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今になってつらくなってしまっています

ご相談者:20代/女性

私は20代看護師をしています。
父が亡くなって来年の二月で4年になります。
父は突然なくなりました。前日の夜に普通に会話をし、一緒に食事をとり、「おやすみ」と
声を掛け合い…
でも、朝起きたら亡くなっていました。
私にできることは冷たくなった父に心臓マッサージをすることだけ。

父が亡くなった後は、ほんとに色々なことがあって忙しく
母も精神的に不安定になり、その付添いや世話で
二年は泣くひまも父と向き合うこともできませんでした。

身近な人の死というのは経験したことがなく、看護師をしていても
なんだか他人事のような…
でも、父が亡くなったことで、死が急に重く感じるようになりました

そして、母が落ち着いてからは、父のことを考える機会が増え、
急に気持ちが不安に悲しくなることが増えました

一人でいると涙があふれてきます

そして、あの日、父が亡くなった前日、
父がいつもと違うと気づきながら、そのまま寝させたことを、
看護師であるわたしはもっとなにかできたのではないかと考えてしまう
気づきながらもそのままにしたことは、父を見捨てたような
後悔の気持ちが襲ってきます

父が喜んでくれた看護師にせっかくなったのに
私は私は何なんだろうと涙があふれてくるのです

それが日に日に多くなってきています
結婚して家に一人でいることが多くなったのもあるとは思いますが…

看護師という仕事も死に直面すると気持ちがさらにつらくなり…
苦痛と思いながらも、父が期待してくれてなった仕事だからと、続けています

母に相談はできず兄弟に相談できず、夫にも相談できず。

私はこのままどうなってしまうのか、
ホントにつらくどうしていったらいいのか。

父の死のことを受け入れることができるのか…

私はどうなってしまうのでしょう

20代/女性 | 日付:2011年10月12日(水) 23:47 JST | 閲覧件数: 1,730

お父さんとの対話

メンタルセラピスト/コーチ 椎原 澄

ヨー子さん メールありがとうございます。椎原 澄です。
来年で4年になるのですね。お父さまの死が、ヨー子さんの成長にとってどんな意味があるのか、一緒に考えてみましょうか。
まずは看護師になったことはお父さんの喜びでもあったこと。感謝ですよね。
お父さんが突然亡くなられて、不安定になられたお母さんを2年以上も支えていらしたこと、娘としても看護師としても、立派に役目を遂げられていますね。
それでようやく、ご自分が悲嘆に向きあう時間が訪れたのですね。
ヨー子さん、ご自分の悲しみを受け入れられるまでどうぞ泣いて下さい。でもね「後悔はしない」で欲しいの。だって「過去は変えられない」でしょう?それに長く患わずに逝かれたお父さん、ヨー子さんに後悔して欲しいと、思っているかしら?
むしろ亡くなってからのヨー子さんの存在に、感謝してるんじゃないかな。
娘として、看護師として「反省」すべきことはしてもいいと思います。なぜならそれは、これからの貴女に役立つから。
そしてね、是非、イメージの中でお父さんと対話して欲しいのです。色んな宗教観があるので(私は無宗教です)、亡くなった方の存在をヨー子さんがどう感じているのかわからないのですが、ヨー子さんの今の悲しみは、お母さんにも兄弟にもご主人にも相談できないというけれど、何よりももう「お父さんと話しができない」ということではないかしらね?
私はこの方法を、これまでにも何人もの「喪失感」を抱えている方に試していただいて、確信を持って言えるのですが、イメージの中に亡くなった方を思い浮かべて「本当に話したかったこと」を心の中で対話をして欲しいのです。
ひとりでグルグルと考えているよりも、「ああ、お父さんならこう言ったかもしれない。ああ、お父さんならきっとこう考えるわ」という答えが帰ってくると思います。
そしてね、気が済むまでそれができたら、お父さんに背中を向いて貰って、ずっとその背中を見送るイメージを持って下さい。「死の問題」というのは、実は「生きている側」の問題なのです。ヨー子さんが看護師としても、お父さんの死を体験してもう一歩、貴女らしい生き方を持つことができたら、それこそお父さまの誇りなのではないかしら。
一言だけ注意は、あんまり浸りきらないでね。1日15分とか時間を決めて、気のすむまで(1週間くらいかな)なさってみたらいいと思います。来年のご命日を、どんな気持ちで迎えたいですか?

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回答日時:2011年10月20日(木) 08:46 JST

回答ありがとうございます。
椎原先生のコメントをよんで、少し気持ちが楽になりました。

今でも毎日泣いてしまう自分がいます。

でも、先生が提案してくれた、父との対話を少しですが始めてみました。
父のことを考えるだけで泣いていましたが、
ちょっとずつ父ならなんというだろうと考えられるように
なってきました。

ホントにありがとうございました。

| 20代/女性 | コメント投稿日:2011-10-29 |

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