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ご相談者:40代/男性

突然離婚を求められました。私はうつを患って二度目の休職中です。理由はハッキリと告げられていないのですが、数百万円の借金を作ってしまったこと、分担していた家事が妻に集中したこと、子供が出来ないことを責めてしまったこと、などが考えられます。私は妻を愛しており関係修復したいのですがどうしていいかわかりません。何卒ご指導賜りたくお願い申し上げます。

40代/男性 | 日付:2010年11月10日(水) 11:10 JST | 閲覧件数: 2,434

関係修復の前に奥様に許してもらう事です。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

雫さん、当然離婚を言われ、さぞ驚かれた事と思います。
しかし、こういう事は、雫さんご本人が突然と感じているだけで、恐らく奥様はそれ以前に何かしらの信号を出している場合が多いのです。
それを受け止めてこなかった積み重ねがこうした離婚宣言に繋がるので、実際はそれまでの間に、修復のチャンスがあったのでは?と思うこともあります。
その上で夫婦関係の修復を望んでおられますが、前段階ではかなり困難であると覚悟をして下さい。
この短い文面で何が判るのか?と思われるでしょうけれど、この短い文面だからこそ、雫さんの性格を現している部分があるのです。
要するにとても、問題の捉え方が自分本位な印象を受けます。
そして、突然の事で狼狽されているかもしれませんが、こうした相談には、他人という私に説明をしないと
中々伝わらないと考え、本来ならぶっきらぼうな方でも、何とか状況を説明しようと、文章が長文になりがちです。
それくらい、夫婦の事は他人には判らないのです。
でも、ここでは逆にシンプルに書かれてあるだけに、何かとても大雑把な感じがしました。
確かに、こうしたメールでは細かいニュアンスは伝わり難いので、私がこの文章をお読みしただけで「判りました」と言ってしまうのは逆に失礼に当るようにさえ感じます。
ですので、正直な事を言いますと、細かい事は判りませんので、間違った解釈をするかもしれません。
また私の回答もザックリしたものになる事をお許しくださいという前置き付きで回答させていただきます。

先ず、女性というのは離婚宣言をしても、実はそれは離婚したくないから、最終通告のように見せて
実は離婚を回避したいという、チャンスをくれている場合があります。
しかし、女性のタイプによっては、これまでじーと耐えて来て、我慢に我慢を重ねた後に、離婚宣言をする人も
います。
奥様は果たしてどちらのタイプでしょうか?
いえ、雫さんの御家庭はどちらのケースでしょうか?
雫さんが突然・・・・と感じられているという事は後者のタイプですか?
そうであれば、何度も書きますが、望みは少ないとお考え下さい。
何故なら、恐らく奥様は、色んな場面で耐えてこられて、もうある意味、「三行半」を付きつけたと考えられます。

まだ奥様に雫さんに対する愛情が残っていて、離婚宣言をして、雫さんに改心して欲しいという段階なら
もう少し、雫さんにチャンスを与える言葉が後に続くかも知れませんからね。

と、いう事は、ここでは詳細は判りませんので私の想像を加えて書きますと、離婚に至る原因は
荒っぽい雫さんへの失望ではないかと思います。
荒っぽいというのは何も暴力などではないかもしれませんが、言葉の暴力ではないかと思います。
つまり精神的な暴力も立派なDVになります。
お子様が出来ない事は女性に取って、とてもナイーブな問題ですし、本人には何も責任のない部分です。
そこを責められたら、もう立つ瀬がないと思います。
しかし、この、子供の出来ない原因も果たして奥様だけの問題かどうかという事も私は考えます。
そして、これはお気の毒ですが雫さんが鬱病を患われたことは不運でした。
これがお仕事に影響して、何か借金を作る事になったとしたら、それは奥様にとっても将来に悲観的な不安を持ちます。
その奥様に、家事などの事で追い討ちを掛ける様な、言動は悲しい事だったと思います。
しかし、そもそも、その借金は生活苦の物だったのでしょうか?
子供が居ない夫婦にとって、あまり大きな出費はありません。万一の場合に備え多少の蓄えは無かったのでしょうか?
結婚生活が何年か存じませんが、休職したからと言って、すぐに借金が出来るというのも、不思議な感じですが
この借金は生活以外のところで(例えばギャンブルなど)生じた物であれば、当然それは奥様にとっても悲しみだったと思います。
そして何よりも、私が不思議に思った事を申し上げます。
先ず鬱病はどの程度の物か、どういった段階かは判りませんが、通常欝の人は自殺願望さえあるくらい
自分を責める物です。
それが、雫さんの場合、とても奥様への攻撃的なものを感じます。
こうなると、諸悪の根源、鬱病のせいではなく、むしろ雫さんの性格によるものではないでしょうか?
そうなると、奥様の離婚宣言の本来の理由は、「もうやってられない」という救いようのないところまで
来ているものだとすると、雫さんがご自身の性格を返るくらいの覚悟が必要ですし、現にこれまでの事を
全て悔い改めるしかないのです。

私に御相談くださったことには感謝いたしますが、問題解決の答えは、この雫さんのメールに書かれてあります。
借金をしたのなら、今後二度と借金をしない事を約束し、地道に借金を返していくしかないのです。
今、お仕事をされておられず、大変なことは判りますが、各種手当てを利用してとにかく借金はしない事を
身を持って示すしかありません。
家事の分担に厳しい事を言ったのなら、これからはリハビリのつもりで家事も協力してやって下さい。
二度目の休職中の雫さんにとって、体調もきついとは思いますが、かと言って人を責めていいという事ではありません。人のせいにしない考え方を持ち、少しづつでいいので、奥様に謝って下さい。
とにかく、奥様も不安なのです、そんな中、ご主人に何かと責められたら、救いようがありません。
私にどうしたらよいかと尋ねるより、ここに書かれて在る事の反対の事をする事から始めましょう。
正直、生活が安定しない中で子供を望むというのは無茶苦茶です。子作りは本当に夫婦がしっくり行った時に
自然と寄り添えば叶うと考えるべきです。
今までの雫さんを許してもらうところから始めないと、いけませんが、それでやっと離婚宣言を取り下げてもらえるかどうかという所です。
本当に夫婦が修復するのは、そのもっと先になります。
頑張って下さい。

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回答日時:2010年11月10日(水) 15:58 JSTお礼のコメントを書く

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