現在、児童相談の関係の非常勤職員をさせていただいています。

社会福祉士資格はありますが、自信はないので他の回答があることを望みます。

児童福祉法の法律上定義では18歳未満までが児童にあたるので
児童相談所ではケースとして対応できません。

都道府県や、市の管轄している公的機関であれば
フリーター、ニートを取り扱う青少年課や、男女共同参画課
ハローワーク等が、あるかと思いますが
重要なのは、ご長男自身が取り組むべき課題
としていかなくてはならないかと思います。

親としては、現在に至るまでの関わりのなかで、
どのように長男さんと向き合ってこられたかを
振り返ることは大切かと思いますが、大事なのは

長男さんはもう自分の分身ではありません。
長男さんの内心は、親から自立しなければという気持ちと、
大学をやめた罪悪感、社会にでる不安でいっぱいなのではないでしょうか？
長男だからこそ負う責任感は、親の思っている以上にもっていることが多く
本人にも自覚はなく、無意識に備わっていることが原因になっている時は
本人はとてもしんどい状態でしょう。

成長には反抗期はなくてはならないものです。
反抗期はそれぞれ、その人、その環境によって
時期も様相も回数も、さまざまです。
大人になってからでも自分には気がつきにくいかもしれませんが
波があってもおかしくはないし、こういうときこそ
どれだけ適切な関わりをもてるか・・・
お父さんご自身にも言えるとおもいますが、ピンチはチャンスです。
親として、また社会人同士として向きあうこと
長男さんということは、下の兄弟さんにとっても有効な経験になるとおもいます。

注意、指導でことが済む問題ではないとお考えになられたからこそ
精神的教育・・・と記されておられるのだと思います。

社会性は社会の中で備わってくるもの。
でも社会の核になるのは家庭です。

具体的に、親としてできることは、長男さんと一緒に
おばあさんにきちんとお話しにいかれてはいかがでしょうか。

長男にお金を出したことは親の知らないところで
行われているので、肩代わりはできないけれど
おばあさんにお金をだすな、ではなく、
いくら何の為につかうのか、明確にしたり
貸借観念をこの際きちんとつけてもらうようにしないと
長男さん自身の為にも、今後のおばあさん自身の老後の為にも心配です。

たくさんのひとに支えられて生きているのだ
ということを実感する機会がなければ、感謝がない、感謝しろ
といっても、いつまでたっても言う側のひとりよがりになり、
身につくものではありません。

親類だからこそもつ力の可能性を上手につかって行くのもよい方法だと思います。
また、専門でなくても身の周りの方に相談したら
意外とにどこにでも大小問題をかかえているものだ、
と勇気づけられるかもしれません。

親自身が長男さんの事を世間に隠したり
腫れものにさわるような対応はしないように、
真剣に向き合ってあげてください。

長男さんは、何のために働くのかを模索しているのだと思います。
お金は食べていくため・・・にあるのでしょうか？

お金の入り口（勤労）を探すことも、さることながら
出口（夢、希望）が見えにくい今のご時世。

専門家から方法を聴くことはできても、
コーチングを学んでみても、目的や、目標はおしえてくれません。

だからこそ、ご長男さんと一緒にそういったところを語り合う時間が
鍵になるのではないでしょうか？

と書いたところで、予想もつかない、すばらしい親子像
が浮かんできました。

大丈夫です。ゆったり大きな器で構えて
見守ってあげてください。


子ども叱るな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ。


物事は　思うがごとくならねども
　　　　　行い重ねて成ると　知るべし　　　　

| 和光同塵 / 30代 | 女性 | 2010年1月28日 16:28 JST |

和光同塵様　ありがとうございます。
確かに私自身が仕事にかこつけて向き合って話すことが極端に減ってると思います。時間という物は自分で作る物ですので、長男が遅く帰って来ても待って５分でも１０分でも話をする機会を増やそうと思います。まずは人に頼らず自ら解決策を見いだそうと思います。他人に頼るのはその後にすることにします。
本当にありがとうございます。

| ひろぽん / 40代 | 男性 | 2010年1月28日 18:24 JST |