相談&回答

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直前で思い悩んでいます

ご相談者:30代/女性

相談宜しくお願いします。

現在、離婚調停を行っております。
私は前回弁護士の先生が同行出来ない為、欠席をいたしました。

当初はは何が何でも引き離されて別居状態の子供の親権を何とか取って離婚する、と考えておりました。しかし、最近はそれで良いのか、何とかやり直せないのかと考えております。

主人は私が数回異性の職場の友人と遊びに内緒で行ったことに腹を立てて、現在に至ります。
別に何もやましいことをしてるわけではないので、私も内緒にせず行けばよかったのですが、
主人が勘ぐってくるであろうことが嫌で、職場の友人とだけ行く、と言い出かけました。
それがメールを主人に見られ夫婦喧嘩の発端となりました。
当時は久しぶりに外で働き、気の合う友人が出来た事が嬉しく、
また私も主人の家や主人が実家に依存する為に散々振り回されて我慢してきた事が爆発してしまい、
お互い冷静になるべく別居にいたりました。
(当時は早朝の仕事を週6していて、また私自身実家が遠方の為、子供を引き取ることが出来ませんでした)

しかし、別居後に話は急展開し、子供とはろくに会わせてもらえず、それなのに弁護士を通しては
子供に無関心だ、とか書面を見せられました。
自分が関わるな、等の発言をし、それまで住んでいた鍵を私から奪ったくせにです。

なので、先日までは断固として離婚する、と思っておりました。
しかし、未だに子供は3人での暮らしを望んでいる、と言うのです。
散々、私はこの件以降酷い事を言われました。
主人も離婚する意思が強いとは思います。

それにも関わらず子供は暮らしたがっている、というのは、主人自身も望んでいるのでしょうか。
弁護士をお互いにつけているので、全て面倒でも弁護士を通じなくてはならず、
弁護士の先生は調停で話を、と言いますが、私は早く知りたいのです。

自分の気持ちも揺れてしまい、困っております。

先生から見て、主人は私に揺さぶりをかけてるだけでしょうか。
それともほんの僅かでもやり直す気持ちがあるのでしょうか。

まとまりのない文章で大変分かりづらいとは思いますが、ご意見をお聞かせ願います。

30代/女性 | 日付:2011年5月27日(金) 23:01 JST | 閲覧件数: 2,487

子供さんはお母さんと一緒に住みたいはずです。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

蒼花さん、こうして調停にまで進んで言っている場合、結論は「法的」な判断に移行します。
まして法を司る弁護士を双方に付けている場合、尚更そこは感情的な事の入る隙間は少ないと言えます。
そこを頭において、決して簡単な話ではないと言う事を知っておいて下さい。
そして、最終兵器として弁護士の先生に依頼するのでが、今になって私のような、カウンセラーに相談をされると言う事は、仰るうように、考えが変わったと言う事も言えますが、本来相談すべき弁護士先生とのチームワークが築けていなかったとも言えるのかもしれません。
弁護士の先生は、何が何でも離婚を勧めると言う事でもないのです。
調停をしている間に、申し立て者が気が変わると言う事も、もちろんありますが、離婚回避の相談をしてはいけない訳ではありません。
例え、調停の申し立てが「離婚調停」であったとしても、Uターンを希望しても、「離婚するって言ったじゃないか」というように弁護を却下されるものでもありませんし、本来の申し立てが「夫婦関係調整」という名目でしたら、離婚回避に変更される事に、弁護士が反対する理由はありません。
だから、どんな相談でも弁護士に相談されるべきですし、せっかく高額な弁護料をお支払いになっているので、遠慮する必要はありません。思った事を何でもお話になると言う事が、弁護士先生とのチームワークを強くしていくものですから、いまこそ、尚の事、今後は弁護士先生を頼りに相談してみて下さい。

とは言え、弁護士先生に方向転換をお願いするか、しないかにおいて、ご主人が何を考えているか判らないと言う事で、その前にご主人の本音を知りたいと言う事で、今回、私への相談されたのですね。

確かに、弁護士先生はちょっと心理面での相談はしにくいですよね。
これはちょっと敷居が高いと言う事に加え、とにかくお忙しいのです。

最初は離婚問題をご相談に行かれた時は、存分に話を聞いてもらい、この先生に弁護してもらおうと先生に依頼されたはずです。
でも一旦、調停へと進みだすと、最初のように長い時間は話を聞いて貰えないという不満が出てきますし、調停の前に、弁護士との意思合わせを兼ね、打ち合わせが丁寧に行われるような期待を依頼者はつい、持ちがちになりますが、残念ながら、先生のスケジュールに合わせると、ひどい場合は調停の直近にやっと時間を取って頂けるのが精いっぱいであったりとします。

そして一番の特徴として、「事務的」と感じるあまり「心理面」の相談はしにくいと思いがちです。

相談者は弁護士の先生には着手金を沢山払っているので、相談者は気持ちは判ってくれるはずだという期待があります。「弁護士先生なら、プロなんだから、素人の私より、一歩、先回りして問題解決の提案して、いい方向へ引っ張って欲しい」という期待があるのです。
しかし相談者は勝手に遠慮して、思うように自分の本音で話せない事から、逆に「リードしてもらえない」という不満につながるケースも多くあります。

でも、ここは違うと、申し上げます。
私も回答者として、日頃より相談者の気持ちに添うことの難しさを感じています。
判ってくれているはずと期待される事でも、相談者の本音が見えるのは、もっと後の場合があり、実は1度や2度ではすべてが判る物でもありませんので、とにかく話し合いを重ねるべきです。
弁護士先生と言っても人間です。相手の考えている事は言ってもらわないと判らないのでで、ここは遠慮はいりません。
判って貰えないと不満を持ったり、勝手に遠慮をするくらいなら、弁護士先生を使いこなすくらいに、何度も納得行くまで相談を重ねることが大切です。
さ、そういう事で、今現在ご主人の本心を知りたいと言う事ですので、それを解明しておかれた後は、それを持って、もう一度弁護士先生と、作戦を練り直して下さいね。

では、ここからはご主人本音を探って行きましょう。

でも、その前に、私も霊能者?みたいな事はできませんので弁護士先生と同様、蒼花さんからのたった一度の相談で、すべてを透視するような事はできません。
まして、 蒼花さんのそのまた向こうに居るご主人の本音を探る事は不可能です。
実際にご主人の性格、これまでの蒼花さんとの暮らしの中での位置関係、子供さんへのご主人の父親度、お給料をどんな風に奥様に渡していた方か?
もっと言えばお仕事内容も男性にとって人格形成の源です。
女性の多いアパレル関係の営業の方と、堅いお役所勤めの公務員と、鉄工所で金属加工をする方とは、性格も違います。
また、仕事の付き合いや、毎日の生活習慣。
真面目に伝書鳩のように帰宅する人と、お酒を毎晩飲んで遊ぶ人。
ご主人のおこずかいはいくらくらい?ギャンブルをする人?
まずその前に、離婚調停は、どちらが申し立てたのでしょうか?何回目まで調停は進んでいるのでしょうか?申し立て文n内容は「離婚調停」ですか?
または「夫婦関係調整」ですか?
そしてお子様は何歳ですか?お子様の年齢によって、どの程度、意思を尊重されるかも違います。

これらすべてをもって、ご主人の性格なども、やっと見えて来るのです。
逆にこれらをお聞きしないと、私がご主人の本音などは判るはずがありません。

ご主人に疑われたりするのも嫌で、職場仲間との遊びも正直に言う事を省いた訳ですよね。
これはご主人とのこれまでの関係性から、正直にいうとブチブチ言われるのが面倒だったと言う事もあると思うのです。
争いごとになるのも、嫌で、ついその場を平和に通り過ぎる事を選んだ結果、結局はご主人にばれ、その結果、「そこまで言うなら、離婚だ」という事になり、調停になったのだと思うのです。
本当なら、そこに至るまで、ご主人にばれたら、ばれたで「実はね、言いにくかったから嘘をついて出かけたけど、本当はこれこれコウで・・・・」と、嘘を付いた事を素直に詫びればご主人も、ここまで尖がらなかったかもしれません。

男性と言う生き物も、意地っ張りで、プライドの高い動物です。
まして、職場の男性と自分の妻が遊びに行っていて、それに対して謝りもしないというなら、プライドずたずたです。
ご主人も、もしかしたら「嘘をついた」と言う事より、蒼花さんには男性の事は絶対に何もないと、否定してもらいたかったのではないですか?そしてその上で謝って欲しかったのではないですか?
もちろん、蒼花さんも謝って、男性の疑いは否定されたでしょうけれど、時期を間違えたというか、
「でも、正直に言えなかったのは、あなたにもこんな悪いところがあって・・・・」なんて言っちゃうと男性は振りあげたこぶしを下げる事は出来ません。
もちろん、これまで蒼花さんはご主人の義両親への依存度に対して、心よく思っていない事も加わって、「もう、いいや」と思われたかもしれませんが、実は意地っ張りなのは蒼花さんにも大いにあったかもしれません。
ご主人の本音も大切です。
でも、本音で話をする事を苦手なのは蒼花さんも同じかもしれないのです。
人間は頭を下げるのは、苦手です。
まして普段から、ぐちゃぐちゃ言われる相手には、素直に謝る事はしたくない事なのです。
でも、色々問題があったとしても、元はと言えば、職場の人との遊びがばれただけで、ここで素直に謝っておくとここまでの問題に発展しなかった物を、離婚問題に迄、進みました。

本当ならば、ここに至るまでに、ドンチャン、夫婦喧嘩をしてでも、お互いに腹割って、話せば済む問題です。
しかし、お互いが意地っ張りで、謝るのが苦手で、話し合いが下手です。
夫婦の成長と言うのは、時として、大騒ぎの夫婦げんかも必要です。
また、その反面、子供をあやすような、相手をよしよししながら、なだめる事もしなければなりません。
それが出来ていなかったのです。
普段から夫婦としてのコミュニケーションが出来ていなかったのです。
コミュニケーションや上手な夫婦喧嘩が苦手だからこそ、第3者を挟んで・・・と言う事になり、
弁護士という代理人を立てて、調停をしたのですよね。
そこで、やっとご主人の本音を考えたら、全く自分の夫の心さえ見えない自分が居る・・・・
今回の蒼花さんの本音はこんなところだと思うのです。
ならば、弁護士の先生と、話を煮詰め、ご主人の本音を探る会議をしなければならないのに、
ここにも蒼花さんの特徴が出て、弁護士の先生に頼みごとが出来ず、コミュニケーションがとれにくいという現象が出てきています。

人を使う時には、時としては、上手い事おだてて、または相手によっては、上手くお願いして甘える事も必要です。
本音で言えば、弁護士にはお金を払っているから、何でも叶えて欲しいところですが、思うようにそれを言えない蒼花さんがいませんか?
本音が大切と思いながら、本音を一番言えないのが蒼花さんではありませんか?
実は自分が一番本音を押し殺しているから、相手も本音や裏の気持ちがあるのか、と深読みをしてしまうのです。
でも、それは実は本音でも何でもなく、コミュニケーション不足なだけで、ご主人にも、弁護士にも
本当は一番蒼花さんが本音で話すのが苦手で向き合えていなかったのかもしれません。

そうなると、ここを改めなければ、例え離婚を回避できたとしても、ご主人とはまた同じ問題が起きてきます。ここを気付いて下さい。

自分が出来ない事は、代理人に任せばいいと言うのは仕事などには言えますが、夫婦の事は
本人しかでしか、解決出来ません。
弁護士はいくら仕事とは言え、本音を隠した相談者の奥の希望まで理解する事はできません。

代理人は代弁者であって、意思は蒼花さんの意思を伝えて貰って始めて動いてくれます。
ご主人には、日頃の不満から、今回の事をきっかけに離婚を考えたとしても、本当ならば
それまでに、話し合えばここまでにならなかったけれど、お互いに引っ込みがつかなくなり離婚問題にまで進みましたが、大事な事はその前に本音で話す事だったのです。
自分の希望は離婚ではないという、今やっと蒼花さんは自分の本音に気づいたのかもしれません。

ご主人の本音を知る前に、自分が本音で話せないといけません。
弁護士先生に入って貰って、離婚と違う方法をご主人にプレゼンテーションして貰う方法もありです。
しかし、その前に弁護士先生とコミュニケーションを図る必要があります。
そういう意味で、自分へのトレーニングもする必要がありますね。

一般論ですが、例えば、ご主人がお金にシビアな人が居て、お給料を渡すのも、ケチって全額妻に預けないとか妻の家計簿にも口出しをするような人なら、妻としては「そんなら私が働いて文句を言わせないわよ」と言う人もいます。そうなれば久しぶりに務めたとしたら、のびのび生き生きすると楽しくなるでしょうし、それに対して面白くないと夫は感じる事もあります。
そんな中、蒼花さんの仰るような飲み会やバーベキューやイベントは出掛けにくい事です。
でも、そこで主婦の場合は上手にご機嫌をとり、夫の好物のお酒の肴とビールを用意して、夫が文句を言わないようにして出かけます。
でも、生活費も夫にケチられ、誰にも迷惑を掛けないようにと働いているのに、仲間と出かけるくらい何が悪いの?と突っ張るとご主人は「なにおゥ?(怒り」」となります。

特には下出に出て、ご主人を立てるという演技も必要です。
何でもかんでも、本音で闘えばいいのではなく、嘘も演技も使い分けないといけません。
そうして、相手との距離を縮めておいて、初めて本音を知ることが出来るのです。
こんな遠隔操作のような事で本音を探ろうと思うこと自体が間違っています。とは言え、ここまで来たらご主人との距離を縮める事は難しいという覚悟が必要です。
そこで改めてご主人の本音が必要であれば、私とのコミュニケーションも必要です。
ここに書かれてある内容だけでは、見た事もあった事もない人の本音は正直言って、判りません。
先程に聞いた、ご主人のアウトラインを教えて頂かないといけません。
それには、個人情報になりますので、非公開相談に切り替えていただくべきかと思います。
またご連絡をお待ちしております。
****************************************非公開相談の申し込みは、直接電話、または下記のメールアドレスから直接お申し込み下さい。(メールの場合2日以上経過してもこちらから返答がない場合、文字化け等の関係で又は返信が出来ない可能性があります。又は届いていない可能性があります。その場合はお電話を下さい)

Re婚(リコン)かうんせらぴー 06-6366-1100
info@rikonsoudan.org
ちなみに非公開相談は有料になっております。3種類あります。
お申し込みの際は「非公開相談希望 (例;電話相談)」と書いて、メールをお送り下さい。
★面談相談と電話相談は日時の予約が必要ですので、2~3日の候補日時を、お書き下さい。
★メール相談は 下記口座に振り込み後「振り込み完了」のメールの送って下さい。
★尚、その場合、「振り込み完了」のメールにお悩みの内容もお書き下さい。
その後当方より入金確認後、回答を送らせて頂きます。
料金 備考
面談相談 30分 5250円 30分から~30分以降は15づつカウント、当日支払い
電話相談 30分 5250円 30分から~30分以降は15づつカウント、後日振り込み
メール相談 3往復 5250円 事前振込み、メールで連絡下さい。3往復は10日以内で行います。

お振込口座  郵貯銀行 普通口座  14180-94982671
口座名義 トクテイヒエイリカツドウホウジンリコンカウンセラピー
****************************************

このプロに有料相談

回答日時:2011年5月30日(月) 12:51 JST

村越先生、この度は有難うございました。

先生のコメントを読み、何度もハッと思い知らされました。
本当に先生のお言葉通りだと思います。

個別にてぜひ質問させて頂きたく思いますので、その際はどうぞ宜しくお願いします。
本当に有難うございました。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2011-05-30 |

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。


夫婦問題カウンセラー
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