本当の問題は友達ではなく、自分の問題ではありませんか？

佐古 康弘

ななせさん、ご相談ありがとうございます。
部活の部長選をキッカケに、友達関係で悩んでいるのですね。

「クラス、学校のためなら全力で協力します」とても素晴らしいですね。
学級委員や生徒会を任される訳ですね。

今回は部活の部長を親友と争っているが、親友の誰にでも好かれようと、部長になろうとしてる態度が許せないのですね。
正々堂々勝負したいという、ななせさんの気持ちは立派です。
親友にこの気持ちも伝えたけど、行動は変わらない。
そんな親友を見ているとストレスが溜まり、一人でいたいと思うのですね。

私は、一人で行動してもいいと思いますか?
それとも我慢したほうがいいですか?
この答えは、もちろん自由に行動してください。
ななせさんの行動を決められるのは、ななせさんだけですよ。
ただ、一人で行動することで起きる問題には、全て責任を持たなくてはいけない。
我慢するにしても、その行動を選んでいるのは自分自身です。
自分が選んだ行動でストレスを感じてしまうのなら、自分自身を変える以外方法はありません。
親友も自由に行動しているはずです。
だから、ななせさんの気持ちは理解したけど、親友には親友のどうしてもやらなければいけない気持ちがあるので、行動は変わらない。
ななせさんは、親友に気持ちは伝えましたが、親友の気持ちは聞きましたか？
ななせさんは、親友を理解しようと精一杯の努力をしましたか？
人間は理屈で行動しているのではありません。
気持ちで行動しています。
なので、行動を変えたいのであれば、相手の気持ちを理解し、自分と相手が納得できる行動を提案する事です。
ななせさんが親友と一緒にいる目的は何かを再確認してみましょう。

平等にみてもらうためには、どうしたらいいしょか?
この質問は、誰が平等に見ていないのですか？
親友が、ご機嫌取りしている事実は解りましたが、ご機嫌取りされると平等に見て貰えないというのは間違いです。
顧問の先生も部員も、ななせさんと親友を平等な目でいつもしっかり見ているはずです。
ご機嫌取りであろうが、親友の行動は親友の行動です。
部長を決定する人達の目は何も変わっていないのですよ。
それに、部長というのは、最近の行動だけを見て選ばれるものなのですか？
今までの行動を全て総合して、ふさわしい人が部長になるのではありませんか？
そうでない部長ならば、ななせさんにとって部長というのは何故なりたいのでしょう？
ななせさんは今、親友と自分を比べる必要がないのに比べてしまっています。
ななせさんが比べても何もいい事はありませんし、顧問の先生や他部員の印象は全く別物なんですよ。
正々堂々争いたいのなら、顧問の先生や部員を信じて、ななせさんに出来る部長らしさを発揮すればいいだけです。
親友がどんな行動しようが、本来は関係ない事なんです。
ななせさんが注目すべき相手は親友ではありません。
部長として今出来る事を最大限出来ているかという、自分に集中しましょう。

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回答日時：2012年7月18日(水) 19:16 JSTお礼のコメントを書く

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