●なぜ「駄目だ」と思った人生を 生き直すことが出来たのか

●なぜ「駄目だ」と思った人生を
生き直すことが出来たのか



父の会社が負債30億で倒産して
新聞にも大きく出て

だれも知らない人は
いないんじゃないかと思える位の
私にとっては大きな出来事だった。

何とか再建計画は認めてもらい
破産的な精算は免れたが

今度は再建社長をやれという
とんでもない話になってしまった。

しかもこの期に及んでの
同族間の抗争

社員のの経営陣への不信

月商1億以上も売上は
維持しながら

金融機関との
取引きは出来ない。

何をやっても
「これは駄目だ」「あれは駄目だ」
という結果にしかならない。

止めで新米社長の
拙劣経営がそこに加わるのだから
行き詰らない方がオカシイ。

とにかく苦しみから
逃れる事ばかり考えていた
10年間が過ぎた。



◎自分が本当に大事に
したいものがわかったから

「イヤナこと」を先送りして
自分をごまかして生きていた。

そのツケが廻って
会社も自分も完全に行き詰った。

再建会社は消滅させる事になった。

およそ金になるものは
10年間で全て売り尽くした。

信用も信頼も実績も自信も
何もかも失くした。

茫然自失になり
何の為に生きればいいのか
わからなくなった。




人生で初めて
悩みに悩んだ時期だった。

でもどん底まで落ち込んだことで
見えてきたものがあった。

これだけは失いたくないと
いうものがわかった。

それは自分は妻や子の為に
生きるんだということだった。

自分が人生で求めていたものは
「家族の幸せ」だった。

その後の人生でも迷いはある。

でも何を基準にして
決めればいいかすぐにわかる。

あれも出来ない、これも出来ない
という八方塞がりの状況で

とことん悩んだ事で
自分が何を求めて生きているかを
ハッキリと掴む事ができた。

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