日本年金機構が始動

  • 2010年1月 5日(火) 13:16 JST
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日本年金機構が始動しました。
社会保険庁が廃止され、それにともない業務を移行した「非公務員型」の組織です。

これまでの不祥事によって失った信頼を回復し、より年金加入者に寄り添った運営を目指したいというのが長妻厚生労働大臣の意向のようです。

そして全国にあった社会保険事務所も名前が変わりました。
これからは「年金事務所」となります。

今後、年金に関する照会・問い合わせなどは日本年金機構が担当します。
現在、どうやってより良い年金制度を作っていくか検討中の模様ですので、
これからの動きに注目ですね。


年金は老後の生活において重要なお金です。
どうしても「まだまだ先のことだから」と考えるのを先延ばしにしがちですが、
会社勤めの方も、自営業の方も、20歳以上の学生やフリーターの方も、
すでに年金保険料を納めている、または猶予などの手続き申請をしているはず。
年金制度の詳細までは分からないとしても、
自分がいくらおさめていて、
将来どのくらい手元に年金として戻ってくる可能性があるのかなど
すこしずつ興味を持っていきたいものです。

そうすることで、より将来設計について考えやすくなります。



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父子家庭にも児童扶養手当を支給

  • 2009年12月24日(木) 17:03 JST
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これまで、低所得の母子家庭しか受け取ることの出来なかった児童扶養手当が、
来年8月分から父子家庭にも支給されることがほぼ決まりました。

対象となる世帯は、親ひとり子ひとりの家庭の場合、給与収入が365万円以下の家庭
父子家庭の場合、およそ10万世帯が受け取れるようになる模様です。

以前、この記事でもお話した通り、
非正規雇用で働く男性がここ数年で増えてきていた点、
子育ての為に勤務時間を短くせざるを得ず、その分収入が減ってしまうことがある点などから
父子家庭にも母子家庭と同様に児童扶養手当を支給して欲しい、と個人的に思っていました。

これでまた一歩前進しましたね。

人生設計の中で、お金はとても大きなテーマ。
家計に不安があるかないかで、この先の生き方が大きく変わります。
ライフプラン設計をすることで、この不安とサヨナラしましょう!!



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共働きをした方がいいのでしょうか?

  • 2009年12月22日(火) 09:52 JST
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「夫婦共働きをすれば我が家の家計はなんとかなりそうですか?」というご相談。

現在子育て中、出産計画を立てているところ、またはそろそろ子育てに余裕が出来た頃の
専業主婦の方からご質問いただくことが最近特に増えてきました。

結論としては、
やはり現在の家計とこれからのライフプラン見通しによる、ということになります。

ご自分で判断する方法としては、
とにかくまずライフプラン・キャッシュフロー表を作成してみる、これに尽きます。
(無料でライフプランを作成出来るソフトはこちらでご紹介しています)

ここでのポイントは、
1.現在の収入と支出を把握する
2.どうして共働きが必要か、目的を再確認する
3.いくら補填すれば家計が安定するか計算してみる
4.3で出た金額は、出費の無駄を見直しても捻出出来ないか考えてみる
5.家族のイベント(出産、子供の進学、転居など)の見直しは出来ないか検討する

これらを考えた上で、どうしても共働きが必要であるという結論になったら、
より具体的に仕事について考えてみましょう。
目的・必要金額がはっきりすると、共働きをする理由が明確に決まります。
そのことで、夫婦間の情報共有や家事育児の助け合いがよりスムーズになります

実は、夫婦間でも、お金についての意見交換・情報共有は案外なされていないようです。
これが原因でケンカになったり、家計の赤字がふくらんだりしてしまいます。
足元からきちんと固めて、共働きの目的を共有出来れば
この先もスムーズな家計形成が出来ること間違いなし!です★



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身近な人にお金の相談が出来ない人、急増中

  • 2009年12月15日(火) 05:46 JST
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核家族化、晩婚化、単身世帯の増加など、
確実に一昔前と比べて人々の暮らし方は変化しています。
この状況において、最近多くの方が抱えている悩み。
それは、「お金のことを相談出来る人が身近にいない」ということ。
最近ご依頼いただくお客様で、こうおっしゃる方が圧倒的に多いです。


配偶者や子供がいる。
親戚がいる。
親しい友人がいる。
お世話になっている知人がいる。
心を許せる人が近くにいる。
なのに、お金の相談は出来ないという人たち。


お金についてオープンにするのは恥ずかしいこと、という概念がまだ根強い日本。
また、お金や経済を学ぶ場が少なく、金融知識のレベルに差がある日本。
「悩んでいるけどあの人に相談したら恥」「どうせあの人はお金のこと分からない」
そう思い、ひとりで問題を抱えてしまっている人が多いようです。

ただ、ずっとその悩みを抱え続けていても、解決にはつながりません。
それどころかどんどん悪化することも。


FP(ファイナンシャルプランナー)である鉢須に出会えて何よりもほっとした、という声を
相談者さまからよくいただきます。
「悩みを聞いてくれる人が出来たことで安心した」とのこと。
「この先のライフプランを客観的に作成出来そうで良かった」、とも。


どうかひとりで悩まずに、何が不安なのかお聞かせください。
心の重荷をおろすだけでも、気持ちが幾分か楽になるものです。




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今から意識しなきゃ!老後の生活費

  • 2009年12月11日(金) 16:15 JST
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ご自身の国民年金、きちんと把握していますか?
最近、「ねんきん定期便」が誕生月に送付されることになりましたが、
受け取ったまま開封もせずに放置、なんてことはありませんか??
自分の頭がちゃんと働くうちに、きちんと把握・管理しておきたいもの。

今日、社会保険庁より発表された調査によると、
国民年金記録について、市町村とコンピュータとの記録を確認した結果、
0.3%の不一致があったとのこと。
これ、もし同じ割合で全体的に不一致があるとしたら、およそ42万件の記録ミスに・・・。
あなたも他人事ではないかも?!

* * * * * 

年金は老後の大切な生活費になります。
定年退職間際になって、
「ああ、退職したらどうやって生活費を捻出しよう・・・」と悩んでも時すでに遅し。

一般的に、60歳で退職したのちに必要な生活費は、夫婦の場合、

23万円/月 × 12ヶ月 = 276万円/年・・・最低限の生活
38万円/月 × 12ヶ月 = 456万円/年・・・ゆとりある生活

と言われています。
長生きになってきていることを考えると、
80歳まで夫婦健在なら単純計算で最低5520万円かかる可能性がある、ということに。


・・・ちょっとびっくりされたかもしれませんが、
これは国民年金・厚生年金なしの金額です。
あとはご自身で、年金とこれまでの貯蓄をやりくりしながら、老後生活を送っていかねばなりません。
老後を目の前にして、いきなりウン千万の貯金・お金の準備、出来ますか?
多くの方が出来ないと思います。

だから、「あっ、やばい・・・」と思った今から、コツコツ準備することが必須条件!!
老若男女問わず、ライフプランを定期的に作成・見直して、しっかり備えていきましょう★

* * * * * 


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激減・・・冬のボーナス

  • 2009年12月10日(木) 16:03 JST
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今日が賞与(ボーナス)支給日だっ!という皆様、
今回のボーナス支給額はいかがでしたか?

先日、この記事でもお伝えした通り、全体的にこの冬のボーナスは減少傾向にあり、
実際、数名の方に直接またはTwitterなどで調査した結果、
圧倒的に「減った!」という声が多かったです。
減少どころかゼロに近い状態になってしまった、という方も・・・。

お給料やボーナスって、仕事をする上でモチベーションを保つ大事な要素。
目に見えてそれが減ってしまうと、
「この期も一生懸命お仕事したのに・・・」とがっくりしちゃいますね。。。

また、住宅ローンやクレジットカードローンなどでボーナス払いを選択している方はダブルでがっくり。
ボーナス支給額がローン返済額ギリギリだったりすると、
「この年末の帰省・旅行費用がなんとかやりくり出来るかどうか」
という状況になってしまう方も多いようです。

ボーナスをどうライフプランに組み込むかを以前こちらでお話しました。
今回のようにボーナスが激減した時、痛い目に遭う危険性もありますので、
あてにしすぎないことが重要です。


そしてこの機会に是非、1年の収支をちょっと振り返ってみましょう。
ポイントとしては、たとえば・・・

Q.手元に入ってきたお金、有効活用できましたか?
Q.今年してしまった無駄な支出は、今後どう防げば良いと思いますか?
Q.家族でお金について・家計について・ライフプランについて情報共有は出来ましたか?

このあたりを具体的に考え、情報化して家族と共有出来るツールとして、
ぜひライフプラン表・キャッシュフロー表をご活用ください!
初めて作るならざっくりと、
慣れてきたらより詳しく分析出来るフリーソフトを使ってみると良いでしょう。
こちらで私なりに無料ライフプラン作成ソフトを比較解説いたしておりますので、
ご参考になさってくださいね!!

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夫婦のお小遣いとライフプラン

  • 2009年12月 4日(金) 13:53 JST
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お給料も減っていますが、夫婦のお小遣いも減っている。。。

ライフプランを作成する際に「娯楽費」などを設定・入力しますが、その参考になればと思い、今回は具体的な調査結果についてお話します。


明治安田生命が発表した2009年の調査によると、夫婦がひと月に自由に使えるお小遣いの金額は、平均2万7877円/月
2年前の2007年に比べて、8200円の減少(マイナス23%)となっています。

男女別で見ると、
男性が平均3万5299円、女性が平均2万1057円。
2年前と比べると男性5600円マイナス、女性1万円以上のマイナスです。
家計が厳しい状態が続く中、妻が小遣いを削って家計支えているのでは?と明治安田生命はコメント。

妻の方が家事を担当している割合が高いということを考えると、食費や光熱費などを妻の小遣いから負担している可能性は大ですね。


(ワンポイントアドバイス)
1ヵ月あたりの予算を立てる時、「予備費」を設定しておくと何かと便利。
冠婚葬祭費用や急な出費へ備えるための費用として、一定額をわりあてておきましょう。
そうすると、収入が一時的に減った場合、この「予備費」から取り急ぎ必要な費用を支払うことが出来るため、お小遣いの減少額を最小限におさえられますよ!!
もし、予備費に手を付けずに1ヵ月過ごせたら、その分はきちんと貯蓄にまわしましょうね★



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お給料がマイナス続き・・・

  • 2009年12月 4日(金) 09:39 JST
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師走。いよいよ2009年の総まとめの時期となりましたね!
年末は何かと出費が多くなります。気持ちもお財布も引き締めていきましょう★


だって、現金給与額(労働者の平均賃金)は依然、マイナス傾向なのです。
(2009年10月:毎月勤労統計調査(速報) by.厚生労働省)
17ヵ月連続マイナス。
今年10月の現金給与総額は前年同月比1.7%減とのこと。


先日、日本は本格的なデフレ傾向にあるという発表もありましたね。
モノの値段が安くなっているというのはこの記事でもお話しましたが、
それだけ、そのモノを作っている会社の利益が減る可能性もあり、そうなると働いている人のお給料も下がる・・・。
デフレーションの悪い点はここにあります。


収入が増えないのなら支出を減らしたり体感年収をアップさせたりすることを考えますね。
ただ、それもそろそろ限界に来ているのでは?
「お給料がマイナス続き・・・」となげいているだけでは、状況は悪化するだけ。
目標を絞る、家族の行事を見直してみるなど、ライフプラン作成においてもう1段上の知恵・工夫が求められてきている今日このごろです。



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高校・大学生のいる世帯、特定扶養控除額が縮小に?

  • 2009年10月29日(木) 00:54 JST
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 政府税制調査会は、高校・大学生のいる世帯が受けられる「特定扶養控除」の額を減らすという案も視野に入れ始めました。

以前この記事でもお話した通り、現時点で、扶養控除の廃止の可能性が高くなっています。
そして現在、私たちは扶養控除以外に、特定扶養控除も受けられているのをご存じでしょうか。
この2つの違いは何かというと、特定扶養控除とは16~22歳の高校生・大学生や老親を扶養している世帯が受けられる所得税の控除のことです。
そのうちの、子どもについての特定扶養控除を減額するかどうかが現在検討されている、ということです。

今回の特定扶養控除減額の理由のひとつとして、公立高校の無償化が実施された場合の支援重複を避けたいということや子ども手当の財源とするためということが挙げられています。

「私立高校に通う予定なのに・・・」「制度が開始される頃には子どもは大学生・・・」など、世帯ごとに控除廃止・減額について思うことがあるでしょう。
様々な形態の世帯がある中で、平等な課税をするのは非常に難しいことです。
国民として声を上げることももちろんですが、今与えられた環境の中でどう生き抜くかを考えることも欠かせません。

特に、社会制度が変わろうとしている今。
こういう時だからこそ、ライフプランの早急な見直しが生きてきます。


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株とは?

  • 2009年10月26日(月) 12:46 JST
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株って、ギャンブルじゃありません!!!
株とはそもそも、会社が自身の運営のために必要な資金を集めるためのツール
投資家が金儲けするためのもの、ではないんです~(涙)


会社は、会社自身のお金だけで経営をしていくのはなかなか難しいです。
そこで、株を発行して、投資家が支払う時価相当のお金と引き替えに株券を渡します。
※昔は実際に株券をやりとりしていたのですが、今は数字上でやりとりするシステム。

自分が持っている株券の発行元が成長すれば、それだけ株券の評価は上がります
また、会社がもうかってくれば、利益の一部を株券を持っている株主に支払うことも。(これが「配当」)
株券を持っている株主は、その会社のオーナーとして株式総会に参加出来、経営について意見することも可能です。
金額の大小にかかわらず、株を持つことでその会社のオーナー!!
つまり、株を持てば、応援したい会社をサポートすることが出来るのです。
(あるお客様は、ライバル社研究の為に株を保有しているとおっしゃっていました。それもアリ?!)

最近は配当だけでなく、株主優待が充実している企業もあり、優待目当ての投資家もいるようです。
ライフイベントに何かとお金のかかる子育て世代には特に人気のようですね。

ご自身の生き方、興味、家族のライフプランに合わせた投資を心掛けること。
そしてやみくもかつ欲望のままに突き進むことがなければ、株式投資は決してギャンブルではないのです。


株をギャンブルにするもしないも、
すべてはあなたのライフプラン次第です★

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