離婚しても親であることには変わりありませんが…

中野 浩太郎

離婚したとしても親としての立場は変わりませんが
継母として再婚された方にとっては
良い気持がしないのも確かにあるでしょうね。

そのことも、産みの親として理解してあげる広い心を
もつことも大切かもしれませんね。

いろいろご事情があったかもしれませんが
本来であれば、お子様は離婚の時には９割方
母親側に行くものですが
それをされなかったご相談者様にも
負い目があるとは思います。

とは言え、子供にとって母親が二人いると
混乱すると考えるのも早計かもしれません。

よくあるパターンが義母が母親以上にお子様を
可愛がる時など問題にはなりますが
それによってお子様自身が混乱をすることはないでしょう。
むしろ喜んでいるかもしれません。

欧米では離婚先進国だけあって
ステップマザーと言うことはよくあり
複数の親が子供の面倒をみると言うのは当たり前になっています。

悲しいかな日本ではお子様を独占する所有物と考えている方が
多いのも事実です。

しかし、親が子供のためにならないことをすることはあり得ないので
ご相談者がお子様のために何とかしたいとか会いたいとか
思うのであれば、堂々と要求すべきであり
応じないのであれば調停も考えられます。

最近では、故意に意味もなくお子様との面接交渉を拒否した場合
慰謝料の請求が認められています。

ただ、お子様に会うことが自分のエゴかお子様のためを思ってかの
どちらかが判断基準になるでしょうね。

当事務所では、内容証明で面接交渉の要請をする業務を
承ることができます。

よろしくお願い致します。

回答日時：2010年6月26日(土) 10:30 JSTお礼のコメントを書く

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