[悩み辞典：回答＆相談]息子が学校に行けなくなりました。

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2024年4月27日（土）

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回答プロ： 佐古康弘

息子が学校に行けなくなりました。

ご相談者：50代/女性

今高校3年生の息子です。
来年受験がありますが、もう諦めています。
昨年12月、携帯の有料サイトに入っていたのを主人が切り、息子が時間を守るからと私が再開しました。
その後はちゃんと学校へ行っていましたが、6月から7月末までずっと行かず、携帯ゲーム、漫画、パソコンで過ごしていました。夏期講習から頑張ると言うので見守っていましたら、ちゃんと勉強して復活したと思っていた矢先、又9月中旬から行かなくなりました。今、理由を聞いてみたら、学校までの階段が疲れる、授業中お腹が鳴って周りの人に何か思われている。お腹が痛くなる。授業に集中出来ないから行きたくなくなったと。
先生からも心療内科に行けば？と言われ、先月始めて行きました。診断は”腹鳴恐怖””社交対人恐怖”と言われ、ドグマチール、ユーバンと夜はマイスリー、ハルシオン、デパスを処方されました。
先生から約束（時間を守らなければ有料サイトを切ると言って見なさい）と言われ、本人に言うともう”死にたい”と部屋に入り、机の上にじっと座り、ぼ～っとしてしまいました。先生に相談すると”ゲームの話しはなかった事にするから、でもお金の管理だけはしっかりして、続けていいよ、何も言わないから”と言いなさいと言われ、その通りにしました。でも、それから息子の顔が特に変わってしまった気がします。
それを言う前までは”ちゃんとけじめつけれるから”と言っていたのに、余計な事を言ってしまったのかと後悔ばかりしています。
あまりにも長く休んで居た為、授業の出席日数が足りなくなってきて卒業が危なくなっています。
本人は卒業したいと頑張るのですが、車で学校まで行っても降りれず、家では携帯が手放せなくなってずっと携帯ゲーム（オンラインで仲間としゃべりながらするゲーム）をしています。
心療内科の先生もはっきりとどうしたら良いとは言ってくれず、違う先生に変えてみようと予約はしました。
主人は早くカウンセリングをした方が良いと言うので、新しい先生に出会う前に、その先生が紹介して下さった先生に明後日行く事になっています。
本人は自分の事を情けなく思うのか、"死にたい、生きていたくない”と毎朝のように言います。
中学の時、一度二階から飛び降りようとしたのか、遺書まで書いた事もあり、私もその時の事が怖くてどう話して良いのかわかりません。死にたいと言って死ぬ人は居ないと知人にも言われるのですが、本当にどうして良いのかわからないのです。
受験はもう諦めてはいるのですが、卒業出来ないと、留年は嫌だと言い、大検という事も先生から聞いていて、”それも邪魔くさいな”と言ったそうです。
夜も薬は飲むのですが、携帯ゲームをしたい故、薬が効かないで2時位まで起きているようです。
カウンセリングには言った方が良いのでしょうか？
先生によっては又ひどくなったらどうしよう？と不安です。
毎日が地獄です。でも明るい顔で接しないと不安がらせるのできついです。
どこに行けば不安がなくなるのでしょうか？
携帯ゲームからどうすれば抜け出させる事が出来るのでしょうか？
教えてください。よろしくお願い致します。

50代/女性 | 日付：2010年12月 2日(木) 22:02 JST | 閲覧件数: 2,699

カウンセリングをお勧めします。

佐古康弘

gonchanさん、こんにちは。
息子さんが学校に行けなくなり、携帯ゲームから抜け出せずに悩んでるのですね。
心療内科にも行ったがアドバイス通り伝えると更に悪く変わってしまった感じなのですね。
息子さんは携帯ゲームに依存してしまっているようですので、自宅で普通に過ごしてるのにイキナリ断ち切る事は良くありません。
gonchanさんは息子さんが携帯ゲームに依存してしまったので携帯ゲームが悪いものと勘違いをしていませんか？
大切なのは何故息子さんが携帯ゲームに依存する事になってしまったのか？です。
今の息子さんにとって携帯ゲームは心の支えであると思います。
「時間を守らないと切る」でなく「携帯ゲームをした時間と同じ時間は勉強する（普通の生活に重要な事）」など制限するのでなく、ちゃんとした事も続けさせる事が大切です。
息子さんが変わってしまったのは心の支えが無くなる喪失感と自分でも頑張ってケジメつけようとしてたのに家族にも見放されたと感じてしまった可能性が高いです。
相談文を読む限り、息子さんは勉強が嫌いな訳でなく、やる気はあるのですよね？
学校や大学など人間関係が発生する場に嫌悪感を感じているようにも思いました。
親としてgonchanさんが受験や大学を考える気持ちは解りますが、今の息子さんに集中して理解し、サポートしてあげて下さい。
gonchanさんは息子さんが携帯ゲームの何が楽しくてこんなにハマっているか知っていますか？
ゲームの何が好き、マンガのこのキャラが好きなど、くだらない事で良いんです。
近くで支える家族にして欲しい事は、息子さんの好きな事を理解し、共感してあげる事です。
ゲームもマンガも自由にという事ではありません！
もちろん悪い事をしたり、約束を破ったら怒って下さい。
ただ息子さんにとってゲームやマンガが大切な事だとgonchanさんも解っている事を息子さんに伝わっているかが重要なんです。
だから無理やり辞めさせないけど、生きていくのに必要な事も同じ時間やってもらう。
それが金銭面などまだ責任を負えない子供の責任だと思います。

息子さんは今自分でも何が何だか良く解らない状態だと思います。
今卒業や受験、大学の話をしても邪魔くさくて当たり前です。
専門家とカウンセリングで１つ１つ心を整理して行く事をお勧めします。
カウンセラーはもちろんですが医師とも信頼関係が大切です。
先生に不安を感じているようなので、息子さんもgonchanさんも信頼出来ると思える先生に出会う事が改善に一番必要です。
gonchanさんも先生の言葉で理解できない時などは積極的に聞く事が大切です。
息子さんをちゃんと知っていて、多くの時間を共に過ごすのはgonchanさんです。
先生の言う事に従うだけでなくgonchanさんの意見や情報提供が息子さんの改善に繋がります。
ハートフルタイムでも対応出来ますので問い合わせ下さい。
無理に明るい顔で接するのは辛いですよね。
gonchanさんの心も疲れ果てて、おかしくなってしまいます。
gonchanさんが毎日地獄と感じている事の方が息子さんを落ち込ませます。
一人や家族だけでは今の息子さんと向き合っていくのは辛いですよね。
専門家のサポートを受けてgonchanさんも楽しい毎日に変えていきましょう。
信頼出来る専門家と一緒に向き合っていけば不安もなくなっていくはずです。
何でも話し合いながら一緒に改善していきましょう。