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今後の進路について

ご相談者:30代/女性

はじめまして。
地方から上京してきて半年位経ちました。
東京の人たちは、冷たいとかいうイメージがあるようですが、私には、みんなサバサバしていて逆に居心地がいいです。
地元では、私はいじめられっ子だったので、不器用でどん臭くて大人しいというような、いじめられっ子のイメージからちょっとでも外れた事をするとすぐに悪口を言われそうで、言われないためにいつも気を遣っていました。例えば早足で歩くと粋がっているとか言われるので少し猫背気味で歩くとか、自分に癖を付けたりしていました。
だから東京は居心地がいいです。どちらが自然体でいられるかと言えば当然東京です。
新しい職場では、他の人が10歩進歩する時に私は3歩位しか進歩しない感じですが、上司は「人だから仕方ない」とか、「100%努力してくれるなら100%サポートする」とか言って下さいました。だから、好意を無駄にしないように努力しているつもりです。

今回何を相談したいかと言うと、今後進路をどのようにとればいいのかです。
今の職場でも、正社員のチャンスはあります。化粧品の商社です。でも自信はありません。
英語を勉強して、翻訳の仕事に就くことも考えたりしますが、家に帰ると疲れて寝てしまいます。精神病を持っていて、休日は何もする気になりません。
このまま何者にもなれずに歳をとっていくだけなのかなと思ってしまいます。
一方で心のどこかでは、何者にもなれなくても、飢え死にしなければいいじゃないかと開き直っています。
でも、休日寝てばかりいたら、ある人に「ダメダメだ」と言われてしまいました。
寝てばかりいるといけないと思いつつ、起き上がるのがどうしても面倒です。
精神病のせいなのか、性格が怠け者なのか、おそらくどちらもあると思います。

川崎さんは自分らしい自然体の生き方をサポートしておられるようですが、私だって出来ればそういう生き方をしたいです。
でも、今まで大学を卒業したのだって、ただ就職しやすくするためだったし、今だって生活のためです。自分の欲求が最大限満たされる仕事に就いたら、当然自分らしいと思えるだろうけど、そんな事を言っていたらきりがないです。

でも、川崎さんの回答をいつも拝読させていただいて、元気をもらっているので、今回気持ちを聞いて頂けるだけで幸いです。宜しくお願いします。

30代/女性 | 日付:2010年10月 3日(日) 20:38 JST | 閲覧件数: 2,542

あなたの中にある良さをもっと自覚しましょう。

川崎 ノブアキ

心理トレーナーの川崎です。
ご相談ありがとうございます。

いつも私の回答を読んでいただけるとのこと
うれしく思います。
上京して半年たち、新しい場所で心地よく過ごされているようですね。
優しい職場なようで、文章の中から苛立ちや不安、
とげとげしい雰囲気も感じられず、とても柔らかい感覚が伝わってきました。

これは、あなたの性質が温厚だからそう感じるのか、
それとも、毎日の生活を通して心の中は、安定して
落ち着いて過ごされているのではないかと感じましたよ。

実際はそんなことがないのかどうか分かりませんが
文章全体を読みながら、ほのぼのと陽だまりの中にいるように
温かくとても優しい気持ちになりました。
ありがとうございます。

ですから、今回相談をいただきましたが
焦らず今のままでゆっくり。という言葉で締めたいくらいです。

こんな風に書いたのも、
あなたから相談としていただいていますが、
相談文から、困っているような感じの相談に感じられないのです。


どういうことかというと、本当は毎日幸せなのに、
こんな状態を安心してはいけない。

「もっと幸せがやってくるはずだ。」
「だから私はもっと努力をしなければいけないんだ」
「もっと将来のことを考えなければいけないんだ」

というような声が聞こえてきて、自分で自分に課題を出しているように
感じましたよ。

感じるままに書いていますので、
違っていたらすみません。

だから、もっと今の状態を受け入れてみて、
味わってみればいかがですか?
少なくても、今は何かから抵抗しているように感じてしまいました。
何から抵抗しているのかを見つめてみてくださいね。


自分らしさを意識されているのですね。
いいことですね。
自分らしさのひとつには、
ありのままということを大切にして欲しいと思います。

静かに身をゆだねて、しばらくその場で起こることを
感じてみると、毎日が少し違って見えるかもしれませんよ。

また変化があれば教えてください。


さて、翻訳の仕事をする為に英語の勉強をしようと思っているのですね。
だけど今はやる気がおきないため、
自分を責めているように書かれていましたが
こちらも焦らなくて良いのではないでしょうか。

焦るということは何かと比べていたり、
目に見えないものと戦っているだけです。

勉強できないあなた自身の行いを責めるのではなく
・本当にやりたいのか、どれくらいやりたいのか
・翻訳の仕事が出来たら何ができるようになるのか
・どんな楽しいことがあるのだろうか

やりたくなる為の材料を補給してあげてはいかがですか。
まだやりたくないから、動かないだけです。

なにも単語を覚えたり英文を書いたりすることが
翻訳の仕事に繋がる一歩ではありません。
上に書いた3つのことを考え続けることも
充分翻訳の仕事をする為の準備をしていることになりますよ。

やりたくなる材料が溜まって毎日寝る間も惜しんで
勉強を始めることになったときのために体が
今のうちに体力を蓄えてくれているのかもしれませんし
何もしたくなくダラダラしていると思わず、
充電をしているだと思ってみてください。

寝てしまった・・・ではなく
休日は体力を温存して寝るために存在しているから
「私は寝る」と宣言しておくと、後悔はないはずです。


自分らしく生きるというのは、ありのままに繋がります。
ありのままでいるためには、起こることを受け入れ、
受け入れるときに発生する自分の感情を常に見つめ、
どういうときにどんな反応をするのか、
どんなことが起こっているのか自分を知り
反応してことに対して、自分を変えていこうとし、
そんな自分を人前で開示できる人です。


すでにあなたはこんなオープンな場で自分を開示できていますよ。
だからもっともっと、あなた自身の中にある良さを認めてください。

少なくとも私はあなたに心地よい気持ちにさせてもらうという
贈り物をいただきましたよ。

そんな、すばらしいあなたの価値を
いろいろな人に提供してあげてくださいね。

その手段の一つとして翻訳があるのなら
ぜひ叶えてください。

応援しています。

やりたいことを見つけるマンツーマン・トレーニングも
やっていますので、一緒に見つけていきませんか?

また声を聞かせてくださいね。

このプロに有料相談

回答日時:2010年10月 4日(月) 00:50 JST

早速のお返事どうも有難うございます。
ご指摘頂いたように、特別困っている訳ではなかったのですが、
周りの人に将来の為にもっと努力するように言われるので、
そう言われるとこんなにダラダラしていていいのか、
将来後悔する事にならないか、何だか不安になるので相談させて頂きました。
教えて頂いた考え方で、勉強する気が湧いて来そうです。
ちょっとポジティブになれました。有難うございます。
私も自分の気持ちを殺してばかりいました。
色んな体験をして色んな気持ちを味わいたいです。
マンツーマン・トレーニングぜひ受けてみたいです。
よろしくお願いします。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2010-10-04 |

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