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自律神経失調症との付き合い方について

ご相談者:20代/男性

はじめまして
Y.Tといいます。現在24歳男性、大学院2年です。

先月、とあることがきっかけで自律神経失調症になってしまいました。
長々と書きますが、相談にのっていただければありがたいです。

生活スタイル:
普段は、朝:アルバイト。アルバイトは月21日出勤の重労働です(スーパーの品だし:朝6:00~9:30)。
昼:大学で研究もしくは家でギターやネット、またはパチンコ。
夜:自宅でテレビなど→寝る 
といった生活スタイルを送っています。
大学は研究がメインなので、ゼミがある日以外は割と時間を有意義に使うことができます。

発症のきっかけ:
私は1カ月前、自律神経失調症になってしまいました。
辛いです。来春から就職することもあり、早く本来の元気だった自分に戻りたいんです!!

最初の症状がでたのは、パチンコ屋でのことです。
パチンコは週3くらいで行っていたと思います。パチンコ歴は5年になります。
体調が悪くなったのは、パチンコ店でのことです。1円パチンコのとある台に1300回転くらい回しても当たらずに終始イライラしながら打っていました。(押しボタンを強く叩くなど)。

いつもならそのままイライラをためて、車で歌を歌ったり、家でテレビを見て笑ったりとストレスをうまく発散できていたと思います。その日に限っては、私が席を立って次の客がすぐ当たったこと。まず、この段階で人生の中で1番の屈辱ともいわずくらいイラつきました。
そして、何気なく座った別の台であっさり当たったこと。この当たりを引いて連チャンしたことで緊張が一気に緩んだのか、「回転性のめまい」に襲われました。その日は一時的な疲れであると思い、帰宅して休んでました。

私は友人との付き合いも豊富で、気さくな性格であり、社会的ストレスなんて感じたことはないと思っていました。まさか、自分がこんな病気にかかるとは思ってませんでした。
しかし、今では普段から週2で行っていたバレーなどの運動も動機やたちくらみが心配でできませんし、症状が出てからカラオケに行ったときも動悸がきつくなったことがあり、休日を満足に遊ぶことも怖いです。
特に、何か不安なことがあると緊張し体がほてったり、神経が張り詰められる感じがわかります。
現在、修士論文をやらなくてはならないため大学に行っていますが、みんなで話し合うゼミの前ですら、極度に緊張してしましいます。


病名がわかるまでの通院過程:

パチンコ屋で体調を崩した日から回転性のめまいは治まらず、ついにはアルバイト中にめまいがきつくなり早退して、脳神経外科でまず診てもらいました。
レントゲン、MRIで脳には障害が見られず、ひとまずほっとしていました。
とりあえずは目眩止めをもらって、食後に飲んでいましたが、しだいに手足のしびれや夜緊張して眠れないなど体に異変がではじめました。
ある日にはお風呂に入って上がってから、たちくらむなど、さまざまな異変が見られたので、ついには神経内科で診てもらいました。
しかし、その先生は「ムズムズ脚症候群」じゃないの?とか言って、私の意見をまったく聞いてもらえず、血液検査で異常もなかったことから、薬も出されないまま帰宅しました。

しかし、症状は一向に治る気配がなく、インターネットで自分の症状を調べていたら、自律神経失調症の症状に似ていることに気が付き、思い切って心療内科に行きました。私の症状から見て、自律神経失調症であると診断してくれました。

その時は、夜緊張して眠れないということから「コンスタン0.8mg」を夜20:00に1回飲むようにと言われて飲んでいました。いつしか手足のしびれはなくなっていました。
その薬のおかげか、夜は眠れるようになったのですが、副作用のせいか、朝バイト中に倦怠感や緊張(張りつめた感じ、めまいに近いかも)などがあり、さほどよくなっている気はしませんでした。コンスタンを飲み始めて2週間くらいたっても、昼間の頭痛や倦怠感、胃痛、緊張が気になり心療内科で診てもらったら、「薬の量が足りないんじゃないの?」と言われ、「ルボックス50 50mg」を夜20:00に飲むように言われました。また、頭痛や胃痛、極度の緊張などで発作が起きたときに頓服時に飲む「デパス0.5mg」を飲むように言われました。

しかし、ルボックスは副作用がキツく、医師と相談して服用をやめました。

現在はウォーキングや爪もみ療法、自律訓練法などを毎日やるように心掛け、症状は不安による緊張と、軽い胃痛、口の渇き、口内炎(治りかけ!)、多便くらいまで改善させることができました。一番辛いのは不安による緊張で、その都度頓服のデパス(神経の緊張や不安をやわらげる作用)を飲んでいます!。若干朝は薬の副作用が残っているので、辛いですが・・・。


自律神経失調症との付き合い方について(メイン):

来春4月から就職なのに、たかがパチンコ店でのストレスで人生を一生後悔するなんて、嫌です。
パチンコは症状がでてから止めました。依存症ではないので、行きたいという苦痛もありません。
また、薬に頼る治療はできるだけ避けたいです。
いまの症状は薬を飲んでから起きているような気もします。


長々と書かせていただきましたが、何かアドバイスをくれませんでしょうか?
10月くらいまでは時間を有意義に使うことができます。今のうちにできることといったらなんでしょうか。
なんとか来春の就職(4月1日)までには、治したいです。
ご協力よろしくお願いします。

20代/男性 | 日付:2010年8月 2日(月) 14:53 JST | 閲覧件数: 9,915

規則正しい生活とストレスとの対処の仕方の考察を

太田 慈子

★まずはシステムの関係で回答が遅延しました事をお詫び致します。大変申し訳ありませんでした。心からお詫び申し上げます。

★さて自律神経失調症との付き合い方についての御質問、読ませて頂きました。動悸・眩暈等の症状も頻繁にあるとお見受け致します。その後体調の方はいかがでしょうか。

医師の判断の上での投薬、療法も受けていらっしゃる様なので、あえて医学的側面の治療法(投薬・療法)ではなく生活リズムが自律神経に及ぼす影響という側面からアドバイスをするとすれば以下の2点があげられると思います。

① 規則正しい生活を心掛ける
太陽の光を浴びる事が減る、夜更かしをする、という事が自律神経に影響を及ぼす事は少なくありません。体内時計を正す事が改善に繋がる治療という説もあります。時間があればこそ、規則正しい生活と離れがちになりやすいものですが、逆に言うと、時間に余裕がある時にきっちりと体内時計を但し、規則正しい生活リズムに沿った一日の過ごし方を自分の物にするという事も一つの手だと思います。

②ストレスとの付き合い方を考察する
社会に出れば出るほど、ストレスが過剰になる事も少なくありません。自律神経系の病気にとって一番の敵はストレスとされています。
ただ、ストレスはどうしても付きまとってくるややこしい的です。ストレスを失くすことはもちろんですが、一方で、ストレスと上手に付き合っていく処方を考えておくという事も準備の一つだと思います。
少し余裕のある時間が有る時にこそ、社会生活を過ごした時、どんなストレスがふりかかり、それにどう対応していくかをシュミレーションする事も自律神経失調症を悪化させない手段かと思います。

★またご質問の中に薬物治療についての不安が述べられていましたが、自律神経失調症の治療には薬物療法以外に、行動療法や自律訓練法を用いて、薬物を投入しないで治療する方法も存在し、研究されています。
かかっているお医者様にもよるとは思いますが、もし薬物療法に不安を感じていらっしゃるならそちらの方もご検討されてみてはいかがかと思います。


自律神経失調症は器質的な病気ではないので、周囲の理解、自身の受け止め方等で難しい部分もあるかと思いますが、治療方法がない病気ではありません。どうぞ病気が改善されますように、心から願っております。

御質問ありがとうございました。

回答日時:2010年9月19日(日) 00:40 JSTお礼のコメントを書く

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