増加する「貧しいおばあさん」 対策について②

  • 2009年2月14日(土) 21:27 JST
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鉢須 祐子 ★自分が何歳まで働くのかを考える


お客様とお話している中で思うのが、
50歳代になってようやく本格的に、
年金どうしよう、退職後の生活どうしようと考え始める方が多ということです。


もちろん、20代から考えていらっしゃるかたも最近は増えてきています。
特に年金不安が叫ばれるようになってからはその傾向が強いのですが、
「ただ考えているだけ」という方も同時に多いのではないでしょうか。



まずは、自分は何歳まで仕事をしたいのかを具体的な年数で考えてみましょう。

60歳までなのか、55歳までなのか、はたまた体が動く限りずっとなのか。

それにより、人生で受け取る金額の総額が変わってきます。



また、年収によっては、将来受け取れる年金額が変わってくる場合もあります。
(自分でどんどん稼げる方については、ある一定額の年収を超えると受け取れる年金が減らされる場合があるのです。)





ここを考えた上で・・・






★引退後、生活費がいくらかかるのか考える


一般的に言われている数字になりますが、単身で暮らす場合にかかる生活費は1年当たり約17万円です。(夫婦の一般的な生活費23.6万円×70%で計算)


1年換算すると、およそ204万円になります。


そして、男性の平均寿命が79歳、女性の平均寿命が86歳ですので、
先ほど考えた仕事の引退年齢を平均寿命から引いてみましょう。


女性で、引退年齢が65歳なら、86歳ー65歳=21年



ということは。。。



1年当たり生活費204万円×仕事をせずに生活する21年=4284万円

この4284万円を、受け取る年金と自分の貯蓄で用意する必要があるということが分かります。






あなたの必要金額はいくらになりましたか??








(③に続く)

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