしまい、「死んでしまいたい…」と主人が帰るまで泣いてばかりの日々。主人に少しでいいので実家に帰らせてもらうようにお願いをしたのですが、受け入れてもらえず…。限界がきてしまい、母親が来てくれた時に倒れてしまい、実家に連れ帰ってもらいました。両親からも連絡をしてもらい、少しの間実家で・・・との話でしたが心療内科に行ったところ自殺未遂までするようになっていたので完治するまで実家で療養と主人も一緒に言われました。
ですが、主人は「お前はうつじゃなくて甘えたいだけだ」とか「家族4人でとにかく住みたい」の一点張り。母親が「我慢させるけれど治るまで面倒見させてもらえない?」と言ったところ「僕は頼んでいないので・・・」と言うばかり。実家は二世帯住宅用になっていたのでもしよければ一緒に住む話もあったのですが、長男ということで向こうの親から反対もあり、同居もなくなりました。
週末は主人が子供らを実家に連れて行って面倒をみてくれていたのですが、2回目くらいからは文句の電話があるばかり。気になって休めもしないし、うつも状態が悪くなるばかりでした。
週に1度でいいから家族時間を・・・との事で週に1度自宅に戻れば、自分が楽しみにしていたのに子供らがだだをこねたり、泣いたりすると思い通りにならないから帰れと言うし・・・。しまいにはもう我慢ができないから離婚したいと言い出しました。
私は家族みんなでやっていきたいから早く治りたいと思っているのに・・・。
今は会わないほうがいいのでは?との意見で子供も主人を怖がっているので会っていませんが。
経済的な不安もあるし、主人とやっていきたい気持ちがなくならないので離婚を周りから勧められても決めれません。
どうすればいいのでしょうか?
30代/女性 | 日付:2008年8月 7日(木) 12:44 JST | 閲覧件数: 1,092
回答が大変遅くなりました。
実は どうしたら解決するのかと 真剣に考えて 私も苦しんでいました。
そして 考えては 行き詰まり 考えては行き詰まり、
どうしても ペンが進みませんでした (正しくは キーボードが打てません)
このような相談は 私にも多く寄せられ 答えはあるのです。
しかし その答えには 必ず決意と努力がいることばかりなのです。
こうして 決意と努力をされた方だけが 問題から解放されるのです。
今迄rio8829さんが 苦しんでこられた事や 努力されたことはよく判ります。
しかし 本当に解決しようと思えば 今よりまだ 一層の努力を要します。
「欝」症状を持つ方に 「頑張れ」と云う言葉は禁物です。
でも やはり解決するには 「努力」というチェンジしかないのです。
この矛盾をどう伝えればよいか・・・・・・私も苦しんでいます。
しかし そうは言っても解決しなければなりませんので 心を鬼にして
答える事にします。
一歩前進する為には 文字通り何らかの 「アクション」を起す必要がありますが
離婚にしても 別居にしても ご主人に対して 「何を言っても無理」という
壁を rio8829さん自身が 作っているように思え 自ら 限界を作ってしまっていると思います。
実は 私は世の中の人が 日々どんな悩みを持っているか 常にアンテナを
張り巡らせる為、他所の悩み相談のサイトなども 見るようにしています。
そこでrio8829さんが そこでも相談されていることを見つけました。
(嫌味ではないので 気を悪くしないでくださいね)
悩んでおられる方は より多くの 色んな角度からのアドバイスを
求める事は 当たり前ですし とてもいいことだと思います。
しかし そこで 答えや励ましを聞いても 「アクション」に繋がらなければ
単なる愚痴の処理場になります。
こうした 悩みのサイトでいつも気になるのが 「回答ありがとうございます」
という 一見行儀のいい お礼です。
私の回答に関して 丁寧にお礼を下さる方もいますし その反対の方もいます。
しかし 私もこの「悩み辞典」でお答えした後 実は「その後 どうなったか」とても気にしています。
私が本当に知りたい、いえ 心配なのは 本当に 役に立ったのかと云うことです。
つまり どんなサイトで相談しても どれだけ親身になってくれる友人がアドバイスしても
その回答を どのように活用するかは rio8829さん、あなたです。
もし 100人の人が ご主人と離婚しなさいと言っても rio8829さんがしたくなければ
離婚は出来ませんよね。
いくら 周りがご主人の事をひどい人だと言っても rio8829さんが
「でも 別れたくない」と言えば やはり別れない方向へ進むのです。
つまり 何が言いたいかと云うと その答えである解決方法は すでに
rio8829さんの心の中では 実は答えがあり それに合致する人を 探しているように思えます。
つまりその答えとは もっと 画期的な解決方法を・・・・・と云うことが ネックになっていて
例え 100人の人が良回答をしても rio8829さんが求める答えがそこになければ
オーディションから 落とされる事になります。
その証拠に 実はどれだけの方が回答しても rio8829さんは
「今迄 そうしてきたが 無理でした」という 駄目出しをされています。
そして そこでは 「ありがとうございました」という そつない 礼があります。
これでは いくら多くの人や私が 答えても おそらく この「ありがとう」の一員にしか
ならず rio8829さんの解決に繋がらないだろうと 思えるのです。
私が本当に言いたい事は 一見、意に添う答えは 耳にも優しいですが、
賛同者の声にお礼を言うだけでは 今のままです。
現状を打破する答えは 時とすれば現実に気づかされる 厳しい答えもあります。
そこであえて言いますね。
rio8829さんの 本当に求めている答えは 一振りすれば ご主人が変ってくれる
「魔法使いの棒」ではないですか?
冷たい言い方ですが そんな物は ありません。
こうした夫婦の軋轢は 古今東西 いつの世もあり その解決方法は やはり
古今東西ある「ベタ」な 方法しかないのです。
なるべく無傷で どちらとも大きな努力がなく できれば 現状を維持したい・・・・
こうした気持ちは判りますが ここまでの問題解決は、何かしらの痛みを伴う事を覚悟して欲しいのです。
人間の起す問題は 人間でもって 解決できますが 魔法使いのようなファンタジーは起きません。
rio8829さんのいう 「私は他力本願でした」とある言葉も 「他力の他」とは
魔法使いの杖である事に 気づくべきなのです。
何度も言いますが 魔法使いを探している限り 人の声は耳に入りません。
それを探している限り 一生見つかりません。
此処に気づいてくれたら 始めてベタな解決方法しかないと判るでしょう。
そこで この事を理解をして下さって 始めて 私のアドバイスが届きます。
よおく お読み下さい。
実際の解決の手順と云うのは とても多くの工程を踏みますから
このメールで簡単には書けません。
だから どのように 考えたらよいかという メンタルな部分で お答えしたいと思います。
1、 まず 健康あっての家庭 家族に病人がいて 誰が幸せになれますか?
ご主人のいう 4人家族で・・・・と云うのは まず健康を取り戻してからの話です。
ここは きっぱり 「この状態では一緒に暮らす事は無理」とドクターストップを実行するしか
ありません。
「でも 夫が納得しないので・・・」 と思っているようでは駄目です。
病人の事を思いやれない人を納得させる必要はなし、です。
2、 このようになった原因から目をそらさずに 見極めなさい。
マタニティーブルーや産後のせいだと 思っている、又は 思わされている?
のだと思います。
元々 妻としてちゃんとしなければ・・・という責任感で これまで乗り越えてきて
子供も2人授かり 本来は幸せの絶頂であるはずなのに そうではない夫の冷たさに
気付き 正直に 悲鳴を上げることが やっと出来たのです。
親御さんの元へ、出産里帰りという骨休めのその機会すら与えない夫に
今迄感じていた違和感がやっと確信したのです。
3、 だったら 何故夫と離婚したくないという思慕があるのか?
これは夫への愛情と云う風に置き換えているだけにしか過ぎません。
もちろん縁あって愛し合って結婚し 子供も設け 夫のいい所も一杯知っている
rio8829さんですから 基本的に 離婚をしたくないのは あたりまです。
だからと言って 今後 家族が幸せにいくということではありませんし 愛情があっても
歪んだ愛情で 子供を育てると 子供が可哀相です。
ご主人が どのような時も 一緒に家族が暮らしたいというのも 歪んだ愛情です。
このような状態になっても rio8829さんが 「夫の事を愛している」と感じている事は
これも 歪んだ愛情です。
この 愛情という 一見 優しい言葉に隠された正体を知る覚悟がいります。
すでに本当の愛情でなくなっていることを 認めるのは恐いですか?
ご主人は 立派なモラルハラスメントです。
精神的DVです。
DVの特徴は 私が悪いから このような状態になっていると 思ってしまうことです。
そして 現状から逃げる事は もっと外の世界では恐いことが待っているから
恐くて外の世界へ出られないというような 恐怖感を植えつけるのが DV夫は得意です。
時折見せる優しさ(家事や子育て)に 良い夫という羊のお面を被りますが皮の下は狼です。
今 4人家族という 「檻」は 狼のモラルが通用する帝国です。
rio8829さんは おとなしく 檻から出なければ 狼の愛眼動物の ウサギでおれますが
檻から出ようとすれば たちまち牙をむきます。
つまり rio8829さんの実家へ逃げられては 狼の洗脳が解けてしまうから 嫌なのです。
だから 4人で暮す事に拘るのです。この4人と云うのは 三匹のイエスマンの家来です。
もちろん ご主人にはこの意識があるか無いかと言えば 自覚はないでしょう。
自覚の無い人は 改善する意思もありませんし DNAが狼であれば羊に変えるだなんて
無理ですので 自覚させる事も無理でしょう。
実は 私は離婚する寸前まで 夫の事を大好きでした。
そして一人になるのが恐かったし 好きなままで別れることにとても恐怖感がありました。
でも離婚した途端に 判ったのです。
私も夫を愛していなかったと・・・・・・・・
私が感じていた愛情って 何だったのだろう・・・と云うことで、やっと目が覚めたのです。
rio8829さんが感じている夫への愛と云う事は モラ夫の「呪縛」です。
呪縛は解けてからしか 正体を現しません。
この檻と呪縛から 開放される為には まずは実家で羽根を休めてください。
離婚するかしないかは 回復すれば おのずと答えは出ます。
欝を患う人に頑張れは禁句です。でも あえて言います。
あなたは モラ夫に 鬱病にされてしまったのです。
頑張って回復してください。
そして不安があるときは 「詳しい相談内容」をお読みになって連絡を下さい。
これからチョット先のことを アドバイスします。
回答日時:2008年8月 9日(土) 12:01 JSTお礼のコメントを書く
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