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強迫性障害の克服について

ご相談者:30代/女性

筒井先生、初めまして。
30歳の主婦です。

今日ご相談したいのは、強迫性障害についてです。

6年前に発症し、以来投薬による治療をしています。
1度カウンセリング(傾聴)を受けたことがありますが、効果を感じられず、8回ほどで勝手に止めてしまいました。

私の症状は不潔恐怖、洗浄強迫です。
世の中の普通の人が特に気に留めないものも汚く感じてしまい、生活に支障をきたしています。
不安も強く、抑うつ状態です。
家事も出来ず、家に閉じこもる日々が続いています。
「これは汚くないよね?」といちいち確認せずにはいられません。

また、ひとつのことを考え始めると考えるのをやめられません。
例えば、我が家は家計は夫が預かってくれているのですが、お金がないんじゃないかと考えると不安でたまらず、夫が何度ももう止めてくれと言うのにもかかわらず、質問することを止めることができません。

夫には考えをそらす努力をしなさいと言われるのですが、うまくいきません。

6年間も治らないと「もう治らないのではないか」と悲観的になることが多く、また中学生のころから希死念慮を抱いており、死んでしまいたいと思う日々も続きました。

投薬による治療にも限界を感じ、医師にも性格的なこともあるから・・・と言われています。
もしかしたらカウンセリングを受けることで良くなるのではないかと思っています。
もちろん、自分が努力しなくてはこの病気はよくならないと言うのはわかっているのですが、助けて欲しいと思ってしまうのです。

どうやったら強迫性障害を克服できるのか、アドバイスいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

30代/女性 | 日付:2009年12月 7日(月) 18:17 JST | 閲覧件数: 5,471

強迫性障害を克服する前に、希死念慮についてカウンセリングを受けることをお勧めします

心理カウンセラー 筒井 恵里子

不潔恐怖、洗浄強迫を持っていらっしゃるとのことで、確認のくり返しもされているようですね。不合理なことがわかってはいてもやめられないのが強迫性障害ですから、それが6年間も続いていたら生きるのが辛いですね。
ただあなたの場合は、強迫症状よりも希死念慮のほうが先に現れていますから、強迫症状だけを頑張って抑えるのは良いことではありません。つまり、繰り返し行動をすることが、死んでしまいたいという気持ちを紛らわせる役割になっている可能性があります。強迫性障害を克服する前に、希死念慮についてカウンセリングを受けることをお勧めします。

回答日時:2009年12月10日(木) 01:44 JST

回答ありがとうございました。

世の中が綺麗か汚いかでしか見られず、口から出てくるのも「汚くないよね?」という確認ばかりの毎日で、生きている価値があるのかなと思ってしまいます。

強迫観念が和らげば希死念慮も消えるのではないかと思うのですが・・・また相談させてください。
よろしくお願いいたします。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2009-12-10 |

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心理カウンセラー
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