●なぜ失敗ばかりしていたのに自分を変えることが出来なかったのか

●なぜ失敗ばかりしていたのに
自分を変えることが出来なかったのか



今考えれば出来ないところは
虚勢を張らずに

素直に周りに助けを
求めれば良かったと思う。

しかし30才で
再建社長になった私は

焦って一人合点で
空回りをしていた。

もっと正確に言うと
自分に出来無いことなど
何も無いと思っていた。

たまたま
本気を出していなかっただけで

自分がその気になれば
天下を取れると密かに思っていた。

当然失敗を重ねる。
しかしやり方を変えない。
また失敗する。

人の評価が気になる。
人の意見が気になる。
しかし生き方を変えない。

そして自分から
迷路に入っていった。

●失敗してまるで能力の無い
自分を認めるのに
長い時間がかかったから

再建社長も7年目を迎えて
立ち往生していた。

進むも退くも
何一つ結論を出せずにいた。

毎晩毎晩
飲み屋街を徘徊していた。

誰か自分に喧嘩を
売ってくる奴は
いないかと探し回っていた。

かなり性質の悪い
人間になっていた。

3年近くもそんなことを繰り返して
よくよく自分の事が厭になった。

もうこんな酷い生き方は
したくないと思った。

そこでようやく
生き方を変えようと思った。

再建社長になってから
既に10年の月日が経っていた。




自分が想っていたより
まるで能力が無かった。

自分がやろうと想っていた事は
100の内99は出来なかった。

だからやり方を生き方を
変えれば良かった。

失敗が悪いのではなかった。

失敗したことから学び
新たなやり方を試そうという
気持がなかった。

「人間は変われるんだ」
と想えたことで

「自分は変われるんだ」
と想えたことで

蟻地獄のような失敗人生から
脱出する事ができた・・・

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