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母親を好きになれない

ご相談者:50代/女性

現在実の両親と同居している52歳独身です(離婚暦あり)
わたしが結婚していたときは弟が両親と同居しておりましたが、弟の嫁や弟自身も親とうまくやっていけず家を出てしまっていました。
離婚を機にわたしが同居をはじめたのですが、現在78歳になる父は膀胱がんのため入退院を繰り返しています。80になる母親は去年あたりから急に痴呆がはげしくなり数ヶ月前からさらに何をするのも気力がなくなったようで急に育ててきた鉢植えの花を全部抜いてしまったり「もうなにもしたくない」と一日何度も言ってみたり、わたしが生まれた50年以上昔の苦労話、父親に対する嫌悪感、自分は生きててなにもいいことがなかったなどと繰り返し話します。
特に父親に対しては今大変な病気をかかえて苦しんでるにもかかわらず、今まで自分を苦しめてきた(浮気とか)ばちがあたったんだ・・などと聞くに堪えない話を繰り返し聞かされています。
「お前は勝手に離婚していいだろうけど、こっちは嫌な思いしながらずっと我慢して生きてきたんだ。あのとき離婚してればよかった。いっしょの墓に入りたくない・・」など父親への憎しみをぶつけてきます。
わたしは仕事以外の外出はほとんどないです。友人とお酒を飲みにいくとか買い物に行くとかは数年していません。二ヶ月に一回遠方に住む友人に会うために出かけることがあるんですが、このことが気に入らないらしく出かけるときもぶつぶつ文句を言われいやな気分ででかけるんですけど、戻ってきてからはさらにきつい言い方で非難の言葉をあびせます。
父からは母さんはぼけてきてるから何を言われても逆らったりしないで聞いてくれといわれてますが、今思い返すと自分が子供のころから母親の愛情をあまり感じていなかったことに気づいたんです。
運動会のお弁当遠足のお弁当を母親に作ってもらった記憶がありません。
友達を家につれてくると鬼のように叱られて泣き泣き友達と別れたあとは髪をつかまれて家の中をひきずられたことも何度かありました。
友達からは○○ちゃんのお母さんおっかないねって言われてました。
父親は自分をすごくかわいがってくれてました。仕事が忙しくめったに家にいない人でしつけにとても厳しい父でしたが愛情は感じられました。

家を出た弟は結局離婚して今は再婚してます。
このまま母親といっしょに生活してると自分の気持ちもいつか爆発してしまうんじゃないかと不安です。
弟に相談して家に戻ってきてもらい自分が家を出たほうがいいのではないかとも考えます。

ねじまがった母親の気持ちとうまく接していけるのでしょうか?

50代/女性 | 日付:2009年9月24日(木) 17:50 JST | 閲覧件数: 2,801

世代間連鎖からくる犠牲的な生き方を手放しませんか?

心理カウンセラー 福屋 義美

始めまして、福屋よしみです(^^)

厳しい状況ですね。
私と貴女は同じくらいの年代ですよね。
本当によく、やっておられるおもいます。
介護の問題は、一人で引き受けないで
お住まいの福祉のセクションに相談をして
一人で抱え込まない事です。

貴女が聞けば、聞くほどお母様との(心理学用語では癒着)といいますが
子供時代の親子の癒着を癒さない無い限り
癒着は境界線をこえて、自分の問題なのか人の問題なのか
わからなくなり、二人で状況を厳しく、辛くさせてゆきます。

残念ですが、お父様の提案どうりに貴女がされてしまうと
貴女が、うつ的な症状(心の骨折)を起こしてしまいますので
貴女が、一人で何もかも背負わない事です。

一般的に、古い考え方では、離婚は悪いとか
勝って者とイメージも無い事はないのですが

私的には、自分が幸せでない、偽りの結婚生活を続け
夫婦、憎しみあったり、いがみあったりし続ける事に、
我慢や抑圧の時代を長く続ける事を私は良いとはおもっていません。
なぜなら、離婚するにも勇気がいるからです。

貴女は、ご自分のお幸せのために離婚を選ばれたのです。
お母様からみたら、お母様が自由を手に入れられなかった事を
貴女が手に入れたと思われていると思いますが
貴女には貴女の離婚による、心の痛手があることを私はお察しいたします。
ただ、心理的に離婚を貴女の罪悪感にしてしまっていると
無意識レベルで、貴女の日常的な行動、
(罪悪感)自分が自由になって悪いから
この今の大変な状況を背負わなくてはいけないと
自分を追い込んでしまい、
貴女のお母様が歩いた、世代間連鎖から、さらにお母様と同じ
犠牲のストーリーをあるいて行くことになります。

親子でも、貴女とお母様の人生は違います。
私自身は、薬物依存症者の家族ですが
私は、私らしく、私の楽な生き方を自分の子供や家族まわりの方への
贈りものにしたいと今日現在心理学を自分に使い続けています。
心理学は、人に使うものではなく、行き難い自分のいき方を
少しでも楽に生きやすくするためのものです。
今の現状を一人で抱えるのではなく
助けて頂ける方には助けて頂いて
素敵な50代の生き方を一緒にしてゆきませんか?(^^)

このプロに有料相談

回答日時:2009年9月29日(火) 03:16 JST

福屋先生どうもありがとうございました

わたしが投稿した悩みは簡単に解決できるものではないことは承知しておりました
でも誰かに心のうちを話すことでそれだけで背負った荷物が軽くなる気がしていたんです
先生のあたたかいお言葉をありがたく受け止め弟や弟のお嫁さんに折をみて相談してみようかと思います

| 50代/女性 | コメント投稿日:2009-09-29 |

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。


心理カウンセラー
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