●私が結婚と仕事について想うこと

●私が結婚と仕事について想うこと



新年早々のろけている
わけでないが

私が今
なんとか正常な精神状態で
生きているのは
妻の存在なしには有り得ない。

いまから30年以上も前に
大洗の海岸で
「絶対幸せにするから」と
固く誓った約束は
全くの有名無実になった。

もともと
何十年も先の姿を約束しても
所詮それは無理な事だった。

事実、結婚して5年後には会社が倒産
その時には長男が3歳で
次男はまだ妻のお腹の中にいるという
とんでもない事態になっていた。

そんな惨憺たる結婚生活を
救ったのは
妻の私への対応だった。

正確に言うと私の悩みを
妻が無制限に受け止めてくれたからだ。




◎はじめから約束された人生など
 ないことがわかった。

世間には再建社長として
何とか持ちこたえている様には
装ってはいたが

「助けてくれ」と
大声で叫びだしたいくらいの
パニック状態だった。

だから妻に捨てられて
愛想をつかされていたら
とても持ちこたえられなかった。

それからの人生でも
何回か難しい局面に出会ったが
最後は妻に相談して
進路決める事が多かった。

25歳で結婚して神父様の前で
夢うつつの状態で誓った
「二人はともに悩みともに喜び合う」
という言葉は現実のものになっていた。




仕事も同じ様な事が言える。

再建社長になったことも
まったく予測出来ないことだった。

そこでの失敗と挫折を経験した事で
逆に今強く生きる事が出来る様になった。

自分の無力さを悟ったことで
じっくり腰を据えて人生を
歩んでみようという気持ちになった。




結婚したい相手を見つけるとか
希望の仕事に出会うとか

それはあくまでも
幸せになるキッカケでしかない。

仕事や結婚と言うのは
それにまず身を投じてみて
時間をかけて
花を咲かせることだとわかった。

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