効率よく、わかりやすい文書を書くには

現場で使えるビジネス文章術48++ -その11-
効率よく、わかりやすい文書を書くには

ビジネスの現場では、読み手を説得・納得してもらうために文書を書くことがよくあります。
この説得力のあるわかりやすい文書とは次のポイントを抑えることです。
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論拠は独りよがりになっていないか、読み手が納得するか
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これと真逆な文書が、独り相撲している文書であり、論理が飛躍する文書です。
つまり独りよがりで客観性を失った状態で書いてしまう文書ですね。
ところが人間というものは不完全な存在で、熱くなればなるほど、熱心になればなるほど、気持ちを込めれば込めるほど、「独りよがりで客観性を失った状態」になりがちです。

これをとめるコツはありません。気持ちを込めるということはそういうことなのだとあきらめるしかないのです。
独りよがりな論拠にならないように書くことはできないわけではありませんが、そんなことにエネルギーを投入して、上っ面だけの文書を書くのは時間の無駄ともいえます。

いったん書き上げて、少し時間を取って気持ちを冷まして、推敲時に「独り相撲と論理の飛躍」を改めればよいのです。

この方がずっと効率的に、結局のところ短時間で、説得力のあるわかりやすい文書を完成させることができるのです。

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