●私が55歳で気づいた生き方

●私が55歳で気づいた生き方



倒産に限らず
経済的に破綻してくると

それまで水面下に潜んでいた
難しい人間関係が表面に出てくる。

生きているだけで
誰もが何かしらの悩みをもっている。

微妙なバランスで
心に潜んでいた問題が

経済的に困窮すると
不平や不満と言う形で暴発する。

私の場合は親子関係が
破綻した。

なぜこんな運命に巻き込んだと
私は親父を恨んだ。

息子だから運命を共にするのは
当たり前だと親父は私を責めた。

お互いが一歩も退かず
長い長い対立が始まった。



◎失敗人生を
洗いざらい曝け出して立ち直れた

はらわたまで見せるように
失敗人生を洗いざらい公開すると
何も守る事が無くなった。

すると不思議な事に
少し心境の変化があった。

親父は間違っている。
その考え方は変えるべきだ。
私は正しい。
親父が変わらなければ駄目だ。

その本音のところは
大して変わってはいない。

ただ少し考え方を変えた。

親父の考え方を肯定はしない。
とてもじゃないけど親父の考え方は
好きになれない。

でも無視しない事にした。
そんな考え方が世に中にある
というのを確認した。

そして親父との難しい関係を
乗り越えられない自分を認めた。




そこまで辿り着いて
いくらか溜飲がさがった。

不運な事実に拘っていないで
前に進もうと思った。

心の中の仮想敵も、今は誰もいない。
すると自分に優しくできる。

自分に優しくできるようになると
人にも優しくできるようになった。

人の意見を無視しないことが
実は認めることにもなっていた。

そんなちょっとのところに
気がつくのに長い時間がかかった。

「遠回りの人生」
何か演歌の曲名のようだが
私の生き様を
全て表しているような気がする。

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