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夫から夫婦関係調整申し立て

ご相談者:30代/女性

はじめまして。私は38歳(パート)10歳の子供がいます。4年前から主人が不貞行為が分かり何度も話をし別れ話をしていては続いて一昨年にその相手と会い別れる話し合いをしました。去年5月から突然主人が暗く話もしなくなり夕食も食べず帰りは夜中・・・、その事で私達は喧嘩もあり離婚の話もでましたがやはり子供が小さい為私は離婚する意志は無いことえをつたえました。喧嘩の中では女性ともう関係ないと言い私の謝らない態度がもう嫌だなど私の批判を理由に離婚届けを渡されました。精神的におかしくなり弁護士をたて興信所で調べた結果まだ女性と続いていました。同年9月に主人は家をでました。その後私は女性に対し慰藉料を請求今月に慰藉料裁判が始まりました。夫から手紙が届き去年はじめ女性が主人に寄りを戻したいといい関係が戻ってしまいました。6月相手が別れたいといい出したそうで主人は引きとめたと書いてありました。夫は子供に会おうともしません。裁判が決まったときに取り下げてくれと言われましたが
女性と別れないなら私では決められない。弁護士さんに相談してと言った後日夫から調停の申し立てがきました。何故不利なのに調停の申し立てをしたのか・・私は主人とは学生からの付き合いのためやはり
簡単には離婚の意思はもてません。性格が突然変わり見たことのない態度の主人が本人でないと
・・そして慰藉料は女性には払えない為離婚したら慰藉料を自分が払う・・・女性に借金をさせてまで自分は家には戻るほど無責任な事はできないといわれました。

子供の事を話せば無言・・・この調停を弁護士さんに伝えたら離婚の調停と考えられますが離婚はしないという意思をちゃんと伝えてくださいと言ってくれました。でも現在子供と二人生活費は主人の給料を私が管理しそこから主人に生活費を振り込んでいます。この先の調停が不安です

30代/女性 | 日付:2010年3月10日(水) 17:53 JST | 閲覧件数: 4,159

今、出来ること。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

まあゆうさん お返事遅くなり申し訳有りません。

大変、冷たい答えになる事をお許し下さい。
今回のまあゆうさんの御相談こそが いつも私が言う、「手遅れ」的なことなのです。
この手遅れとは 全く絶望という意味ではありませんが、出来る限りの事を全部自分でやりつくした後、
ごちゃごちゃになった後、どうしましょう?と当方へ相談を寄せられる方が多くいますが まさにこのような事を指します。

確かに 私が関わった場合も、証拠の大切さを説きますし、最終的には法律家の御世話になる事もありますが、
そうした興信所の結果をどのようにご主人に対して突きつけるか、また弁護士先生をどのように活用するかという事が
テクニックなのです。

最近は迷った時の解決策をカウンセラーの著書やインターネット上で情報は溢れています。

夫や妻が浮気をしたら証拠を撮って、夫と話し合い・・・・
女性に慰藉料・・・・・
女性に念書を書かせる・・・・・・

でも 大事な事は「対する相手の性格や立場」という事別には、書き分けてはいません。

ご主人にも性格別によって必ず対処の方法は同じではありません。
おとなしい方、やんちゃな夫、恋愛すきなロマンチスト、エッチでエッチで女性にもエッチな事を要求する男性。
名のある会社の方、公務員、奥様より口の上手い営業職、職人さん、頭のいい研究職・・・・・

職業別や性格別、こうしてちょっと考えただけでもこれだけ色んなタイプの男性がいます。

それの上に立場という事も有ります。
普段から転職を浴している男性の場合、比較的積み上げてきた物が少ないので失う物もありません。

これは家庭に対しても言えることで例えば離婚経験のある男性は初婚の男性と違って離婚に対して本来なら「二度としてはならない」と考えるであろうと思いますが、意外と逆で、経験しているだけに身体に抗体が出来ていて?「それもあり」という所まで未体験のことより目線がそこまで降りてきてしまうのです。

また浮気相手の女性に対しても様々なタイプがあると言えます。

既婚者とか、バツイチ
独身者でも結婚願望の強い人、弱い人。
職業によってでも違いますが 職場でもお局さん的な年齢に達した方は 早く「寿退社」をいつも願っています。

こういう女性に対し、ご主人がどのように迫ったか?
ご主人が先に女性に好意を抱いたか?
最初からご主人を妻子ある男性と知って付き合ったのか?
また、付き合いの中で結婚の約束をしたのか・・・・

これらの事を考慮し、男性のタイプをと女性のタイプを組み合わせただけでも無数の組み合わせが出来ます。

そんな中で、ご主人が完全に家庭内別居で1人で部屋に閉じこもっているのか、
意外と家庭サービスは怠らず、妻とセックスさえ順調にあるのか・・・・

これだけ並べてもまだまだ結論が出ません。

これは相談者の方に、口を酸っぱくして申し上げている事ですが、
インターネットの情報は大切な情報ですが、大事な事はご主人のタイプと女性の性格や付き合いの程度によって
その情報の活用の仕方が違います。

その使い方が大切なので そこまで考えて対処しましたか?という事を問いたいのです。

浮気をすれば証拠を撮って、相手に突きつける・・・・
これを只単に方程式のように用いても、果たして誰に対しても同じ方法でいいのでしょうか?

失う事のない男性に倫理観を突き詰めたら平気で家庭を捨て去ります。
妻子在る男性と知りながらちょっかいを出すふてぶてしい女性に「夫と別れてくれ」と言っても
はいはい、とあしらわれるだけです。

要するにインターネットの中のお手本は基本的なことで、それを自分にとって最善の方法なのか、先ず考えてから行動に起こして欲しいのです。

確かに悩んだ時に、直ぐに私のようなカウンセラーに相談しようとは思わないかもしれませんが、とりあえずこの道の事は
まあゆうさんよりは知っています。

最初は、悩みを持てばご友人や占い師、市民相談、法テラス。
色々な所に相談に行かれる方もいますがご友人は、離婚経験者ですか?
その友人すらインターネットからの情報であれば、まあゆうさんと知識は同程度です。

占いは暦や字数で運気が訪れるのを教えてくれますが、果たして実際の問題が起きている時に、天や時間に運命を任せますか?
法律家に相談すれば 離婚に有利に運ぶ事には強くても、離婚回避や夫婦修復なんて事には 付き合ってくれません。

だからまあゆうさんが「良し」と思って動いた事は、本当にそれぞれの知識を正しい時期に正しく活用されたかが私にとってはいささか疑問です。

そこでひとつ例え話をします。

まあゆうさんがお百姓さんで田んぼの稲が、よからぬカラスやスズメに荒らされ困っています。

そして対処法として、専門書には「ドーン」という鉄砲の空砲を鳴らせば 鳥たちは追い払えます。
でも本当に大事な事は鳥の命を留める事が本当の駆除になりますが、空砲を何度も鳴らせば確かにまあゆうさんの田畑には二度と寄り付かなくなりますが、逆に言えばカラスやスズメは他所に行くだけで、それは逃がした事になるのです。

まあゆうさんのこれまでされたことは 悩んだ結果だと思いますが、何度も空砲を鳴らせばご主人が逃げ上手にさせてしまったという事も理解して欲しいのです。

逃げ切られてしまってから、「どうしましょう」という事は 正直申し上げて手の打ちようが少なく、結局まあゆうさんのされたことが 反ってご主人を飛び立たせてしまったといわざるを得ません。

そうして、もうすでに弁護士の先生が付いている・・・・・
ここで弁護士の先生を飛び越えて この村越が口を挟むことは、非弁行為(弁護士にあらずと書き法律的なアドバイスをしてはならないという意味)に触り、仕事の範疇ではないのです。

もちろん法律面以外の調停に向かうメンタル的なアドバイスも欲しいしというお気持ちは判ります。
しかし ここまでの問題に発展すると気持ちの問題よりも「離婚をする、しない」に関わらず具体的な法律問題で処理されることなので一カウンセラーの私が発言をしてはならない範疇になります。

これまでの事はまあゆうさんも悩んで悩んで、たどり着かれた結果だとは思いますが、行き先を間違えられたとしか言い様がありません。

もう少し、道に迷われたら、その時に私に御相談いただけていたら、軌道修正というナビゲーションが出来ました。
でも、もう私がナビゲーションできないくらいの所まで行かれたまあゆうさんに、今の私の声は遠吠えにしか聞こえないと思います。

私はいつも思うのですが 悩んでいる方は本当は心細くて仕方がないのは判ります。
しかし、道を選ぶ時には意外と自信を持たれていると思います。

私のような仕事をしている者は 何かをする時には、もっと石橋を叩いて叩いて、壊れるくらいに叩いてもまだ
用心しながら渡ります。

でもこうした相談者の多くは意外と、見聞きした少ない情報で、とにかく石橋を渡ります。
それがどういう結果になるか 全くの検証なしで・・・・・・・・。

これは意外と「自信家」だなあと思うのです。
要するに自分の考えをとりあえず、相手にぶつけてみたら何とかなるという、無謀な所があります。

悩んだ結果、何とか自分で苦労をされたのに、「自信家」というレッテルは 少し違うと思われるでしょうけれど
ご主人との対峙法や女性への請求事、こんな大事な事を、全て自分でやってのけるというのは、意外と度胸があります。

しかしその度胸も、とりあえずご主人にぶつけてみたかった・・・という事であれば それは問題解決にはほど遠く、
むしろ、夫や女性に言わないでおれなかったという、単なる体当たりでしかありません。

もちろん探偵も大事です。
そして世の中、離婚と言えば即、弁護士先生という事も多く言われています。
しかし、ご主人にすれば弁護士を付けてきたという事は 「挑戦的」と言うように、「敵」という立ち位置になってしまいます。

でもまあゆうさんの本当の望みが離婚回避であれば果たして敵同士という立ち位置になってよかったかどうか、
事前に私共へご相談して頂いていたら、私なら違う方法をアドバイスしていたと思います。

大変お気の毒ですが、八方やりつくされたことは、苦労の末だと同情します。
でも、実際そのやりつくされたことが 正解であればもっと違った答えになっていたと思いますが、結局今は
離婚に応じないという消極的方法しかなくなってしまいました。

要はいろいろ自己流でやりつくすという事は 逆にもう選択肢をせばめてしまったと言わざるを得ません。

だからこれから、まあゆうさんの出来る事と言うのは、なるべく弁護士の先生を活用する事です。
弁護士の先生というのは大変お忙しくて、電話や面談での相談は簡単には応じて頂けません。
どうかすると、調停の1時間前に打合せというような先生もいらっしゃるくらいです。
こういう先生の特性や性格も観察して、あつかましく思われても良いので、何でもどんどん質問して下さい。

そして、押しかけるくらいに相談に行って下さい。遠慮していたらあっという間に打ち合わせをしないまま、調停に臨む事になります。

弁護士の先生を上手く活用し、先生と何でも相談しながら、打ち解けあってチームワークを構築させましょう。
これが今できる最善の方法だと思います。
頑張って下さいね。

このプロに有料相談

回答日時:2010年3月16日(火) 11:26 JST

お返事ありがとうございます。何度も何度も繰り返し呼んでは遅いですが後悔ばかりでとにかく苦しい内容でした。自分がした事精神的に参り心療内科に通院し薬を飲まないと眠れない生活・・・子供の事を考えると居ても立っても居られず先生のこのコーナーにたどりつくまで遅すぎたと・・・
何もかも手に付かない状態の中で子供が私の実家に電話をし「ママを助けて・・・」と言う母として何をどのようにしたらいいのか?考える余裕すらありませんでした。実際はもう行動に出てしまいとり返しの付かない
先生が書いてくださった「敵」となってしまった私は本当にもう戻れないところになってしまったのですね。
離婚歴のある友達にも相談はしました。離婚をしたほがいいとも言われました。
ですが住宅ローンを抱える中、離婚し実家へ帰るようにとも言われました。がこれ以上子供へのストレスを今与えるには辛すぎる決断だと考えて行動してしまいました。

裁判は女性は欠席をしたそうです。ある程度大学で法律をまなんでいた女性のため何も法律には無知な私の行動は本当に焦りと悔しさでした。
主人に注意された事に関し直していましたが結果会話も無いまま主人を自由な道へと逃がしてしまった事
本当に後悔で頭がおかしくなりそうです。

ですが先生がおっしゃた様に調停までの期間のこり少ないですが弁護士さんと相談してみます。
ありがとうございました。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2010-03-17 |

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夫婦問題カウンセラー
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