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仕事に自信が持てなくてやる気を失っています

ご相談者:20代/女性

私は美術の短大へ行った後、医療事務などの資格が取れる専門へ行きました。

わざわざ専門へ行って取った資格ですが、実際に医療事務の仕事に就いてみて、
幻滅する事が多いです。

以前働いていたクリニックの上司は、これまで全く違う仕事をやっていた方だったのですが、院長の知り合いだった事から未経験・無資格で医療事務長に採用されていました。
事務長が独占してやっている仕事もあり、私はやらせてもらえない事もありました。

小さなクリニックだったので、看護師さんも医療事務の仕事をやっていたりしました。
当たり前の事ですが、看護師さん達の仕事は、法律上事務員には出来なくて、看護師さんは事務の仕事を出来る。
看護師さんには頭が上がりませんでした。

医療従事者はみんな国家資格なのに医療事務だけ民間資格、資格なしでも職に就く事が出来るので、それを見下す人もいます。

わざわざ専門に行く必要がなかった、馬鹿みたいだと後悔しています。
受験制限も特になく、短期間で講座を受けれるので、誰でも取れる大した資格では無いとわかり、やる気を無くしています。

現在は退職し、2年程医療事務の仕事に就かないで休んでいます。

何か違う仕事へ転職しようと考えているのですが、来年で30歳になるので、就職出来るのか、今更もう遅いのではないかと、不安でいっぱいです。

20代/女性 | 日付:2010年7月 7日(水) 03:23 JST | 閲覧件数: 4,236

学んだことに無駄なものはありません。自分の可能性を信じましょう。

心理カウンセラー(うつ・人間関係・労働・教育) 渡辺 裕子

こんにちは。心理カウンセラーの渡辺です。

わざわざ専門学校まで行って取った医療事務の仕事だったのに、実際に仕事をしてみると、格差、差別があり、幻滅してしまったのですね。
確かに、お医者さんの世界は、先生が一番偉い、2番目は看護婦という階級のようなものがあるようですね。
また、医療事務は、資格がなくても仕事を覚えれば誰でもできる仕事で、そうすると、あなたの持ってる資格など、何の意味もないものと思ってしまったのですね。
せっかく2年間専門学校に行ったのに、それも無駄だったのではと思うのですね。

確かに、多くの民間の資格は、その資格がなくても仕事はできます。
それに比べて、国家資格はその資格がないとその職業には就けないわけで、見下す人もいるでしょう。

しかし、ほんとに学んだことに意味はなかったのでしょうか?

実は、私は医療秘書系の専門学校にも教えに行っていたことがあるので、どんなことをやっているのか大体わかります。

医療事務だけ学ぶ学校、通信教育などは、それだけを教えますが、専門学校では、それ以外に、いろんなことを学びませんでしたか?
私の行っていた学校では、医療事務の計算、パソコン入力だけでなく、ビジネスマナーであったり、心理学であったり、薬の知識、病気の知識、ペン字、手話・・・いろいろなことを学んでいました。
そして、医療事務以外の資格、ペン字、ビジネスマナー、などなどいろいろな資格が取れました。
あなたの学校ではどうでしたか?

また、学生時代には、勉強以外に、友達としゃべったり、学校行事があったり、いろいろな思いではありませんでしたか?

人は、目の前の利益のみを判断しがちですが、それ以外の目に見えないところで、いろいろな知識、技術、思い出があなたの中にはちゃんと詰まっていると思うのです。
そうであれば、学校に行って学んだ意味はあると思います。

また、あなたの勤めていたクリニックでは、上下関係というか、格差というかが大きかったと思いますが、そうではないクリニックもあると思います。

また、受験制限もなく、誰でも取れる資格はたいしたことがないとの事ですが、
それでしたら、私はたいしたことのない資格ばかり持っています。

わたくし事で恐縮ですが、私は学生時代、普通自動車免許と、かろうじて教員免許を取っただけで、全く資格は持っていませんでした。
一般企業を退職後、専業主婦を10年弱し、仕事とは全く縁のない生活をしていましたが、何とかもう一度仕事をしたいと思い、何か資格を・・・と思って受けたのが、色彩検定でした。

医療事務なら、受かれば医療事務の仕事に就けますが、色彩検定が受かっても、カラーコーディネーターの仕事はそうそうありません。
ですが、私はどうしても色の仕事をしたくて、更に勉強をし、いろいろな資格も取りました。しかし、どれも民間の資格です。そして、技術を磨き、今では色の仕事も、心理カウンセラーの仕事も、先生の仕事もしています。
そして、今まで学んできたこと、経験してきたことに、一つとして無駄はなかったと思っています。
もちろん私はお医者さんや弁護士にはなれませんが、私は私の土俵の上でがんばればいいと思っています。

要は、どんな資格を持っているか?ではなく、その資格をどう生かすのか?が問題なのではないでしょうか。

あなたは、医療事務の資格だけでなく、美術系の短大に行っていたということで、芸術的なセンスも持ち合わせています。
芸術脳の右脳と事務処理脳の左脳を使うことができるはずなので、あなたにはまだまだ未知の可能性があるはずですよ。

そして、あなたが本当にやりたいことは何ですか?
できることではなく、やりたいことを探してください。
そして、そのために足りないことは何か考え、行動したり、勉強したりしましょう。
目の前のことだけにとらわれるのではなく、もっと長く大きいビジョンを持ちましょう。

その結果が、結婚なら、それもすばらしいことですし、もっと仕事をしたいと思うのもとってもステキな事です。

もし、ご自分の隠された能力や、この人生で自分の成し遂げることをお知りになりたければ、「ネームセラピー」というカラーセラピーがお勧めです。
ご興味があれば、私のHPより「ネームセラピー」をご覧になってください。

あなたはまだ30前、これからが本当にやりたいことができるのですよ。
どうか自分の可能性を信じて、前向きに行動してください。

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回答日時:2010年7月 7日(水) 23:10 JSTお礼のコメントを書く

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