相談&回答

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自分が怖いです。

ご相談者:40代/女性

小さいころから親が保証人になったり、人の面倒を見て裏切られたり、と苦労してきたことを身近に見て育ちました。人をあまり信じられない性格だと自分では認識しておりました。
親と同じことはしたくないと、人なんて・・・いざ困った時は誰も助けてくれないもの・・・と冷めた気持ちでおりました。人に相談しても、大変だね・・・とか頑張ってね・・・とかありきたりの言葉は聞きたくないと思っておりました。

そんな時に、この人なら何でも話せる・・・同じような経験をして、苦労してきた人・・・と思い、お付き合いをしました。その人は既婚者で家庭の中が冷めきっている状態であること、奥さんが病的に暴れることから悩み自殺未遂したこと、などなど・・・相談にのっているうちに同情や放っておけないということが一年ほど続き、彼が別居することになりました。それまでの間、食事だったり、精神的な部分もすべて自分のできる限りのことは、サポートをし精神誠意尽くしてきました。

ところが、半年ほどでお家に戻ると云う事を聞かされて、正直ショックでした。今までサポートしてきたことはもう要らないのか・・・自分の気持ちだけ置き去りで、結果だけ聞かされても受け入れることが出来ませんでした。私は、何を考えたらいいのか、どうしたらいいのか分からず、その旨を彼に告げると、今までのように付き合っていきたいし、自分も相談する人がいないこと、これからもサポートしてほしいことを云われました。でも、以前のように連絡も、私に対する態度も変わってしまい、ただ利用されただけ・・・という感じがします。本当に信頼できる人と思い、何でも相談していた自分が馬鹿馬鹿しく、やっぱり人なんて・・・という気持ちが以前よりも増しています。見返りを期待していたわけではありませんが、裏切られたような感じがして、今では復讐してやりたいとさえ思ってしまいます。そう思うことで、落ち込んだり、怒りだったりの繰り返しです。

今後、このような状態が続いていったらと思うと自分でもどうなっていくのか・・・怖いです。
経済的にも働かなくては生活していけません。何度か面接もしましたが落ちました。
病院へも行こうと考えていますが、ちょっと躊躇してしまいます。何から動くべきかすら分かりません。いいアドバイスをお願いします。

40代/女性 | 日付:2013年3月13日(水) 09:42 JST | 閲覧件数: 1,686

自分を信じましょう

心理カウンセラー・経営コンサルタント 市岡 久典

ご相談ありがとうございます。
日本セルフエンカレッジ協会の市岡です。

小さい頃から親が他人に裏切られるのを見て、あまり人を信じられない中で、
何でも話せるという人と出会われたのですね。
既婚者だったのですが別居して一緒に暮らしたのですが、家に戻ってしまったのですか。
とてもショックで受け入れられない気持ちなんですね。

この人には何でも話できる、信頼できると思った人が自分のもとを去っていくのはとてもつらいことと思います。
これからもずっと一緒にいたい、ずっと一緒にいるだろう。そのように思っていらっしゃたのではないでしょうか。
自分はそう思っていたのに、去ってしまったことはとてもショックなことです。
落ち込んでしまいますし、怒りも感じて当然です。
一緒に暮らしていて、おそらく生活の基盤も共有していらっしゃったでしょうから、
これからどうしたらいいのかと途方に暮れてしまうのも無理ないことです。

ただ、彼は別居したけれども戻っていったということですから、離婚はしてなかったということでしょうか。
そのあたりのことは彼と話をしていましたでしょうか。
もしそのあたりのことを話せずに、不安に思うけれども触れずにいたのでしたら、
本当に信頼していたということとは違うのかもしれません。
(話をされていたのでしたらご了承ください)

信頼することと盲信することは違います。
不安に思うけれども聞けない、聞きたいことがあるけれども言えない
ということでは、本当に信頼できる関係とは言い難いでしょう。
しっかり話し合いできてこそ信頼できる関係です。

必ずしも彼を盲信していたということではありませんが、
彼のことに限らず、不都合なことに目をつぶって盲信しようとしているのか、
不都合なことでも言えたり認めることができて信頼しているのかを
自分の中で切り分けられることは大切なことです。

どうすればということですが、仕事を探しましょう、病院にも行ってみましょうといったことがありますが、ここではそれ以外に心理面でのことをお伝えしたいと思います。

それは、自分を信じることです。

自分を信じることができていないと、人を信じることができなかったり、
過度に人に依存してしまいます。

自分はこの悲しみや怒りを乗り越える強さを持っている、
自分はこの苦境を乗り越えることができる、
などといったように自分を信じることです。

自分がどうなってしまうか分からずに怖いということですが、
それは自分の中で、このままではいけないという気持ちがあるということです。
それは心のエネルギーであるとも言えます。
彼に復讐をしても何も生まれないと感じていらっしゃるのではないでしょうか。
(彼とこれからのことや、これまでの経済的なことについて話すのは別ですが)

これまでお付き合いしていた人が離れてしまい、態度が変わってしまったことは
とてもつらいことで、すぐに気持ちを切り替えることは難しいかもしれません。

心の傷が癒えるには時間がかかるかもしれませんが、
自分を信じて、前向きな活動に心のエネルギーを向けてもらいたいと思います。


この回答が少しでもお役に立ちましたら幸いです。

厳しいことも書かせていただいたかもしれませんが、ご了承ください。
できるだけ分かりやすい表現を心がけておりますが、
文面でのコミュニケーションのため、分かりにくい部分やきつく思われる表現など
ありましたら、その点もご了承ください。

よろしくお願いいたします。

回答日時:2013年3月14日(木) 16:18 JST

ありがとうございました。

自分を見失い自分に自信がない・・・そうですね。
彼に依存していました。彼の顔色をうかがい、自分の言いたいことの半分も云えずという繰り返しの中、自分の考えで物事を進めることができず、身動きが取れない状態でおりました。この彼をサポートしなくては・・・と何時も強い自分を演じながら本当は疲れていたのかもしれません。
時間はかかるとは思いますが、少しづつ変わっていけたらと思います。

| 40代/女性 | コメント投稿日:2013-03-14 |

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