専業主婦?それとも共働き?

  • 2009年10月18日(日) 06:57 JST
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 結婚した女性なら1度は考えるテーマ。

「私これから主婦になる?それとも共働きする?」

今年5月に閣議決定された2009年男女共同参画白書では、20代女性が「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考えに賛同した割合が30~50代女性より多かったという結果が報告されています。
20代は主婦志向なのでしょうか。
ニュースや自分の周囲から「家庭と仕事の両立は大変」という声を聞くことが多いからかもしれません。
「働くことに疲れているのでは?」という指摘をする方もいるようです。


これからも仕事を続けていくか、家庭をしっかり守っていくか。
決め手はやはり「家計を安定的に保っていけるかどうか」でしょう。
夫の収入で十分子育て・教育費までまかなえるというのなら、家庭に入ってお子様と一緒にいる時間を多くとるというのも良いと思います。
ただ、子どもが生まれた途端に家計が赤字になる世帯も案外多いのです。
結婚当初は独身時代と同じお金の使い方をする方も多く、知らないうちに家計を圧迫していることがあります。
その場合は、子育てと仕事の両立は欠かせない状態となるでしょう。


すでに専業主婦として家庭をしっかり守っていらっしゃる方も、
現在はDINKS、子どもが出来たら家庭に入ろうと考えていらっしゃる方も、
子どもが生まれて、教育費が家計に与える影響をひしひしと感じていらっしゃる方も、
家計の現状と将来の見通しはしっかり把握しておきたいものです。
ライフプラン表・キャッシュフロー表で予測を立てることで、緊急事態を避けることが出来ます。
「専業主婦の場合」「共働き(パート)の場合」「共働き(正社員)の場合」あたりのシミュレーションをしてみると良いでしょう。


ライフプランは、政治経済の変動による家計への影響を最小限に抑える効果もあります。
例えば、民主党政権になったことで、配偶者控除が今後廃止される可能性が出てきています。
もし本当に配偶者控除がなくなったら、
、夫の所得税を計算するときに控除されていた38万円は撤廃され、
現在の「103万円の壁」もなくなります。
(扶養に入るためには給与収入制限があります。その金額が配偶者控除の場合は103万円)
まだ未確定事項ですが、このあたりも視野に入れたライフプラン作成を心掛けておきたいですね。

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