お金の男女格差は当然?!

  • 2009年10月24日(土) 12:23 JST
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自分のライフプランをシミュレーションしてみた時に気づく方もいらっしゃると思いますが、
男性と女性では、生涯で受け取るお金の金額に差があります。

平成19年の国民の給与について調査した「民間給与の実態調査結果」(国税庁)によると、
平均給与金額が男性は542万円、女性は271万円となっています。

給与階級別に見ると、男性は300万円超400万円以下が男性全体の約17%で最も多く、女性は100万円超200万円以下が女性全体の27.1%で最も多くなっています。

男性の方が女性に比べて労働時間が長い傾向にあるため、当然といえば当然の結果。
そして女性には、女性しか出来ないこと、「出産」というライフイベントが人生設計に入ってくると、
どうしても仕事を休む、もしくは辞めるという選択をせねばなりません。
さらに出産後は育児があります。
男性の育児休暇取得率が以前低い日本、「もっとお父さん、育児に参加してよ!」と心で思っていても実際は難しいことが多いこの現状。
(協力的な男性は確実に増えてきていますけどね!)

また、逆に、「結婚したら家庭に入って、しっかりと守っていきたい」と思っている女性も多い。
でもそう思う男性は、女性に比べると少ない。

男性と女性では、立てられるライフプランの種類が違うのです。
性別に関係なくプランニングは出来ますが、多様化している日本社会とはいえ・・・。
女性は特に、この先選ぶ人生によって、将来受け取るお金の額がかなり変わってきます。
それなのに、その額にマッチしていないお金の管理をしていたら、どうでしょうか?
最近多いのは、一時期バリバリと仕事していた女性が、仕事をやめて家庭に入った後もバリキャリ時代と同じようなお金の使い方をしているケース。
この生活が続いていくと、この先どうなると思いますか?


このように、色々な面から見ても、お金の男女格差は当然と言わざるを得ません。
特に、家庭という共同体を夫婦で作っていこうとしている場合はそうなる傾向にあります。
互いに、自分のことを見るよりも相手のことを見るほうが簡単。
でもあなたが生きているのは、あなたの人生です。
そういう意味でも、冷静に自身のライフプランを作成し、定期的に軌道修正出来る仕組みを作っておく必要があるのです。





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