相談&回答 |
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回答プロ:心理カウンセラー 福屋 義美
ご相談者:30代/女性
はじめまして。今月結婚して四年を迎え二歳の息子がいる専業主婦です。
出産してから今まで、どうしていいのか誰に相談していいのか分からず悩んでいて、先生に相談させていただく事にしました。
子供を出産して三ヶ月は実家で過ごし、主人と三人で暮らすマンションに戻りました。
実家に居るときも主人が子供に触ったりすると嫌な感じがしていましたが、主人に対しては以前と変わりませんでした。
マンションに帰って暫くすると主人に対して愛情を感じる事が無くなり少しでも体が触れたりするのも嫌になりました。勿論話すのも嫌になり随分冷たい態度で接していました。
気がつくと頭の中には主人に対する憎しみのようなものまで浮かんで、毎日どうしてこの人と結婚したんだろうとか離婚しなくちゃ耐えられない!とか考えるようになっていました。
毎日が苦しくて自分の事が嫌になる二年でした。
子供の為にも自分の為にも何とか気持ちが戻るなら・・・と思っています。
最近は何とか憎しみとか感じることは無くなってきたけれど、長く話しているとイライラするし、相変わらず触れられたりするとゾッとします。
主人はこんな私でもまだ愛想つかさずに優しくしてくれます。
息子にも兄弟を作ってあげたいし、私も子沢山の家庭が理想だったので何とか元のように戻れればいいのですが。ただ、今の気持ちとしては正直、子作りは嫌だけど子供は欲しい、という矛盾したものです。
このままいって徐々に気持ちも落ち着いてくるのでしょうか?
やはりこの人とは無理なんでしょうか?
30代/女性 | 日付:2009年9月 4日(金) 15:26 JST | 閲覧件数: 1,236
初めまして、福屋よしみです(^^)
欧米では、このような、夫婦の問題に直面した時には
カウンセリングをお使いなる方やカップルカウンセリングを
お受けになるのはとても普通の事です。
なぜならば、欧米も離婚大国ではありますが
カウンセリングなどをお使いになり乗り越えたご夫妻は
お年を召してもお2人で熟年ラブラブの方々も多くも見られます。
しかし、日本はどうでしょうか?
熟年で、とても素敵な、魅力的なパートナーシップを
おとりになっている方々は、非常に少なく思います。
貴女の周りにサンプルになるような方はいらっしゃいますでしょうか?
私自身はアメリカでのアメリカ人の知り合いの
カップルでは沢山います。
そして私の周りでは,私はラッキーな事に日本人のまれに見る
熟年カップル(50代・60代)方が一組だけ身近にいます。
今の私にはとってはとってもビジョンになる魅力的なお2人です。
今、貴女が心を痛めておられる所は、セラピーさえ使えば
貴女が思っていらっしゃるよりも簡単に抜けていく事は可能だと思います。
心理学の現場からお話を進めてゆくと
パートナーシップのロマンスの時代は長くて約3年と言われています。
依存の時代から自立の時代に進み
そして、自分のやり方のみで進めていく時に、共依存的な生き方をし
別居や離婚の方向へと向う自分のやり方により悩み、
心理学の現場の統計でいくと6年・7年が離婚の危機と言われています。
私も自分のやり方のみで進め6年目でセラピーの
現場の統計どうり離婚してしまいました。
自分のやり方を手放さない限り心を痛める方向へと進んでゆきます。
↑(これは、私自身の体験によるものです)
しかし、カウンセリングでは、自分のやり方を手放して
相好依存というお互いに感謝し合える生き方を提案してゆき
心の傷の癒しが深くなるほど、出合った頃以上のロマンスを
手に入れる事ができる
夫婦ベースのパートナシップの心理学です。
貴女の心の中で今何が起こっているかというと
理解しにくいかもしれませんが、
ご主人がなにか、貴女の気持ちを深いレベルでですが
「理解してくれていない」と感じておられるようです。
これを心理学用語で、我慢・抑圧と呼びます。
パートナーシップでの問題は、御自分の子供時代の親子関係からきていますので
女の子は自分の父との関係での心の誤解を解いてゆくと
現在パートナーとの関係に幸せな変化をもたらしてゆく事ができます。
これを心理学でエレクトラ・コンプレックスとよびます。
心理学は、人に使うものではなく、現在の自分の心の誤解している物を見つけ
自分の生き方を楽に生きてゆく為のものです。
このまま放置していて、更に悪くはなっても自然に良くなると言う事は
残念ですがありえません。
しかしカウンセリングの現場からもっと更に簡単にお話させて頂くと
奥さまが御主人に対する愛情を感じるハートを取り戻す事さえできれば
問題は解決の方向へと進み始めてゆきます。
世代間連鎖による、犠牲的な生きかたを続けてゆのか?
それとも、自分以外のやり方にチャレンジし
ご主人と出合った頃以上の
ロマンスを取り戻してゆくのかは後は,貴女の選択次第です。
カウンセリングは考えることではなく
料理と同じで、食べて見るまでお味はわからないと言う事です。
回答日時:2009年9月 5日(土) 05:00 JSTお礼のコメントを書く
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