女子レスリング小原日登美選手金メダル!~うつ病を乗り越えて
- 2012年10月13日(土) 15:54 JST
-
- 投稿者:
- のぶさわ 正明
-
- 閲覧数
- 7,262
皆さん初めまして。「心の相談ルーム」オアシス大阪で心理家運セラーをしている、のぶさわです。
今日は、ロンドンオリンピックで金メダルを取られた女子レスリングの小原日登美
選手の事をどうしても書きたくなりました。
以前、新聞記事に出ていた小原選手の記事に対するコラムを別の場所で書いたのですが、凄い辛い事を乗り越えての金メダル。
本当に涙が止まりませんでした。
世界で無敵だった自分の階級がオリンピックには無くて、やむを得ず階級を上げて吉田沙保里選手と戦うも、完敗。
うつになって引退。 そして家族の支えで復帰して、金メダル。
彼女の良さは「心の強さ」。普通だったら心が折れてしまう状況でも、何度もそこから立ち上がり、夢を実現する精神力って並大抵
ではないですよね。
今でも誤解されてる人も多いと思うけど、「心が弱い人がうつやメンタルの病気になる」のではないのです。
逆に並はずれて心が強かったり、並はずれて優しかったり、並はずれて人に気が使える方がそういったお悩みを抱えてご相談にい
らっしゃるケースが殆どです。
小原選手の場合は、普通の人なら「なんて酷いんだ!私の階級を五輪種目に入れないなんて!」と怒りを他所にぶつけるか、「あ~あ、ついてないな。でも仕方がない、諦めよう」と諦めるかのどちらかでは
ないでしょうか?
でも、彼女はそのやり場のない怒りを八つ当たりせず、諦めずに正面から向き合った。
そして吉田選手に敗れた時でさえ責任転嫁せず、怒りや悔しさを全部自分で背負い込んだ。
結果としてそれが自分を苦しめる事になった。
「うつ」ってそういう病気なんです。
普通の精神力だったら、そこまでできませんよね。
だから私はメンタルのご病気で苦しんでおられる方を尊敬しています。
そして、そこから夢を掴まれた小原選手に本当に感動させて頂きました。
ありがとうございました。
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。