いまの自分を大切にしましょう。

  • 2010年6月24日(木) 14:40 JST
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6月も後半になりましたね。
今年の梅雨は晴れ間もたびたびありますが、
天候の変化のせいで体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
雨の時期はあまり得意ではありませんが、
紫陽花が綺麗に咲いているのをみると
「またこの季節がきたのだなぁ」と微笑ましく思います。


「悩み辞典」さんで相談を開始させていただきまして2か月が経ちました。
お悩みを寄せて頂きまして大変嬉しく思っております。
日ごろなかなか接することのできない中学生・高校生の方とも悩み辞典さんを通して
お話することができて嬉しいです。

今回は日々相談をお受けしている中で一番感じていることについて書いてみます。
相談をお受けしていると「自分が好きではない」という部分が
根本的にあることで「自分に自信を持てない」方がとても多いです。

それはおそらく生まれ育った環境が大きな影響を与えているのだと思います。
小さい頃を少し思い出してみて下さい。

お母さんやお父さんにたくさん褒められたり抱っこしてもらえましたか?
何か失敗した時にきつく叱られた経験がたくさんありますか?
それとも「大丈夫だよ」と抱きしめてもらえましたか?
なにか感じていることを話したいと思った時に、
お母さんやお父さんはしっかりと話を聞いてくれましたか?

こういった経験の中での寂しさや孤独感、傷ついた経験が多いと
素直な子供は自分を責めるようになってしまい自分のことが好きになれなくなってしまいます。
そして大人になってもその部分が癒されなかったりします。
自分に自信が持てないと本当に言いたいことが言えなくなったり、
本当の自分がやりたいことができなかったり、
本来の自分を隠して周囲の人に合わせ過ぎて生活するようになりストレスを溜めてしまいます。

大切なのはどこかで気づいてあげることです。
そのタイミングはあなたが「そうだったかもしれない」と思った時でよいのです。
「子供の時、きっと自分を責めていたね。ごめんね。もっと自分を大切にするね」と
自分自身に話しかけてできたら抱きしめてあげましょう。
これはセルフヒーリングのひとつの方法です。
気づいた時に何度も言ってあげることで
「自分を大切にしてあげよう」という意識が高まりますので、
無意識的にしてしまいがちな「自分を責めるパターン」の思考などを止めるきっかけになります。

あと一日、一度でもよいので寝る前になど「褒める」習慣をつけてあげるのもよいかもしれません。
特別に何かがあった日ではなくても、一日を無事に終えたことに対して褒めてあげましょう。
「今日も一日お仕事がんばりました。お疲れさま」、
「今日も食事やお弁当作り、洗たくとお掃除、がんばりました」など日記などに書いてあげてもよいです。
自分が日ごろ行っている当たり前のことに対してもっと褒めてあげましょう。
大切なのは今のありのままの自分の存在をまるごと認めてあげる。
そのことがだんだんと自分に対する自信につながります。
自分を認めてあげられるようになると、自然にまわりの人も認められるようになりますし、
気遣いや優しさもできるようになってきます。

まずはいまの自分を大切にして、「自分を愛すること」からはじめてみましょう。



Yurai(ユライ)

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claritygrace44@yahoo.co.jp





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