「気付」の使い方

現場で使えるビジネス文章術48++ -その6-
「気付」の使い方

現代では、携帯電話やメールがあるので、本人には直接連絡することがほとんどです。
それでも、出張中の人に資料や荷物を送る場合は、宅配便や郵便を使うことになります。
このときには、「気付」という敬称を使います。

「気付」は、正式な構成員でないが現在はその組織に所在がある人の場合に使う敬称です。

東京営業所の田中さんという人が金沢営業所に出張中だとします。
宛先は、金沢営業所気付 田中様 ですね。

金沢営業所 田中様では、金沢営業所にいる田中さんが宛先です。

金沢営業所気付 田中様では、金沢営業所の所属ではないが、金沢営業所にいる田中さんが宛先になるのです。

組織でなく所在先が個人の場合は「様方」になります。

組織に所在があるというより、その組織の正式構成員である人に送れば連絡がつく場合は、様方を使います。

金沢営業所 加藤様方 田中様 とすれば、
金沢営業所に送っても、田中さんに届くかどうかは不明だが、金沢営業所の加藤さんに連絡すれば、加藤さんが田中さんに渡してくれるという場合ですね。

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