あいさつのあり方

  • 2011年1月 4日(火) 14:16 JST
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心理トレーナーの川崎です。
あけましておめでとうございます。

昨年は皆様とともに学び成長していく
とても実り多い一年となりました。
本年も分かち合いの気持ちで大切に関わって行きたいと思いますので
どうぞよろしくお願いします。


さて、新年最初のコラムは<挨拶>についてです。
日本語って本当に奥が深く、書き方一つで情景までイメージできます。
もちろん、どの言語もそうかもしれませんが、
奥深いのに挨拶だけは、すごく淡白な単語だなって感じる事があります。

私の言う挨拶って言うのは
「おはようございます。」とか
「こんにちは」とか「初めまして。」という言葉のこと。
これらの挨拶は、よく使う言葉にもかかわらず、
どこか無機質に感じるときがあるのです。

といっても、挨拶の後に続く言葉があるので
一概に無機質だとか淡白だって言ってはいけないのですが、
やはり日本の挨拶って物足りなく感じています。

なぜなら英語だと、直訳して
「私はあなたに会えて嬉しい!!」って言うくらいの
感情表現を使うのに、

日本語の
こんにちは
お元気??
初めまして
おはようございます。

これらの挨拶をした時
きちんと感情を込めて伝えてあるだろうか??
なんて言う事を思いました。


これから始まる会話の要旨のようなものが挨拶だとしたら
もしかしたらプロローグのような役割があるかもしれません。
そういった大事な意味のある挨拶から感情が伝わり相手に響いたとき
聞き手は、
これから楽しい会話になるかもしれないって感じると思いませんか?

だから挨拶のあり方というのは、
形式とかじゃなく、感情が伝わるように
両手を広げ、相手を受け入れるくらいの気持ちを持って
「あなたに会えて嬉しい!!!」
それくらいの気持ちでしてみるとどうでしょう??

なぜなら
相手に向ける最初の優しい気持ちが挨拶だと思うから。。

文章はこの点、伝わりにくいけど

こんにちは!!と
超特大で書き、絵文字をぺたぺたつけ
感情を出してもいいのかもしれない。

だってこれから始める序章でありエッセンスなんだから。。


まとめとして、挨拶とは、
私はあなたを受け入れますよという意思表示だと思った。

挨拶だけで、相手がすべて受け入れられた気持ちになれば
たいしたものだと思う。

ということで、


「あなたからの<愛>を
相手が<察し>心地良い気持ちになってもらう行為」

これが挨拶(愛察 あいさつ)なのかな??
な~んて、書きながらにんまりしました。


どうぞ本年もよろしくお願いします。

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