長年好意にしてきた美容師さんのこと

ご相談者：40代/女性

私は40代独身です。
60年代や70年代の古着や古本などが好きです。なので
洋服はもちろん、古着と既製品と組み合わせて楽しんでいます。
若いころはもっとそれを追求していました。
30歳になると不思議とそれらがやめたくなり、仕事をがんばりたいと強く思うようになりました。
仕事で認めてもらう、一つの事項として服装もきちんとするのもあると思います。
まだ今より若かったので、それを強く信じていました。

今はひととおりそういう経験を経て、自分の一番好きだと感じること、ものに到達したんです。
やっぱり最初にお話しさせていただいたものやことが好きだということに。
でもこれは私の価値観であり、みんながそうあるべきとは思っていません。
人それぞれだなと思うし、そうでありたいとも思います。

3年以上通っている美容院があります。
そこの美容師さんは私のいっているものやことに精通していて
とても個性的な、お店もそういった時代の雰囲気でやっておられて
その人自身もさっぱりしていて、気遣いのできるタイプで私はとても好意にしていました。

彼女も30代になりました。
結婚の話がおおかたになり、私にもいい話はないかとか聞いてくるようになりました。
私はそれほど願望がありませんし、彼氏もいません。でもさびしくみじめに生きているわけでは
ありません。それなりに楽しんでやっていっています。

この間も訪れると、ものすごく機嫌が悪く、何なんだろうと思っていました。
もう古着はあまり着ていない、売りに出すことにした。
古着はまわりの人たちもやめはじめている。今着ている人なんて見たことない。
一度着るのをやめて、復活した人なんてまずいない。
古本なども買いあさらない。お金をためたいんで。冷たい口調でした。

この話と反して私はいろいろ試した結果、古着はデザインもすぐれているし
好きなので、一度は辞めたけどまた復活しているんです。彼女はそれを知っています。
古本もたくさん買うと話していてそういうことをいってきました。
彼女は、いい歳して結婚していないなんて！とか結婚していなくても素敵な彼氏がいたらOK。
そういう価値観。

はっきりは言われていないけど、あなたなんていい歳して何してるの？という雰囲気が
伝わってきました。その時私は、彼女の価値観、私の価値観は違うのだ、
私も一時期彼女のように考えた時期もあります。そう、30代になった時。
でも無理していたし、今の方がよっぽど自分らしいです。結婚は自分からアクションしないと
できないものだし、タイミングや時期もあるとわかっています。それをどうこうはいいません。

私も経てきた道を彼女もほぼ似た感じでやり始めている。そこに今の私を批判するような
言動をされる覚えはないと思います。ましてや長年通っているといえども私は客なのだし。
業者さんとの電話のやりとりも私との会話の時も余裕がなく、
それってこういうことですか？それはどういう意味ですか？相手をせめていくような口調。

彼女がもう少し若い時はそういう人ではありませんでした。明るく話題豊富。
刺青を入れたり奔放だけど、礼儀はちゃんとしていました。

でもうちの家族が一時期、通っていて途中で行かなくなったことがあった時は
この間のようにご機嫌ななめでした。
これは美容師をやっている以上、相性もあるし好みもあるので来なくなる客もいると思います。
いくら常連さんの身内でも。それをいちいち怒るのは筋違いですよね。

終わってから、これから部分染め の入れ直しの時は言ってくださいね、時間がかかるので。
私も覚えていたらいいのですが、忘れちゃいますので。
忘れちゃいますので。そんなことを言ったのははじめてでした。

そして最初に不機嫌だったのがわかりました。
私が部分染めを入れ直したいといったからだったんです。夜に遊びに行くといっていたので、
予定にくいこんだら。。ということだったのでしょう。

私が感じたことは、プロだったら経営者だったらお客さんが優先だろうと。
突然パーマをあてたいとかありえる仕事です。もし困るのなら事前に今日はこちらの都合ですが
できないんです。次でよろしいですか？と聞くべきだし、部分染めは時間がかかると事前に
つたえるべきではないかと。。素人に察しろというのは、傲慢すぎます。
そして、取り組んだお客さんのデータなどはカルテなり、パソコンにでもいれておくのが
プロなんじゃないかと思いました。把握していないというのはもう来なくていいともみなしてもいいと。

長年の常連さんこそ、大事にしないといけないし甘えてしまってはいけないと思います。
なあなあになっているのだなと感じました。

結婚をあせったりする年齢なんだとも思うけど、それは彼女の事情で私は関係ない。
30歳あたりでがんばっておかないと、婚期が遅れるのも私は身をもって経験済です。
でもこれらは彼女の事情だし、価値観。私は私。関係ないと思います。
機嫌悪くされる覚えはありません。馬鹿にされるいわれも。

気にいったヘアースタイルにいつもしてくれますが、30歳になってからの彼女は
はっきりいってちっとも面白くない。私が好きだと思っていたところが薄れてしまい
興味がなくなりました。

そしてなんといってもプロに徹していない、お客さんを大事にしないのも理解できない。
それでも長いので、お互いの距離が近くなり甘えられてしまったのかもと思いなおそうと
しましたが、高いお金を払って家から遠いところにわざわざ行っているので
そういうわけにはいかないと考え始めました。

彼女に会いたくて、素敵にしてもらいたい、長年の情もある。という理由で経済的に
きびしかったけど、通っていましたがこうなると無理する意味もないと。
お店を変えればいいんだと考え始めました。
長い文章ですみません。何かアドバイスをいただけたらと思います。よろしくお願いします。

40代/女性 | 日付：2011年6月23日(木) 02:21 JST | 閲覧件数: 5,726